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リンク先の元ネタを読むと分かりますが、ここで富野氏のいうところの「スペースコロニー」とは、ガンダム世界のようなオニールの宇宙島スタイルを指しています。であれば、非現実的というのはしごく真っ当な見解でしょう。
より一般的な「宇宙殖民地」としての解釈をするとして、「惑星または天然の大型衛星上でのスペースコロニー」ということなら、まあアリかもしれませんけど。(それが何年後に可能になるのかはともかくとして)
> リンク先の元ネタを読むと分かりますが、ここで富野氏のいうところの「スペースコロニー」とは、ガンダム世界のようなオニールの宇宙島スタイルを指しています。であれば、非現実的というのはしごく真っ当な見解でしょう。
ジェイムズ・P・ホーガンの「終局のエニグマ」ってSF小説がスペースコロニーを舞台としているのですが、このコロニーがガンダムに出てくるような大きなガラス窓をもつコロニーではなくて窓がまったく無い閉鎖型のコロニーです。文庫本の終わりの解説ではこの件にも触れていて、(私の記憶では)オニールが提唱して以降の研究を反映させたものであるとのこと。つまり、ああいう大きな窓ガラスがあると、コロニー内に侵入してくる有害な宇宙線のレベルが高すぎて人間が長期滞在できないんだとか。ホーガンの小説ではコロニーの外壁は厚さ数メートルの土砂をサンドイッチした構造になっています。
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可能かどうかって聞かれたら・・・ (スコア:0)
だって今すでに地球っていうスペースコロニーがあるわけだし
Re: (スコア:2)
リンク先の元ネタを読むと分かりますが、ここで富野氏のいうところの「スペースコロニー」とは、ガンダム世界のようなオニールの宇宙島スタイルを指しています。であれば、非現実的というのはしごく真っ当な見解でしょう。
より一般的な「宇宙殖民地」としての解釈をするとして、「惑星または天然の大型衛星上でのスペースコロニー」ということなら、まあアリかもしれませんけど。(それが何年後に可能になるのかはともかくとして)
宇宙放射線病は深刻ですぞぉ (スコア:5, 興味深い)
> リンク先の元ネタを読むと分かりますが、ここで富野氏のいうところの「スペースコロニー」とは、ガンダム世界のようなオニールの宇宙島スタイルを指しています。であれば、非現実的というのはしごく真っ当な見解でしょう。
ジェイムズ・P・ホーガンの「終局のエニグマ」ってSF小説がスペースコロニーを舞台としているのですが、
このコロニーがガンダムに出てくるような大きなガラス窓をもつコロニーではなくて窓がまったく無い閉鎖型のコロニーです。
文庫本の終わりの解説ではこの件にも触れていて、(私の記憶では)オニールが提唱して以降の研究を反映させたものであるとのこと。
つまり、ああいう大きな窓ガラスがあると、コロニー内に侵入してくる有害な宇宙線のレベルが高すぎて人間が長期滞在できないんだとか。
ホーガンの小説ではコロニーの外壁は厚さ数メートルの土砂をサンドイッチした構造になっています。
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
ミノフスキー物理学という技術革命があった世界ですから (スコア:0)
有害な宇宙線を遮断できる技術が存在できるのでしょうけれど、現実の世界では無理ですね。
絶対に無理かというと、そこは難しいところで、有人火星計画では宇宙船か、宇宙船に同伴する宇宙船に電磁シールドを持たせて
有害な宇宙線を遮断できる技術を開発しようとしていますから、同様の一種の日傘のような発電システムなどと兼用になる何かで
スペースコロニー群をカバーする採算性の良い技術が開発されれば、無理ではなくなるはずです。たぶん。
いまの科学技術では、無理という点には間違いは無いけど、未来にも絶対に無理というと難しい。
むしろ、オニール提唱のシリンダー型スペースコロニーは「人間工学」的に、人間の定住環境として最適な形では無いという視点は
否定できないと思います。アニメなどで語られていた宇宙世紀の裏側で、何が行われていた、つまり、不適切な環境でも住むことを
強制された理由とか、適切な定住環境を開拓すべく何をしていたか、それが現代にも通じる技術愛好家へのメッセージだと思います。