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>前回にこのような大規模な太陽嵐が発生したのは 1859 年
いや,まあ,歴史的なでかいやつはそうですが,大規模な磁気嵐という意味ではもっと起きてますよね?前回の2003年は磁場の方向の関係で(磁気嵐の大きさに比べ)被害は思ったほどではありませんでしたがスウェーデンで停電が起きてますし,その前の1989年ではケベックで送電網の一部破壊,そのもう一つ前の1972ではアメリカ西海岸での電話網一部破壊と,それなりに被害は出てます.#まあ,磁気嵐の極大前に警報が出せるようになり,あらかじめ対策がとれますので被害は昔より減少傾向ではありますけどね
うろ覚えですが,高エネルギー粒子はフレアなどで直接形成されるのではなく,通常吹いている低速の太陽風(300-400km/sぐらい)に,何らかの要因で発生した高速の太陽風(確か倍ぐらいの速度)がぶつかり,次第に衝撃波面(のようなもの? CIR:co-rotating interaction region)を形成,そこに生じた複雑な磁場面で加速されることで発生するんじゃなかったかと.で,このCIRが地球近傍に到達すると,そこで発生している高速陽子等が拡散前にそのまま多量にぶち当たるようになるので,高エネルギー陽子のピークはほぼイコールCIRの地球到達時刻,だったような.……多分.
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
それはそうだけど (スコア:5, 参考になる)
>前回にこのような大規模な太陽嵐が発生したのは 1859 年
いや,まあ,歴史的なでかいやつはそうですが,大規模な磁気嵐という意味ではもっと起きてますよね?
前回の2003年は磁場の方向の関係で(磁気嵐の大きさに比べ)被害は思ったほどではありませんでしたがスウェーデンで停電が起きてますし,その前の1989年ではケベックで送電網の一部破壊,そのもう一つ前の1972ではアメリカ西海岸での電話網一部破壊と,それなりに被害は出てます.
#まあ,磁気嵐の極大前に警報が出せるようになり,あらかじめ対策がとれますので被害は昔より減少傾向ではありますけどね
どうして高エネルギー陽子がそんなに遅れてくるのだろうか (スコア:2, 興味深い)
を見るとX線フラックスは太陽フレア発生直後に最大となっていますが、
10 MeV 以上の陽子のフラックスは1日以上遅れて最大となっています。
運動エネルギー 10 MeV の陽子の速度は光速の約 0.15 倍なので、
X線に比べて約1時間遅れで地球に到達する。
(地球太陽間:1.5 x 10^11 m、光速 3 x 10^8 m/s)
何故X線フラックスは発生直後に最大で高エネルギー陽子は1日以上遅れて
最大になるのでしょうか。加速に要する時間?
Re:どうして高エネルギー陽子がそんなに遅れてくるのだろうか (スコア:2, 参考になる)
うろ覚えですが,高エネルギー粒子はフレアなどで直接形成されるのではなく,通常吹いている低速の太陽風(300-400km/sぐらい)に,何らかの要因で発生した高速の太陽風(確か倍ぐらいの速度)がぶつかり,次第に衝撃波面(のようなもの? CIR:co-rotating interaction region)を形成,そこに生じた複雑な磁場面で加速されることで発生するんじゃなかったかと.
で,このCIRが地球近傍に到達すると,そこで発生している高速陽子等が拡散前にそのまま多量にぶち当たるようになるので,高エネルギー陽子のピークはほぼイコールCIRの地球到達時刻,だったような.
……多分.
Re:どうして高エネルギー陽子がそんなに遅れてくるのだろうか (スコア:4, 参考になる)
引き起こされる様です。
高精度な光のエネルギー・位置分解能が求められるから当然なの
かもしれませんが、太陽フレアによる粒子加速って最前線なテーマ
だったんですね。
検索 [google.com]
東大宇宙惑星科学グループ [u-tokyo.ac.jp](他の資料と合わせて読むと分かりやすい)
太陽フレアをほぼ再現、最新モデル開発成功 [astroarts.co.jp]