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まあ当たり前の話ではありますが,断熱層で囲まれてます.たれ込みのリンク先にある現状報告やらに建設中の図やら断面図がありますのでご覧ください.
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/xmass/status.html [u-tokyo.ac.jp]http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/xmass/gallery/index.html [u-tokyo.ac.jp]
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/xmass/gallery/XMASS800kg_vessel_v9_tr... [u-tokyo.ac.jp]↑の銅製の外殻容器が二重になっていますが,この中を真空に引いて断熱層にします.(もっと極低温まで冷やす装置の場合は間を真空に引くだけでなくスーパーインシュレーターを入れたりしますが,このぐらいの温度だとそこまでは要らないかな)
同じく馬鹿なので分かりませんが, 液体の水と固体の水で, 大きく違っていそうなのは分子の配置が結晶化してそろっているかどうかだけのような気がするので, 今回の実験に関してはあまり影響が無いようにも思えるのですが, 実際のところどうなんでしょう?
>分子の配置が結晶化してそろっているかどうかだけのような気がするので
この推測は正しいです.だからこそ,わざわざ凍らせないわけで.凍らせたらメンテが大変でしょ?
>この推測は正しいです.だからこそ,わざわざ凍らせないわけで.
水と氷とでは体積も違えば光の屈折率も違うことは小学校でも習いますよね?水槽側面にはカミオカンデのように光電子増倍管が取り付けられるんですよ?なにがどう正しいのか意味がわからないんですが
わかりやすく説明しましょう.
水か,氷かというのは,計測対象であるチェレンコフ光の発生という現象の本質にはほとんど影響しないと言うことです.
屈折率とか,膨張するとか,そういうことは技術的な問題で,仮にどうしても氷でなくてはならない理由があれば科学者は万難を排して氷からのチェレンコフ光を捉えようとするでしょう.
屈折率に至っては技術的な問題にもなりません.
これでお分かりだと良いのですが.
えっと間違っていたら教えてほしいのですが, 今回の装置は暗黒物質を捕獲するのはキセノンで, 水槽はバックグラウンド雑音を遮蔽するために存在します. したがって光電子倍増管が設置されるのは銅球の内側で, 水槽側は関係ないと思うのですが.
>水槽側は関係ないと思うのですが.
水槽内面にもPMTが付いてます.(ノイズ源である外部からの粒子が来た場合に検出し,その際のシグナルを区別するため)
屈折率はどうでもいいが、普通に凍結したら体積の膨張で壊れますな
実際には体積と比熱の差で、液化キセノンがあったまるだけだと思うけど
>屈折率はどうでもいいがチェレンコフ光は屈折を起こさないとでも?
水タンクはキセノンタンクよりも外側にあるので、水はキセノンに接していると同時に外界にも接しています。水をキセノンと同じ温度にするとしても、水と外界との間に断熱が必要で、断熱が必要なことに変わりはありません。(水を凍らせる選択をすることによって、断熱を省略できるわけではありません)
それに、1トンのキセノンに加えて本来冷やす必要のない800トンの水を冷やすより、1トンのキセノンだけを冷やす方がずっと楽です。
ですので、水は液体のままのほうがいいです。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
馬鹿なので分かりませんが (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:馬鹿なので分かりませんが (スコア:4, 参考になる)
まあ当たり前の話ではありますが,断熱層で囲まれてます.
たれ込みのリンク先にある現状報告やらに建設中の図やら断面図がありますのでご覧ください.
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/xmass/status.html [u-tokyo.ac.jp]
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/xmass/gallery/index.html [u-tokyo.ac.jp]
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/xmass/gallery/XMASS800kg_vessel_v9_tr... [u-tokyo.ac.jp]
↑の銅製の外殻容器が二重になっていますが,この中を真空に引いて断熱層にします.
(もっと極低温まで冷やす装置の場合は間を真空に引くだけでなくスーパーインシュレーターを入れたりしますが,このぐらいの温度だとそこまでは要らないかな)
Re:馬鹿なので分かりませんが (スコア:1)
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Re:馬鹿なので分かりませんが (スコア:1)
同じく馬鹿なので分かりませんが, 液体の水と固体の水で, 大きく違っていそうなのは分子の配置が結晶化してそろっているかどうかだけのような気がするので, 今回の実験に関してはあまり影響が無いようにも思えるのですが, 実際のところどうなんでしょう?
Re:馬鹿なので分かりませんが (スコア:1)
>分子の配置が結晶化してそろっているかどうかだけのような気がするので
この推測は正しいです.だからこそ,わざわざ凍らせないわけで.
凍らせたらメンテが大変でしょ?
Re: (スコア:0)
>この推測は正しいです.だからこそ,わざわざ凍らせないわけで.
水と氷とでは体積も違えば光の屈折率も違うことは小学校でも習いますよね?
水槽側面にはカミオカンデのように光電子増倍管が取り付けられるんですよ?
なにがどう正しいのか意味がわからないんですが
Re:馬鹿なので分かりませんが (スコア:2, 参考になる)
わかりやすく説明しましょう.
水か,氷かというのは,計測対象であるチェレンコフ光の発生とい
う現象の本質にはほとんど影響しないと言うことです.
屈折率とか,膨張するとか,そういうことは技術的な問題で,仮に
どうしても氷でなくてはならない理由があれば科学者は万難を排し
て氷からのチェレンコフ光を捉えようとするでしょう.
屈折率に至っては技術的な問題にもなりません.
これでお分かりだと良いのですが.
Re:馬鹿なので分かりませんが (スコア:1)
えっと間違っていたら教えてほしいのですが, 今回の装置は暗黒物質を捕獲するのはキセノンで, 水槽はバックグラウンド雑音を遮蔽するために存在します. したがって光電子倍増管が設置されるのは銅球の内側で, 水槽側は関係ないと思うのですが.
Re:馬鹿なので分かりませんが (スコア:1)
>水槽側は関係ないと思うのですが.
水槽内面にもPMTが付いてます.
(ノイズ源である外部からの粒子が来た場合に検出し,その際のシグナルを区別するため)
Re: (スコア:0)
屈折率はどうでもいいが、普通に凍結したら体積の膨張で壊れますな
実際には体積と比熱の差で、液化キセノンがあったまるだけだと思うけど
Re: (スコア:0)
>屈折率はどうでもいいが
チェレンコフ光は屈折を起こさないとでも?
Re: (スコア:0)
循環してる以上、液体キセノンとの間の断熱がそれなりにあれば凍らないとは思いますが。
Re: (スコア:0)
水タンクはキセノンタンクよりも外側にあるので、
水はキセノンに接していると同時に外界にも接しています。
水をキセノンと同じ温度にするとしても、
水と外界との間に断熱が必要で、断熱が必要なことに
変わりはありません。(水を凍らせる選択をすることに
よって、断熱を省略できるわけではありません)
それに、1トンのキセノンに加えて本来冷やす必要のない
800トンの水を冷やすより、1トンのキセノンだけを
冷やす方がずっと楽です。
ですので、水は液体のままのほうがいいです。