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将来的には普通の輸血にも使えるのかもしれませんが、おそらく、まずは造血幹細胞移植に向けた技術なんでしょうね。
骨髄移植(ドナーの負担大)にしろ臍帯血移植(量が少ない)にしろ、患者と同じ型の造血幹細胞を必要なだけ用意するのは大変。自分の細胞から安全に作れればいろいろおいしい。
この論文ですが、多分化能は証明していますが自己複製能は証明していないですね。だから、stem cellsではなくprogenitorsという言葉が注意深く使われています。
造血幹細胞移植に臨床応用するなら造血幹細胞の増幅技術がセットでないと使えませんが、そもそも造血幹細胞を増幅する技術があれば、非血液細胞から造血幹細胞を誘導しなくてもドナー問題の多くは片付いてしまいます。
骨髄液を1000ml取ろうとするから(日本でも非血縁者間末梢血幹細胞移植ができるようになりましたが)全身麻酔や自己血貯血や厳密な健康診断や入院スケジュール調整や弁護士立会いの同意面談が必要なのであって、造血幹細胞をたった100倍に増幅できさえすれば、話は一変します。
骨髄液は10mlで済みますから、簡単な健康診断後その日のうちに外来で10分で採取できてしまいます。したがって、「ドナー候補に断られた」で移植できなくなる頻度は減ります。また、臍帯血中の幹細胞も増幅できれば、体の大きな男性患者に対しても「HLA一致した臍帯血はあるけど細胞数が足りない」という事態が減りますよね。
再生不良性貧血などの非悪性疾患への移植を考えれば、移植片対宿主病(GVHD)が起こりにくい自家移植は魅力的です。ただ、数がずっと多い白血病などの悪性腫瘍に対する移植では、自家移植は移植片対腫瘍効果が望めないため、適応が限られます。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
将来的には献血が不要になるのかな? (スコア:1, すばらしい洞察)
ってことは、将来的には献血が不要になるのかな?
現状は時間が掛かる (スコア:2, 参考になる)
手術することが決まっているとか血液疾患の治療とか、待てる場合には有望でしょう。
一方で事故での緊急輸血とかは対応できないので、すぐに献血が要らなくなることにはならないのではないでしょうか。
(そういえばしばらく献血してないな)
Re: (スコア:2)
将来的には普通の輸血にも使えるのかもしれませんが、おそらく、まずは造血幹細胞移植に向けた技術なんでしょうね。
骨髄移植(ドナーの負担大)にしろ臍帯血移植(量が少ない)にしろ、患者と同じ型の造血幹細胞を必要なだけ用意するのは大変。自分の細胞から安全に作れればいろいろおいしい。
そもそも造血幹細胞の増幅技術がみつかっていない (スコア:0)
この論文ですが、多分化能は証明していますが自己複製能は証明していないですね。だから、stem cellsではなくprogenitorsという言葉が注意深く使われています。
造血幹細胞移植に臨床応用するなら造血幹細胞の増幅技術がセットでないと使えませんが、そもそも造血幹細胞を増幅する技術があれば、非血液細胞から造血幹細胞を誘導しなくてもドナー問題の多くは片付いてしまいます。
骨髄液を1000ml取ろうとするから(日本でも非血縁者間末梢血幹細胞移植ができるようになりましたが)全身麻酔や自己血貯血や厳密な健康診断や入院スケジュール調整や弁護士立会いの同意面談が必要なのであって、造血幹細胞をたった100倍に増幅できさえすれば、話は一変します。
骨髄液は10mlで済みますから、簡単な健康診断後その日のうちに外来で10分で採取できてしまいます。したがって、「ドナー候補に断られた」で移植できなくなる頻度は減ります。また、臍帯血中の幹細胞も増幅できれば、体の大きな男性患者に対しても「HLA一致した臍帯血はあるけど細胞数が足りない」という事態が減りますよね。
再生不良性貧血などの非悪性疾患への移植を考えれば、移植片対宿主病(GVHD)が起こりにくい自家移植は魅力的です。ただ、数がずっと多い白血病などの悪性腫瘍に対する移植では、自家移植は移植片対腫瘍効果が望めないため、適応が限られます。