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まあ量が多いとはいっても、比較的酸化しやすい(還元しにくい)金属だから、純金属を得るのにはそれ相応のコストがかかりますけどね
6N銅は、電気銅をさらに精錬しないといけないし、コンタミ防止のために専用の炉・鋳造設備が必要、成分を保証するのに特殊な分析が必要etc.で、通常の4N銅にTiを添加する方法に対してコストでは比較にならないですよ。
6Nの銅に工業的に必要とされる特性は①不純物が少ない、②①ゆえに柔らかい、というのが現在の主なところです。半導体の銅配線用スパッタリングターゲットとかは①なんで6Nを使わざるを得ないですが(その割にはダマシンメッキ用のアノードには4N-Pを使ってる)、②の用途では6Nの高価さゆえにほとんど使われてません。唯一とも言ってもよいのは銅ボンディングワイヤぐらいでしょうか(高速でダイに圧接するので硬い線だとシリコンが割れてしまう)極細線なので、加工費が大きく相対的に材料費が小さい、使用される材料そのものの量も少ない、6Nの銅が高いといっても今まで使われている金よりは安い、等の有利な条件があって使われつつあるようですが、特性的にはいまいちで金ボンディングワイヤを代替するにはいたってません。もっと太いところ(たとえばモーターの巻き線、柔らかいともっと充填密度が上げられて効率がよくなるor小型化できるはずというニーズがある)では、前述のとおり6Nでは高すぎで使われていませんが、通常の4N+アルファ程度の価格であればひょっとしたら競争力があるかもしれません。
元素としてのチタンなら, 白色塗料としての酸化チタンなんかは日用品とか化粧品なんかにもよく使われています.
いつだったかm&m's(チョコレート)の成分表に出てた気がします>酸化チタン着色料…だったんでしょうか。
今も使われてるのかな?
TiO2は光触媒活性がありますね。※ただし紫外線のみ吸収・利用、ほぼ白色。
チタン製品が高価なのは加工性の問題では。金属チタン自体もレアではあるけど、ゴルフクラブなんてどうでもいい物にまで使われる程度にありふれてるし。合金の原料としてはそれほど気にすることもないかと。ごく微量だし。
チタンが高価なのは加工もだけど、精錬が高コストだからでレアな金属じゃなく、埋蔵量は鉄に次ぐほど多いと言われてます。
チタン製品が高いのはイメージ戦略が一番ですよ。昔ほど資源的にはレアでもないし、現状で回っているのは加工性の良い合金が多いんで。昔は6-4のイメージが大きかったけどね。
>添加物とはいえ、チタンと聞くと高価なイメージがしますチタン製品が高額なのは加工コストが高いからで、添加剤として使う分には大したことないのでは。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
コスト的に (スコア:0)
添加物とはいえ、チタンと聞くと高価なイメージがします
得た効果とコストを比べたとき、消費者はどちらを選ぶかな
Re:コスト的に (スコア:4, 興味深い)
実際、中国で街灯のポールとして大量消費されていたと言う例もあって、精練度が低ければ割と安価に手に入っていたみたいです。
恐らく、日本で出回った当初は精練や加工の結果で「硬い。加工し難い」なんてイメージ先行だったのかなと想像してます。
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「その街灯のポールが突然折れたりするから面白い」と、チタン鍛造技術開発している学校の先輩から聞いた酒の席は楽しかった。
先輩が製品のエンドユーザから日本GPへ招待された(本人はそれまでF1興味無し)なんて話聞いて、「なんて裏山……」と思ったりとか。
そういや、ニコンのFM2にも軍艦部がTiなFM2/Tiってあったなぁ。F3/Pのイメージで買おうかと思ったら、
NSPの人から「柔らかいからコレクター以外買うメリットないよw」と止められたっけ
fj.jokes出身:
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
まあ量が多いとはいっても、比較的酸化しやすい(還元しにくい)金属だから、純金属を得るのにはそれ相応のコストがかかりますけどね
Re:コスト的に (スコア:3, 参考になる)
6N銅は、電気銅をさらに精錬しないといけないし、コンタミ防止のために専用の炉・鋳造設備が必要、成分を保証するのに特殊な分析が必要etc.で、通常の4N銅にTiを添加する方法に対してコストでは比較にならないですよ。
Re:コスト的に (スコア:3, 参考になる)
6Nの銅に工業的に必要とされる特性は①不純物が少ない、②①ゆえに柔らかい、というのが現在の主なところです。
半導体の銅配線用スパッタリングターゲットとかは①なんで6Nを使わざるを得ないですが(その割にはダマシンメッキ用のアノードには4N-Pを使ってる)、②の用途では6Nの高価さゆえにほとんど使われてません。
唯一とも言ってもよいのは銅ボンディングワイヤぐらいでしょうか(高速でダイに圧接するので硬い線だとシリコンが割れてしまう)
極細線なので、加工費が大きく相対的に材料費が小さい、使用される材料そのものの量も少ない、6Nの銅が高いといっても今まで使われている金よりは安い、等の有利な条件があって使われつつあるようですが、特性的にはいまいちで金ボンディングワイヤを代替するにはいたってません。
もっと太いところ(たとえばモーターの巻き線、柔らかいともっと充填密度が上げられて効率がよくなるor小型化できるはずというニーズがある)では、前述のとおり6Nでは高すぎで使われていませんが、通常の4N+アルファ程度の価格であればひょっとしたら競争力があるかもしれません。
Re:コスト的に (スコア:1)
元素としてのチタンなら, 白色塗料としての酸化チタンなんかは日用品とか化粧品なんかにもよく使われています.
Re:コスト的に (スコア:2, 興味深い)
いつだったかm&m's(チョコレート)の成分表に出てた気がします>酸化チタン
着色料…だったんでしょうか。
今も使われてるのかな?
RYZEN始めました
Re:コスト的に (スコア:2)
Re:コスト的に (スコア:1)
TiO2は光触媒活性がありますね。
※ただし紫外線のみ吸収・利用、ほぼ白色。
Re: (スコア:0)
チタン製品が高価なのは加工性の問題では。
金属チタン自体もレアではあるけど、ゴルフクラブなんてどうでもいい物にまで使われる程度にありふれてるし。
合金の原料としてはそれほど気にすることもないかと。ごく微量だし。
Re:コスト的に (スコア:4, 参考になる)
チタンが高価なのは加工もだけど、精錬が高コストだからで
レアな金属じゃなく、埋蔵量は鉄に次ぐほど多いと言われてます。
Re:コスト的に (スコア:1, 興味深い)
チタン製品が高いのはイメージ戦略が一番ですよ。
昔ほど資源的にはレアでもないし、現状で回っているのは加工性の良い合金が多いんで。
昔は6-4のイメージが大きかったけどね。
Re: (スコア:0)
>添加物とはいえ、チタンと聞くと高価なイメージがします
チタン製品が高額なのは加工コストが高いからで、
添加剤として使う分には大したことないのでは。