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もともとドキシサイクリンは紫外線を照射することにより蛍光を発する性質があるみたいなんですが。遺伝子組み換え関係あるんですかね?
テトラサイクリンによる遺伝子発現の誘導 [wikipedia.org]は、商品化される程度に普及した手法みたいですね。 http://www.takara-bio.co.jp/goods/bioview/pdfs/53_28-29.pdf [takara-bio.co.jp]
研究チームを率いるLee Byeong-chun氏は「Tegonの存在は新たな可能性を広げる」とし、犬を光らせるために組み込んだ遺伝子を、人間に難病をもたらす遺伝子に置き換えられると説明した。
つまり、「ドキシサイクリンを投与されてる間だけ難病にかかる犬」みたいなものが作れて、実験に役立つということでいいのかな?
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
ドキシサイクリンは紫外線で蛍光を発する (スコア:0)
もともとドキシサイクリンは紫外線を照射することにより蛍光を発する性質があるみたいなんですが。
遺伝子組み換え関係あるんですかね?
Re: (スコア:0)
つまりドキシサイクリン存在しなければ目的とする遺伝子が発現しませんが、餌としてドキシサイクリンを与えると目的とする遺伝が発現させることができ、遺伝子発現のオンオフを簡単に制御することができます。
ドキシサイクリンは「腎不全があっても投与量を変更する必要のない唯一のテトラサイクリン系薬剤である。」とwikipediaにありますので、テトラサイクリンよりも使いやすいということだと思います。おそらく犬は腎不全になりやすい動物なのかもしれません。
最近は遺伝子発現を調整できるらしい (スコア:1)
テトラサイクリンによる遺伝子発現の誘導 [wikipedia.org]は、商品化される程度に普及した手法みたいですね。
http://www.takara-bio.co.jp/goods/bioview/pdfs/53_28-29.pdf [takara-bio.co.jp]
つまり、「ドキシサイクリンを投与されてる間だけ難病にかかる犬」みたいなものが作れて、実験に役立つということでいいのかな?
Re:最近は遺伝子発現を調整できるらしい (スコア:2, 参考になる)
ただ、培養細胞(in vitro)では制御がしっかりとできるのですが、生体内(in vivo)ではこの制御が様々な理由でうまくできずに不完全な制御となってしまいます。そこで、少しでもうまく制御できるように導入するDNAに様々な(経験則に基づいて)工夫をします。
Genesisという論文誌に対して批判するつもりは全くありませんが、学術的に価値のある研究成果を発表するというよりも、「こういう新しい遺伝子組換え動物を作りました。詳しいことは調べていません。もし欲しければ分与します。」という研究が発表されることが主であると思います。