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すでに至る所で言われていますが、16.4万光年離れた大マゼラン雲の超新星(SN1987A)からのニュートリノは可視光とほぼ同時に届いているので、間違っていることはほぼ証明されてしまっている。0.0025%も速ければ、4年前の1983年に届いていないといけない。そもそも、どういうつもりでこんな実験を計画したのかなぁ。
世間様にも大誤解があるようですが、OPERA実験は「ニュートリノの速度を測るだけの実験」ではありません。ミューニュートリノがニュートリノ振動によって、タウニュートリノに変身する事を直接検証する事が主目的で、速度云々は単なる副産物に過ぎません。
前フリとしては、MINOS実験が同様の測定により光速を越えるという結果を叩き出し、しかしその時は誤差が大きかったので有意な結果とは見られませんでした。高精度な時刻同期システムと大統計量を用意して挑んだのが、今回の結果です。同期システムは原子時計を使っているので、まあそれなりに予算は使ったはずですが、OPERA実験全体の予算規模からすれば、サブプロジェクトとしては許される類のものであるはず。
もう少し理論的な見地から言うならば、相対論の極限環境における検証実験として、質量(ほぼ)ゼロの素粒子が本当に光速近い速度で飛行するのか実証する事は極めて重要な意義があると思います。
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反証はすでにある (スコア:0)
すでに至る所で言われていますが、16.4万光年離れた大マゼラン雲の超新星(SN1987A)からのニュートリノは可視光とほぼ同時に届いているので、間違っていることはほぼ証明されてしまっている。0.0025%も速ければ、4年前の1983年に届いていないといけない。そもそも、どういうつもりでこんな実験を計画したのかなぁ。
Re:反証はすでにある (スコア:0)
世間様にも大誤解があるようですが、OPERA実験は「ニュートリノの速度を測るだけの実験」ではありません。
ミューニュートリノがニュートリノ振動によって、タウニュートリノに変身する事を直接検証する事が主目的で、
速度云々は単なる副産物に過ぎません。
前フリとしては、MINOS実験が同様の測定により光速を越えるという結果を叩き出し、しかしその時は
誤差が大きかったので有意な結果とは見られませんでした。
高精度な時刻同期システムと大統計量を用意して挑んだのが、今回の結果です。
同期システムは原子時計を使っているので、まあそれなりに予算は使ったはずですが、
OPERA実験全体の予算規模からすれば、サブプロジェクトとしては許される類のものであるはず。
もう少し理論的な見地から言うならば、相対論の極限環境における検証実験として、質量(ほぼ)ゼロの素粒子が
本当に光速近い速度で飛行するのか実証する事は極めて重要な意義があると思います。