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> 若いマウスの幹細胞を注射することで寿命が 3 倍に延びる
莫大な財を持ち、生に強く執着する寝たきりの老人が、貧乏な家族や、臓器密売者から幹細胞を買って寿命を延ばすというようなシーンが頭に浮かびます。
人間・・・に限らず哺乳類は鉄壁の免疫系を持ってるんで、実験用マウスのようなわけにはいきませんよ。骨髄移植でさえ、免疫反応で亡くなる率はかなり高いわけで。
やるとすると、若い時に自分のどこかの幹細胞を取っておいて保存するとかかな。臍帯血移植とか似たようなことはすでに行われてますね。
遺伝欠陥のあるマウスに正常マウスの幹細胞を補給して欠陥をカバーしてるんだから、本人の幹細胞を取っておいても駄目でしょう。
そうですね、遺伝欠陥のあるマウスに、若い野生型の幹細胞を与えると効果があって、野生型でも年寄りのは駄目なようですね。しかも直接細胞が働いているのではなくて、何か若い細胞からの分泌物の効果のように見えるんですね。
こりゃ本当に若者のエキスというのが、効いていそうですね。
プロジェリア症候群は原因遺伝子が特定されているようなので、免疫反応を引き起こさない病気ではないマウスが作れるんじゃないですかね?
人間の骨髄移植……造血幹細胞移植の成功率を考えると、簡単には他者の幹細胞を入れることはできないよう思えますが。
手間は掛かりそうですが、プロジェリア症候群は原因遺伝子以外は、同一遺伝子というマウスを作れそうですね。
思いつきで、若者の細胞を注射してみたら、効果がありました、というものじゃなくたぶん、かなりの手間と時間をかけた準備が、この実験の成功の肝なんでしょうね。
マウスも哺乳類なわけですが・・・。
実験用の「純系」と呼ばれるマウスは、近親交配を繰り返すことで、対立遺伝子を同一にしたものです。哺乳類なので性別でXYとXXの違いはありますが、それ以外は、その個体群は皆同じ遺伝子の一式を持っています。
実験時に、遺伝的な個体差の影響を無くすためのものですが、こういう場合は遺伝型による免疫反応を起こさないという使い方をしているものと思われます。
実際に純系を使っているのか、クローンを使っているのか不明ですが。
B級SFなら、こんな感じかなあ。
「ある金持ちの男と、その若い頃の遺伝子より作られたクローン達。かれらクローンは幹細胞を採取するためにだけ作られ、青年期を迎えて用済みになると処分される。
主人公はそういう大量生産されたクローンの一人。ある日、自分が医薬品の「材料」に過ぎず、そして自分の「製品寿命」が残り僅かだということを知らされる。」
ある金持ちの老婆と、そのクローンたち、ってのなら「フランケン・ふらん」(木々津克久)であったっけ。
最後は体全体の細胞が癌化したってオチだったけど。
ちょっと違うけど、ENTでそんな話があったな。 「ライサリア砂漠幼虫」(注:ネタバレあり) [usskyushu.com] 日本でもレンタルされてる数少ない話の一つ。
「クローンになるのか。」「近いですね。ただ急速に歳を取り、寿命は…15日です。擬態共生物 (ミメティック・シムビオット) ※5と、呼ばれています。存在は秘密にされ、ほとんど知られていません。」「トリップの DNA で…この共生物を育てようというのか?」「移植用神経組織の、摘出のためです。」タッ
そのためのクローン技術でしょ?
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
若いマウスの幹細胞が必要・・・ (スコア:2)
> 若いマウスの幹細胞を注射することで寿命が 3 倍に延びる
莫大な財を持ち、生に強く執着する寝たきりの老人が、貧乏な家族や、臓器密売者から幹細胞を買って寿命を延ばすというようなシーンが頭に浮かびます。
Re:若いマウスの幹細胞が必要・・・ (スコア:2)
人間・・・に限らず哺乳類は鉄壁の免疫系を持ってるんで、実験用マウスのようなわけには
いきませんよ。骨髄移植でさえ、免疫反応で亡くなる率はかなり高いわけで。
やるとすると、若い時に自分のどこかの幹細胞を取っておいて保存するとかかな。
臍帯血移植とか似たようなことはすでに行われてますね。
Re:若いマウスの幹細胞が必要・・・ (スコア:1)
遺伝欠陥のあるマウスに正常マウスの幹細胞を補給して欠陥をカバーしてるんだから、本人の幹細胞を取っておいても駄目でしょう。
the.ACount
Re:若いマウスの幹細胞が必要・・・ (スコア:1)
そうですね、遺伝欠陥のあるマウスに、若い野生型の幹細胞を与えると効果があって、
野生型でも年寄りのは駄目なようですね。しかも直接細胞が働いているのではなくて、
何か若い細胞からの分泌物の効果のように見えるんですね。
こりゃ本当に若者のエキスというのが、効いていそうですね。
Re:若いマウスの幹細胞が必要・・・ (スコア:2)
プロジェリア症候群は原因遺伝子が特定されているようなので、免疫反応を引き起こさない
病気ではないマウスが作れるんじゃないですかね?
人間の骨髄移植……造血幹細胞移植の成功率を考えると、簡単には他者の幹細胞を
入れることはできないよう思えますが。
Re:若いマウスの幹細胞が必要・・・ (スコア:1)
手間は掛かりそうですが、プロジェリア症候群は原因遺伝子以外は、同一遺伝子と
いうマウスを作れそうですね。
思いつきで、若者の細胞を注射してみたら、効果がありました、というものじゃなく
たぶん、かなりの手間と時間をかけた準備が、この実験の成功の肝なんでしょうね。
Re: (スコア:0)
マウスも哺乳類なわけですが・・・。
Re:若いマウスの幹細胞が必要・・・ (スコア:1)
実験用の「純系」と呼ばれるマウスは、近親交配を繰り返すことで、対立遺伝子を
同一にしたものです。哺乳類なので性別でXYとXXの違いはありますが、それ以外は、
その個体群は皆同じ遺伝子の一式を持っています。
実験時に、遺伝的な個体差の影響を無くすためのものですが、こういう場合は遺伝型に
よる免疫反応を起こさないという使い方をしているものと思われます。
実際に純系を使っているのか、クローンを使っているのか不明ですが。
Re: (スコア:0)
B級SFなら、こんな感じかなあ。
「ある金持ちの男と、その若い頃の遺伝子より作られたクローン達。
かれらクローンは幹細胞を採取するためにだけ作られ、青年期を迎えて用済みになると処分される。
主人公はそういう大量生産されたクローンの一人。
ある日、自分が医薬品の「材料」に過ぎず、
そして自分の「製品寿命」が残り僅かだということを知らされる。」
Re:若いマウスの幹細胞が必要・・・ (スコア:1)
ある金持ちの老婆と、そのクローンたち、ってのなら「フランケン・ふらん」(木々津克久)であったっけ。
最後は体全体の細胞が癌化したってオチだったけど。
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
ちょっと違うけど、ENTでそんな話があったな。
「ライサリア砂漠幼虫」(注:ネタバレあり) [usskyushu.com]
日本でもレンタルされてる数少ない話の一つ。
「クローンになるのか。」
「近いですね。ただ急速に歳を取り、寿命は…15日です。擬態共生物 (ミメティック・シムビオット) ※5と、呼ばれています。存在は秘密にされ、ほとんど知られていません。」
「トリップの DNA で…この共生物を育てようというのか?」
「移植用神経組織の、摘出のためです。」
タッ
Re: (スコア:0)
そのためのクローン技術でしょ?