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いや、長期間の調査でも「わからない」ということだと思います。なぜかというと福島住民の被曝量が集団として「影響が出るには少なすぎる」からです。
児玉龍彦氏の演説は立派でわかりやすいものしたが、内容は完全に一般向けで、科学者としてはメッセージを込めすぎ、一部不正確なところがあり、あおりすぎだと思いました。
そういう意味で「科学者としては」疑問符がつきます。(でも国会向けとしてはあれでいいとも思います。)
# 簡単に断言してしまう人は科学者じゃない。# 本当の科学者は科学の限界をよく知っているのだ。
福島第一は出力変動に対して負帰還がかかる軽水炉だったのに対し、チェルノブイリは出力変動に対し(全部ではないにせよ)正帰還がかかる黒鉛炉だったという点も違いますね。そんな危険な黒鉛炉で出力を変動させるようなことをやったものだから、事故がおきない方が不思議なくらい…。で、事故がおきたら起きたで、減速材の黒鉛が燃え続けて燃料を周辺に大量にばら撒いたわけで…。
ついでに、一部の人達が推している次世代型原子炉(と称する物)は、減速材に黒鉛を使うものばかりのうえ、水と反応すると爆発的燃焼が起きる金属ナトリウムを熱の取り出しに使っているわけで…。事故が起きなければ問題ないだろうけど、起きたときにどう対策をするのかなっと。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
報告書は妥当だと思いますよ (スコア:3)
「そんなわけねーだろ」
と突っ込みたくなると思いますが
「癌を発病したとしても、原発事故に起因すると明確に特定することは難しいだろう」
に集約されちゃうと思うんですよね。
放射線は癌のリスクファクターであることは確かだけど,
癌という病気自体,他のリスクファクターの影響が大きすぎるんだよね。
Re: (スコア:0)
放射線とガンの関係なら被曝量が重要だから、今回の事故での被曝量の推定値がある程度の精度で計算されていないといけない。それが短期間の調査では無理だよ、ってことなんじゃないかな。
Re: (スコア:1)
いや、長期間の調査でも「わからない」ということだと思います。
なぜかというと福島住民の被曝量が集団として「影響が出るには少なすぎる」からです。
児玉龍彦氏の演説は立派でわかりやすいものしたが、内容は完全に一般向けで、
科学者としてはメッセージを込めすぎ、一部不正確なところがあり、あおりすぎだと思いました。
そういう意味で「科学者としては」疑問符がつきます。
(でも国会向けとしてはあれでいいとも思います。)
# 簡単に断言してしまう人は科学者じゃない。
# 本当の科学者は科学の限界をよく知っているのだ。
Re: (スコア:5, 参考になる)
プルトニウム/ストロンチウム/セシウム
それぞれの飛散状況に関して,
チェルノブイリを一つの基準とするならば,
福島のソレは小さすぎて,まるで前例が役に立たないレベル。
福島が軽い事故だった,というわけでもなく,
ぶっちゃけ,チェルノブイリの時の拡散量がすごかったの。
知らない人は知らないんだけどさ・・・
福島の事故は水蒸気爆発なんだけど,
チェルノブイリのソレは火災なのさ。
10日間燃えつづけたんだよね。
そこいらがチェルノブイリの事故を深刻にしたんだよね。
同じなのはメルトダウンしたって事だけ。
事故の内容は
Re:報告書は妥当だと思いますよ (スコア:0)
福島第一は出力変動に対して負帰還がかかる軽水炉だったのに対し、チェルノブイリは出力変動に対し(全部ではないにせよ)正帰還がかかる黒鉛炉だったという点も違いますね。
そんな危険な黒鉛炉で出力を変動させるようなことをやったものだから、事故がおきない方が不思議なくらい…。
で、事故がおきたら起きたで、減速材の黒鉛が燃え続けて燃料を周辺に大量にばら撒いたわけで…。
ついでに、一部の人達が推している次世代型原子炉(と称する物)は、減速材に黒鉛を使うものばかりのうえ、水と反応すると爆発的燃焼が起きる金属ナトリウムを熱の取り出しに使っているわけで…。
事故が起きなければ問題ないだろうけど、起きたときにどう対策をするのかなっと。