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自然界だと肥満なんてまずありえなくて通常は飢える心配をしなきゃならないと思うんだけど、それにもかかわらず、肥満にならない方向の腸内細菌がいるというのは、進化的にはなんか逆方向のような気がするのですが。
マイクロバイオームについては, 丁度今月号の日経サイエンス [nikkei-science.com]で特集されています.
腸内細菌については, 他にも免疫系の調整やO157などの毒素からの防衛, それに海藻の消化 [srad.jp]なんてことにも関わっているそうです.
腸内細菌が利用していた分の栄養が、腸内細菌群の構成変化により未利用となった↓同じ量の食事を摂取した場合、ヒトが吸収して太る
ということでしょう。腸内細菌群の構成変化により、ヒトの栄養吸収器官の栄養吸収効率が向上したのではなく、栄養吸収器官に運ばれる栄養成分量が増加した事により体内備蓄量が増え、肥満になったと考えられます。すなわち、ヒトの栄養吸収能力は以前から充分な能力が確保されていたのに、充分な量の栄養成分が栄養吸収器官に到達していなかった (ことに加え、昔は現代よりもエネルギー消費が激しかった) ために、肥満が少なかったのです。
肥満にならない方向の腸内細菌がいる
以降の文は、よくわかりません。そんなこと書いてましたっけ?
肥満にならない方向の腸内細菌がいる 以降の文は、よくわかりません。そんなこと書いてましたっけ?
その、「腸内細菌が利用していた分の栄養」を消費していた細菌は何故自然に淘汰されず未だに生き残ってるんだろう? みたいな疑問かと。 このストーリーの本題の抗生物質と似たような機能を持った化学物質を分泌する突然変異 ↓ 栄養吸収能力向上(腸内細菌の構成変化によりそれと同じ効果) ↓ 生存が有利に というのが淘汰に影響を及ぼす可能性はありそうなので。 まだまだいたちごっこの真っ最中でしぶといのが生き残ってる段階、とか、ただの栄養浪費じゃなく何かしらの役にも立ってたのでとんとん、とか色々仮説は立てられますね。 「役立たずのでくの坊だけど、ただ無害だった」というのが利点になり得た可能性もあるのかな。今時の清潔な空間だと、抗生物質で腸内細菌を全滅させても大した問題は起こらないけど、衛生状態が悪いところでリセットをかけてしまうと危険な菌が台頭する可能性もあって健康被害が出やすい。それよりは無難な菌で埋まってた方がマシだから、抗生物質を内製するような体質は生存に有利とは限らなかった、とか。
人間も動物も、それ単体で完結しておらず、腸内細菌のようなものと共存共栄してバランスが取れてるわけです。腸内細菌が脂肪を分解することでバランスが取れてる、そのバランスを抗生物質が崩してしまうわけです。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
できればポジティブに捉えたい (スコア:1)
Re: (スコア:0)
自然界だと肥満なんてまずありえなくて通常は飢える心配をしなきゃならないと思うんだけど、
それにもかかわらず、肥満にならない方向の腸内細菌がいるというのは、進化的には
なんか逆方向のような気がするのですが。
Re:できればポジティブに捉えたい (スコア:2)
マイクロバイオームについては, 丁度今月号の日経サイエンス [nikkei-science.com]で特集されています.
腸内細菌については, 他にも免疫系の調整やO157などの毒素からの防衛, それに海藻の消化 [srad.jp]なんてことにも関わっているそうです.
Re: (スコア:0)
腸内細菌が利用していた分の栄養が、腸内細菌群の構成変化により未利用となった
↓
同じ量の食事を摂取した場合、ヒトが吸収して太る
ということでしょう。
腸内細菌群の構成変化により、ヒトの栄養吸収器官の栄養吸収効率が向上したのではなく、栄養吸収器官に運ばれる栄養成分量が増加した事により体内備蓄量が増え、肥満になったと考えられます。すなわち、ヒトの栄養吸収能力は以前から充分な能力が確保されていたのに、充分な量の栄養成分が栄養吸収器官に到達していなかった (ことに加え、昔は現代よりもエネルギー消費が激しかった) ために、肥満が少なかったのです。
以降の文は、よくわかりません。そんなこと書いてましたっけ?
Re:できればポジティブに捉えたい (スコア:1)
その、「腸内細菌が利用していた分の栄養」を消費していた細菌は何故自然に淘汰されず未だに生き残ってるんだろう? みたいな疑問かと。
このストーリーの本題の抗生物質と似たような機能を持った化学物質を分泌する突然変異
↓
栄養吸収能力向上(腸内細菌の構成変化によりそれと同じ効果)
↓
生存が有利に
というのが淘汰に影響を及ぼす可能性はありそうなので。
まだまだいたちごっこの真っ最中でしぶといのが生き残ってる段階、とか、ただの栄養浪費じゃなく何かしらの役にも立ってたのでとんとん、とか色々仮説は立てられますね。
「役立たずのでくの坊だけど、ただ無害だった」というのが利点になり得た可能性もあるのかな。今時の清潔な空間だと、抗生物質で腸内細菌を全滅させても大した問題は起こらないけど、衛生状態が悪いところでリセットをかけてしまうと危険な菌が台頭する可能性もあって健康被害が出やすい。それよりは無難な菌で埋まってた方がマシだから、抗生物質を内製するような体質は生存に有利とは限らなかった、とか。
Re: (スコア:0)
人間も動物も、それ単体で完結しておらず、腸内細菌のようなものと共存共栄してバランスが取れてるわけです。
腸内細菌が脂肪を分解することでバランスが取れてる、そのバランスを抗生物質が崩してしまうわけです。