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進化論を否定したりサイ科学を信奉したりすることが通常科学をトータルで否定することにはつながらないよねそれくらいなら器用にやってのける
創造論なぞを注入されること自体が人生における大損失であるから、それ以外の根拠を挙げて矮小化すべきではない
そういうあなたのためにあるのが、フライングスパゲッティモンスター教 [wikipedia.org]です。あなたはこのフライングスパゲッティモンスターが親または学校などで創造論と同様の仮説として並んで紹介されるべきだと思いますか?
創造論者を揶揄する目的のためだけに作った
せっかくリンク張ったのに読んで頂けなかったみたいですね。フライングスパゲッティモンスター教は創造論者を揶揄する目的のためだけに作ったのではありません。アメリカの公教育にID論が持ち込まれることをわかりやすく批判するためです。いかにも冗談のような宗教ですが、その主旨はまじめに教育とはどうあるべきかを冷静に示唆するものです。一神教であるのは、対抗するID説が一神教のキリスト教であるのにあわせてでしょう。
800万
ID論はおかしいのかもしれないが、問題はIDの中身にはないIDは科学的仮説ではないにもかかわらず、そう扱われるところに問題があるある宗教の教義として科学的仮説である進化論と平行に教えろという主張であれば(公教育で特定の宗教について教えることの是非はともかく)何の問題もない
FSMはくだらないので俺は言及しない
「IDは科学的仮説ではないにもかかわらず、そう扱われるところに問題がある」というのには同意する。ただ、ID論を科学的学説であるとは扱わず、かつ公教育で特定の宗教の教義を教えることが問題なかったと仮定しても、ID論を教えるのにはなお問題が残る。
(1) 学校教育には無限に時間があるわけではない。有限のリソースである時間を割り当てる以上、時間が足りなかったために教えられなかった学問以上にID論を教える必要性がなくてはならない。
(2) ID 論には他の学問との関連がない。学問というのはさまざまな理論との積み重ねによって成り立っており、ある学問を選択するのはより深い学問の学習に対する準備でもある。ID論は宗教的教義とは建前上無関係であり、なんら宗教教育に貢献しないことになるほか、もちろん科学教育にとっても無価値である。(建前上役に立たないし、実際には(3)でいうように宗教教育となる)
(3) 発展途上の子供に悪影響が大きい。ID論はその性質上信仰を持っている親や教会などの言説と深く重なる。単なるとある宗教の教義として紹介された内容と、親や教会が宗教教育として子供に教える内容を切り離して考えることは、子供には難しい。結局学校である宗教の教義として紹介しているだけのつもりでも、子供には布教と変わらない影響をおよぼす可能性がある。
「IDは科学的仮説ではないにもかかわらず、そう扱われるところに問題がある」という問題を理解するには、科学とは何か、仮説とは何かということに深い理解がその人間になくてはならない。現実には創造論が広く信じられているように、アメリカの科学にたいする一般的な認識はそのような理解をさせるレベルには達していない。ID論は科学ではないと主張したところで、彼らはID論も科学ですと主張し、水掛け論になるだけだ。彼らにわかりやすくID論を持ち込むことの間違いに気づかせるためには、そのようなくだらない概念も必要になる。
上の全部は俺の感覚では宗教教育の問題なのだが、べつに異論があるわけではないのでこだわらないが
そもそもID論の中身をあげつらうこと自体が連中の思う壺なわけで(自分らの土俵に乗ってくるわけだから)、その点についてはFSM派もかなり釣られているように思えるので嫌っているのだ
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我田引水 (スコア:-1)
Re: (スコア:1)
進化論を否定したりサイ科学を信奉したりすることが通常科学をトータルで否定することにはつながらないよね
それくらいなら器用にやってのける
創造論なぞを注入されること自体が人生における大損失であるから、それ以外の根拠を挙げて矮小化すべきではない
飛躍してませんか (スコア:0)
Re: (スコア:1)
そういうあなたのためにあるのが、フライングスパゲッティモンスター教 [wikipedia.org]です。
あなたはこのフライングスパゲッティモンスターが親または学校などで創造論と同様の仮説として並んで紹介されるべきだと思いますか?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:1)
創造論者を揶揄する目的のためだけに作った
せっかくリンク張ったのに読んで頂けなかったみたいですね。
フライングスパゲッティモンスター教は創造論者を揶揄する目的のためだけに作ったのではありません。
アメリカの公教育にID論が持ち込まれることをわかりやすく批判するためです。
いかにも冗談のような宗教ですが、その主旨はまじめに教育とはどうあるべきかを冷静に示唆するものです。
一神教であるのは、対抗するID説が一神教のキリスト教であるのにあわせてでしょう。
800万
Re: (スコア:0)
ここだけ。ID論のおかしいところは、生命を創造した偉大な知性を単数形で論じているところ。そいつが仮に宇宙人だとしたら、当然そいつらはいっぱいいたはず。だけどID論がIDs論になることはない。なぜならそれを認めちゃうと一神教の教義に反するからね。
Re: (スコア:0)
ID論はおかしいのかもしれないが、問題はIDの中身にはない
IDは科学的仮説ではないにもかかわらず、そう扱われるところに問題がある
ある宗教の教義として科学的仮説である進化論と平行に教えろという主張であれば(公教育で特定の宗教について教えることの是非はともかく)何の問題もない
FSMはくだらないので俺は言及しない
Re:飛躍してませんか (スコア:0)
「IDは科学的仮説ではないにもかかわらず、そう扱われるところに問題がある」というのには同意する。
ただ、ID論を科学的学説であるとは扱わず、かつ公教育で特定の宗教の教義を教えることが問題なかったと仮定しても、
ID論を教えるのにはなお問題が残る。
(1) 学校教育には無限に時間があるわけではない。有限のリソースである時間を割り当てる以上、
時間が足りなかったために教えられなかった学問以上にID論を教える必要性がなくてはならない。
(2) ID 論には他の学問との関連がない。学問というのはさまざまな理論との積み重ねによって成り立っており、
ある学問を選択するのはより深い学問の学習に対する準備でもある。ID論は宗教的教義とは建前上無関係であり、
なんら宗教教育に貢献しないことになるほか、もちろん科学教育にとっても無価値である。
(建前上役に立たないし、実際には(3)でいうように宗教教育となる)
(3) 発展途上の子供に悪影響が大きい。ID論はその性質上信仰を持っている親や教会などの言説と深く重なる。
単なるとある宗教の教義として紹介された内容と、親や教会が宗教教育として子供に教える内容を切り離して考えることは、子供には難しい。
結局学校である宗教の教義として紹介しているだけのつもりでも、子供には布教と変わらない影響をおよぼす可能性がある。
FSMはくだらないので俺は言及しない
「IDは科学的仮説ではないにもかかわらず、そう扱われるところに問題がある」という問題を理解するには、
科学とは何か、仮説とは何かということに深い理解がその人間になくてはならない。
現実には創造論が広く信じられているように、アメリカの科学にたいする一般的な認識はそのような理解をさせるレベルには達していない。
ID論は科学ではないと主張したところで、彼らはID論も科学ですと主張し、水掛け論になるだけだ。
彼らにわかりやすくID論を持ち込むことの間違いに気づかせるためには、そのようなくだらない概念も必要になる。
Re: (スコア:0)
上の全部は俺の感覚では宗教教育の問題なのだが、べつに異論があるわけではないのでこだわらないが
そもそもID論の中身をあげつらうこと自体が連中の思う壺なわけで(自分らの土俵に乗ってくるわけだから)、
その点についてはFSM派もかなり釣られているように思えるので嫌っているのだ