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軌道エレベータ大好きな人達は、地表-静止軌道を繋ぐ「完全な」軌道エレベータにばかり目を向けて、より実現可能性の高そうな回転式スカイフックや極超音速スカイフック [wikipedia.org]なんかには目もくれないイメージがあります(イメージだけだったらすいません)。
軌道エレベータについては、ここでも散々突っ込まれているように近い未来においても材料面で実現できるとは到底思えません。 なので個人的には、軌道エレベータ実現に向けて情熱を注ぐより、こうしたより実現可能性の高そうな案を実現するためにリソースを割いて欲しいです。 正直、数少ない日本の宇宙好き人口が当面実現しそうにない軌道エレベータにばかり集中してしまうのはマイナスだと思ってます。
ラウンチループ [wikipedia.org]なんてのは発案者のキース・ロフストロムが詳細な計算をしてまして、既存の材料(ぶっちゃけると高張力鋼)で建造が可能だって結論を出してますね。
地上からの打ち上げ以外にも低軌道から高軌道或いはそれ以遠への軌道への投射のためのボロ [wikipedia.org]やロータベータ [wikipedia.org]なんてアイデアも在って、これらも既存のヘヴィ・リフターで打ち上げと運用が可能だとされてますが、どこの宇宙機関や企業も建造に名乗りを上げませんね。 一旦打ち上げてしまえば軌道とトルク維持のための燃料補給だけであとは高軌道投射ビジネスで大儲けできるはずなのにね。
所謂軌道エレベータに耳目が集まったり学会(笑)なんかが作られるのは一見派手で見栄えがするからでしょうね。 ワタクシに言わせりゃ建造できる材料の1万分の1の歩留まり(それだけで工業や建築に大革命が起きる)ですら作る目処が立たないのにビークルなんて作ってる奴はバカか詐欺師かのどっちかですな。まあ上記テザーシステムの役に少しは立つかも知れませんが。
× ラウンチループ○ ローンチループ
とは言ってもそう思ってる本人がリソースを注いでないわけだしな。やってる人はエレベータの方が実現可能性が高いと思ってるんだろうし、それをやりたいんだろうし。
試みすらしないタダのど素人が実際にチャレンジしてる集団に向かって「こっちの方が可能性高いと思うんで、それは無駄だからお前らこっちやりなさい」なんて言っても誰が聞くよ?まずは自分で検討会なり勉強会なり開いて草の根活動から始めてみたら?
# 実際にやってる研究者の人だったらごめんなさい。# でも、その場合は成果を披露したらいかがでしょう。
まあそれならそれで、いろんな案が提案されてる中で、なんで我々は軌道エレベータという手段を目指すのか、ということを語ってもらいたいのですよね。 でもどこの話を聞いても大概、「カーボンナノチューブが出来れば~」というなんというか、肝心なところの実現可能性を見ないふりして進めている人たちが多いイメージなので。 (カーボンナノチューブの見込みは立たないけど20x0年までに実現とか、いきなり昇降機の研究からスタートしたりとか。昇降機はスカイフックとかにも使えますけど。)
こちらがど素人なのは承知ですが、実際にチャレンジしてる人も現実見てないど素人にしか見えないというか・・・。 外野から見てると、せっかくいろんな案があるのに多くの人はど素人的に軌道エレベータを選択しているように見えます。
日本だとやっぱ、「宇宙産業」より「建築産業」の方が予算取りやすいから。
宇宙からブラ下げるとなると不動産でなく動産と看做されるから・・・各お役所での権利の奪い合いとかも有りそうだなぁ。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
回転式や極超音速スカイフックにも目を向けて (スコア:0)
軌道エレベータ大好きな人達は、地表-静止軌道を繋ぐ「完全な」軌道エレベータにばかり目を向けて、より実現可能性の高そうな回転式スカイフックや極超音速スカイフック [wikipedia.org]なんかには目もくれないイメージがあります(イメージだけだったらすいません)。
軌道エレベータについては、ここでも散々突っ込まれているように近い未来においても材料面で実現できるとは到底思えません。
なので個人的には、軌道エレベータ実現に向けて情熱を注ぐより、こうしたより実現可能性の高そうな案を実現するためにリソースを割いて欲しいです。
正直、数少ない日本の宇宙好き人口が当面実現しそうにない軌道エレベータにばかり集中してしまうのはマイナスだと思ってます。
Re:回転式や極超音速スカイフックにも目を向けて (スコア:1)
ラウンチループ [wikipedia.org]なんてのは発案者のキース・ロフストロムが詳細な計算をしてまして、既存の材料(ぶっちゃけると高張力鋼)で建造が可能だって結論を出してますね。
地上からの打ち上げ以外にも低軌道から高軌道或いはそれ以遠への軌道への投射のためのボロ [wikipedia.org]やロータベータ [wikipedia.org]なんてアイデアも在って、これらも既存のヘヴィ・リフターで打ち上げと運用が可能だとされてますが、どこの宇宙機関や企業も建造に名乗りを上げませんね。
一旦打ち上げてしまえば軌道とトルク維持のための燃料補給だけであとは高軌道投射ビジネスで大儲けできるはずなのにね。
所謂軌道エレベータに耳目が集まったり学会(笑)なんかが作られるのは一見派手で見栄えがするからでしょうね。
ワタクシに言わせりゃ建造できる材料の1万分の1の歩留まり(それだけで工業や建築に大革命が起きる)ですら作る目処が立たないのにビークルなんて作ってる奴はバカか詐欺師かのどっちかですな。まあ上記テザーシステムの役に少しは立つかも知れませんが。
Re: (スコア:0)
× ラウンチループ
○ ローンチループ
検討してる人ぐらいは居るでしょ (スコア:0)
とは言ってもそう思ってる本人がリソースを注いでないわけだしな。
やってる人はエレベータの方が実現可能性が高いと思ってるんだろうし、
それをやりたいんだろうし。
試みすらしないタダのど素人が実際にチャレンジしてる集団に向かって
「こっちの方が可能性高いと思うんで、それは無駄だからお前らこっちやりなさい」
なんて言っても誰が聞くよ?
まずは自分で検討会なり勉強会なり開いて草の根活動から始めてみたら?
# 実際にやってる研究者の人だったらごめんなさい。
# でも、その場合は成果を披露したらいかがでしょう。
検討してる人は居るでしょうが (スコア:0)
まあそれならそれで、いろんな案が提案されてる中で、なんで我々は軌道エレベータという手段を目指すのか、ということを語ってもらいたいのですよね。
でもどこの話を聞いても大概、「カーボンナノチューブが出来れば~」というなんというか、肝心なところの実現可能性を見ないふりして進めている人たちが多いイメージなので。
(カーボンナノチューブの見込みは立たないけど20x0年までに実現とか、いきなり昇降機の研究からスタートしたりとか。昇降機はスカイフックとかにも使えますけど。)
こちらがど素人なのは承知ですが、実際にチャレンジしてる人も現実見てないど素人にしか見えないというか・・・。
外野から見てると、せっかくいろんな案があるのに多くの人はど素人的に軌道エレベータを選択しているように見えます。
Re: (スコア:0)
日本だとやっぱ、
「宇宙産業」より「建築産業」の方が予算取りやすいから。
Re: (スコア:0)
宇宙からブラ下げるとなると不動産でなく動産と看做されるから・・・
各お役所での権利の奪い合いとかも有りそうだなぁ。