アカウント名:
パスワード:
>NASAによれば、今年のスーパームーンは通常の満月よりも14%大きく、30%明るいとのこと
ソレは違うんじゃねえの?近地点である今日の月までの距離は35万7206km。月の視直径は0.556度。遠地点の距離は40万6480km。このとき満月なら0.488度の満月になる。平均距離38万4403kmの場合は視直径は0.516度。これが「通常の満月」
14%大きいのは最小の遠地点での満月と比較した場合だと思いますよ。NASAの人がなんか計算違いしたんじゃないですかね。
私も去年計算しました。
視直径の比を2乗して、「見かけの面積の比」を計算すると、近地点では平均距離より「16%大きい」ことになります。そして、公転周期が1か月にも満たない月の地球との距離は一晩の間にも少なからず変動します。近地点に近づき、また遠ざかる間の見かけの大きさまで勘案すれば、およそ14%で間違っていないのでしょう。
日本ではものの大きさを比較するときに、たとえば相似形ならば、とくに言及がない場合、直径や長さの比と考えることがなぜか一般的になっていますが、海外にはそういう暗黙の了解みたいなものはないようです。
「スーパームーン」は日本でも去年あたりからもてはやされているようですが、NASAの解説を見て、勝手に「視直径が」14%大きいと信じ込んでいる人が、実態以上に騒いでいるように思えてなりません。
>視直径の比を2乗して、「見かけの面積の比」を計算すると、近地点では平均距離より「16%大きい」ことになります。
>日本ではものの大きさを比較するときに、たとえば相似形ならば、とくに言及がない場合、直径や長さの比と考えることがなぜか一般的になっていますが、海外にはそういう暗黙の了解みたいなものはないようです。
いや、それは間違いですよ。NASAは「大きさは14%大きく、30%明るい」って言ってるんですから。その計算では明るさの比(面積比)をスーパームーンと平均的満月とで出してるだけです。
整理しますと満月のそれぞれの視直径と、遠地点の月(最小の満月)を100とした場合の比は以下のようになります。
近地点の満月 0.556度 113%平均的な満月 0.516度 105%遠地点の満月 0.488度 100%
で、見かけの面積を計算するとこうなります。
近地点の満月 0.2426 129%平均的な満月 0.2090 111%遠地点の満月 0.1869 100%
「スーパームーンの視直径は(遠地点の最小の満月に比べて)13%大きく、見かけの面積(明るさ)は29%明るい」わけですから、これはNASAの言っている数値「今年のスーパームーンは通常の満月(ではなく最小の満月)よりも14%大きく、30%明るい」と合致します。
結論として「NASAはスーパームーンの大きさと明るさを最小の満月と比較してしまった」でいいと思います。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
NASAも計算違いをする (スコア:2)
>NASAによれば、今年のスーパームーンは通常の満月よりも14%大きく、30%明るいとのこと
ソレは違うんじゃねえの?
近地点である今日の月までの距離は35万7206km。月の視直径は0.556度。
遠地点の距離は40万6480km。このとき満月なら0.488度の満月になる。
平均距離38万4403kmの場合は視直径は0.516度。これが「通常の満月」
14%大きいのは最小の遠地点での満月と比較した場合だと思いますよ。NASAの人がなんか計算違いしたんじゃないですかね。
大きさの比=直径の比という思い込み (スコア:1)
私も去年計算しました。
視直径の比を2乗して、「見かけの面積の比」を計算すると、近地点では平均距離より「16%大きい」ことになります。
そして、公転周期が1か月にも満たない月の地球との距離は一晩の間にも少なからず変動します。
近地点に近づき、また遠ざかる間の見かけの大きさまで勘案すれば、およそ14%で間違っていないのでしょう。
日本ではものの大きさを比較するときに、たとえば相似形ならば、とくに言及がない場合、直径や長さの比と考えることがなぜか一般的になっていますが、海外にはそういう暗黙の了解みたいなものはないようです。
「スーパームーン」は日本でも去年あたりからもてはやされているようですが、NASAの解説を見て、勝手に「視直径が」14%大きいと信じ込んでいる人が、実態以上に騒いでいるように思えてなりません。
いや、直径の比で正しいです (スコア:2)
>視直径の比を2乗して、「見かけの面積の比」を計算すると、近地点では平均距離より「16%大きい」ことになります。
>日本ではものの大きさを比較するときに、たとえば相似形ならば、とくに言及がない場合、直径や長さの比と考えることがなぜか一般的になっていますが、海外にはそういう暗黙の了解みたいなものはないようです。
いや、それは間違いですよ。NASAは「大きさは14%大きく、30%明るい」って言ってるんですから。その計算では明るさの比(面積比)をスーパームーンと平均的満月とで出してるだけです。
整理しますと
満月のそれぞれの視直径と、遠地点の月(最小の満月)を100とした場合の比は以下のようになります。
近地点の満月 0.556度 113%
平均的な満月 0.516度 105%
遠地点の満月 0.488度 100%
で、見かけの面積を計算するとこうなります。
近地点の満月 0.2426 129%
平均的な満月 0.2090 111%
遠地点の満月 0.1869 100%
「スーパームーンの視直径は(遠地点の最小の満月に比べて)13%大きく、見かけの面積(明るさ)は29%明るい」わけですから、これはNASAの言っている数値「今年のスーパームーンは通常の満月(ではなく最小の満月)よりも14%大きく、30%明るい」と合致します。
結論として「NASAはスーパームーンの大きさと明るさを最小の満月と比較してしまった」でいいと思います。