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タレコミでは触れなかったが、発表の要点の1と2は、1. 通常の山体噴火と巨大カルデラ噴火は、異なるメカニズムで起きる。2. 巨大カルデラ噴火は、地殻の変形速度が小さい地域で起きる。メカニズムの見通しがある程度ついている、という話。
で、巨大カルデラ噴火が起こる地域は、正断層がある地域で比較的新しい地殻付加帯が深いところまである地域。玄武岩質のマグマが上昇すると、密な堆積岩を溶かしながら上昇し、結果的に軽い流紋岩質のマグマを大量に作り出す。神戸大の図は阿蘇を前提にしてるみたいだけど、阿蘇はもう4回巨大噴火やって、すっかり通りが良くなってるのであそこは可能性小さいなあ
27万年前から9万年前にかけて4回の大噴火で阿蘇カルデラができ、29000年前に姶良カルデラ大噴火で鹿児島湾ができ、58万年から7千年前にかけて喜界カルデラが4回も大噴火してきた九州のような安定地層なんてありそうな気がしない地域に原発なんかが動いてたら怖いね。
10年以内に大噴火する可能性が高いという研究結果が発表された時、原発停めて安全な温度まで燃料棒が冷却できるのに数年、廃炉に数十年かかるわけで、安全に停止状態、廃炉状態にする前に大噴火で致命的な損傷を受ける可能性ってあると思う。
今は100年以内に1%って予想だけど。
九州が吹っ飛ぶっつってるのに九州の原発の心配してどうなるよ心配するのは灰が数十センチ積もるけど、なんとか住める地域の原発だろうが
そんなこと書いてるから反原発派は頭が足りないなんて言われるんだよ真面目な反原発派に迷惑だからやめてくれない?
>ただの火山灰と、放射性物質の混ざった火山灰が降り注ぐのとではどちらが致命的だと思ってるの?
致命的なことについては、大して変わらないだろうよ。
防災メモ0209.PDF [jma.go.jp]
火山灰は、火山噴火によって上空に噴き上げられた直径 2㎜ より小さい火山砕屑物(図2参照)で、風に乗って遠くまで拡散します。乾燥した火山灰の密度は 1.0 ~ 1.5g / ㎝3 です。火山灰が直接人命にかかわることはまれですが、火山灰を被った農作物は枯れてしまい、堆積した火山灰は雨が降ると泥流の元となります。また、降灰量がわずかであっても大気中を漂う粒の小さな火山灰粒子は視界を妨げ、飛行中の航空機が吸い込むとエンジンが停止することもあり、交通機関は大きな影響を被ります。この他、電線に積もると放電を引起こし送電が不能となるなど、生活基盤を麻痺させることさえあります。このように火山灰は、各方面に多大な影響を及ぼすやっかいな存在といえます。
通常の噴火でも火山灰は厄介だが、破局噴火はさらに被害のスケールが大きい。
過去のカルデラ噴火の噴出物である鬼界葛原火山灰が 2cm 降り積もった範囲は、南九州から北陸・福島にいたる広範囲に及んでいる。「火口から 500 キロメートル離れた場所でも 20 センチメートルと厚い。降り積もる火山灰の厚さは、火山灰を運ぶ気流の向きや強さとも関係するが、おもには噴火によって放出された火山灰の量によって決まる。・・・。鬼界葛原火山灰を噴出した九万二千年前の鬼界カルデラの噴火は大雑把に見積もっても宝永噴火のおよそ百倍のマグマが噴出した途方もない巨大噴火なのだ」-「伊豆の大地の物語」九州から来た火山灰(中)破局噴火134頁。
「降灰の影響と基本的対応(有珠火山防災会議協議会「有珠火山防災計画」から)」によると、数cmつもっただけで交通機関がマヒし、火山灰を除去しなければならない。さらに20cm以上積もれば、多くの木造建物に被害が出るので、10cm以上積もることが予想されるならみな避難させなければならないのが火山灰。たとえ九州の原発がぐしゃっとつぶれなくても、九州から大阪にかけての西日本は致命傷。
# 福島でもチェルノブイリでも生物の宝庫となっているのを知らないのか
・・・というか、そんな大噴火が起きたら原発の有無なんて些細なことことじゃない?
断言しても良いけど、>10年以内に大噴火する可能性が高いという研究結果が発表された時
玄海原発の放射性脆化だってお手盛りの検証で問題ないとしてる電力会社がその研究発表程度で停止なんてするとは思えない。実際に噴火が始まっても「影響は限定的」として無視するのは確実。大体それで停止してるなら、浜岡なんて全部がとっくに廃炉作業に入ってる。
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり
地殻の変形速度が小さい地域 (スコア:2)
タレコミでは触れなかったが、発表の要点の1と2は、
1. 通常の山体噴火と巨大カルデラ噴火は、異なるメカニズムで起きる。
2. 巨大カルデラ噴火は、地殻の変形速度が小さい地域で起きる。
メカニズムの見通しがある程度ついている、という話。
Re:地殻の変形速度が小さい地域 (スコア:2, 参考になる)
で、巨大カルデラ噴火が起こる地域は、正断層がある地域で
比較的新しい地殻付加帯が深いところまである地域。
玄武岩質のマグマが上昇すると、密な堆積岩を溶かしながら
上昇し、結果的に軽い流紋岩質のマグマを大量に作り出す。
神戸大の図は阿蘇を前提にしてるみたいだけど、
阿蘇はもう4回巨大噴火やって、すっかり通りが良くなってるので
あそこは可能性小さいなあ
Re: (スコア:0, 参考になる)
27万年前から9万年前にかけて4回の大噴火で阿蘇カルデラができ、29000年前に姶良カルデラ大噴火で鹿児島湾ができ、58万年から7千年前にかけて喜界カルデラが4回も大噴火してきた九州のような安定地層なんてありそうな気がしない地域に原発なんかが動いてたら怖いね。
10年以内に大噴火する可能性が高いという研究結果が発表された時、原発停めて安全な温度まで燃料棒が冷却できるのに数年、廃炉に数十年かかるわけで、安全に停止状態、廃炉状態にする前に大噴火で致命的な損傷を受ける可能性ってあると思う。
今は100年以内に1%って予想だけど。
Re: (スコア:0)
九州が吹っ飛ぶっつってるのに九州の原発の心配してどうなるよ
心配するのは灰が数十センチ積もるけど、なんとか住める地域の原発だろうが
そんなこと書いてるから反原発派は頭が足りないなんて言われるんだよ
真面目な反原発派に迷惑だからやめてくれない?
みんな火山灰の影響を過小評価してるね (スコア:1)
>ただの火山灰と、放射性物質の混ざった火山灰が降り注ぐのとではどちらが致命的だと思ってるの?
致命的なことについては、大して変わらないだろうよ。
防災メモ0209.PDF [jma.go.jp]
通常の噴火でも火山灰は厄介だが、破局噴火はさらに被害のスケールが大きい。
過去のカルデラ噴火の噴出物である鬼界葛原火山灰が 2cm 降り積もった範囲は、南九州から北陸・福島にいたる広範囲に及んでいる。「火口から 500 キロメートル離れた場所でも 20 センチメートルと厚い。降り積もる火山灰の厚さは、火山灰を運ぶ気流の向きや強さとも関係するが、おもには噴火によって放出された火山灰の量によって決まる。・・・。鬼界葛原火山灰を噴出した九万二千年前の鬼界カルデラの噴火は大雑把に見積もっても宝永噴火のおよそ百倍のマグマが噴出した途方もない巨大噴火なのだ」-「伊豆の大地の物語」九州から来た火山灰(中)破局噴火134頁。
「降灰の影響と基本的対応(有珠火山防災会議協議会「有珠火山防災計画」から)」によると、数cmつもっただけで交通機関がマヒし、火山灰を除去しなければならない。さらに20cm以上積もれば、多くの木造建物に被害が出るので、10cm以上積もることが予想されるならみな避難させなければならないのが火山灰。たとえ九州の原発がぐしゃっとつぶれなくても、九州から大阪にかけての西日本は致命傷。
# 福島でもチェルノブイリでも生物の宝庫となっているのを知らないのか
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
・・・というか、そんな大噴火が起きたら原発の有無なんて些細なことことじゃない?
Re: (スコア:0)
断言しても良いけど、
>10年以内に大噴火する可能性が高いという研究結果が発表された時
玄海原発の放射性脆化だってお手盛りの検証で問題ないとしてる電力会社が
その研究発表程度で停止なんてするとは思えない。
実際に噴火が始まっても「影響は限定的」として無視するのは確実。
大体それで停止してるなら、浜岡なんて全部がとっくに廃炉作業に入ってる。