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26回目もうるう秒を挿入しなきゃいけないなら、1秒の定義をほんの少しだけ長くしたらいいのに。短い方に補正した例はないんだから。
今後短い方に補正する可能性はゼロではないですね・・・自転周期は地球の構造上中心部が液体であること、潮の干満と海底との摩擦により、長期的には自転速度はだんだん遅くなっています [wikipedia.org]し、そもそも自転周期は不規則に変動している(一定ではない)ので、「閏秒が必要ないように」かつ「現在の各種インフラを維持できる精度で」定義を変えるというのは難しいでしょうね。地球の自転周期で1日を定義しようとすると、10^-8日(*60*60*24≒ミリ秒)程度の精度しかないそう。なお、抜く必要が出る頃に人類が地球上にいるかは私にはわかりかねますが。
東日本巨大地震の影響で地球の自転が速まる [srad.jp]なんて話もありましたね。#Wikipediaにも書いてあるけど、スラドでもネタになったことあるよということで
うるう秒は測定誤差から来てるんじゃなくて、地球自体の回転の鈍化が原因。
だから、今の回転速度に合わせて秒の長さを再定義しても、何年か経ったらまたうるう秒を挿入しなければいけない。さすがにそれは筋が悪すぎる。
>地球自体の回転の鈍化が原因。
それ、誤解。今後の長期的観測を待たないと断定的なことは言えないけど、近年の地球の自転速度はむしろ早まってます。
仮に「一日に2秒進む時計」があったとして、一月に一度1分戻し続けなければズレが溜まってしまうわけで、今はそういう状態。この進みが「一日に2.1秒」、「一日に2.2秒」… と増えていくのであれば「自転の鈍化」言えますが、近年の観測ではむしろ「一日に1.9秒」、「一日に1.8秒」… と時計の進みが減っている傾向です。このままの状態が続けば、徐々に閏秒を挿入する間隔は長くなり、長期にわたる「閏秒不要の時代」を経て、いずれ「閏秒の削除時代」がくるかもしれません。
「自転速度の鈍化」がなくても、一定のズレがあり続けるだけで、閏秒挿入の必要もあり続けます。
ここ [wikipedia.org]には「地球の自転は減速傾向にある」と書かれているのですが加速しているというのはどの文献ですか?
その ここ [wikipedia.org]に「ここ40年間では、一日の長さ(LOD)はむしろ短くなっている(地球自転速度が速くなっている。)」と。まあ、1秒の基準にした頃よりは回転が鈍化しているというのは違いないが、グラフ [ucolick.org]を見ると1972年頃が一番速かったようです。しかしなぜ1956年に秒の長さを決めたときに、その時点でのLODではなく1750年から1892年までが基準になったんだろう?その頃は鈍化中だったので、過去に遡った基準点にする
訂正。(図中では)1972年頃が一番遅く、速いのは2004年頃でした。
暦 の秒の定義だけ変えちゃったから仕方ない。元が地球一回転基準ですからねぇ。
最終的には回転速度調整しかありませんな。
宇宙エレベータをいっぱい作ったら...遅くする方にしか調整できないか。
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1秒の定義がほんの少し短いのが原因じゃないかと (スコア:0)
26回目もうるう秒を挿入しなきゃいけないなら、1秒の定義をほんの少しだけ長くしたらいいのに。
短い方に補正した例はないんだから。
Re:1秒の定義がほんの少し短いのが原因じゃないかと (スコア:2)
今後短い方に補正する可能性はゼロではないですね・・・自転周期は地球の構造上中心部が液体であること、潮の干満と海底との摩擦により、長期的には自転速度はだんだん遅くなっています [wikipedia.org]し、そもそも自転周期は不規則に変動している(一定ではない)ので、「閏秒が必要ないように」かつ「現在の各種インフラを維持できる精度で」定義を変えるというのは難しいでしょうね。
地球の自転周期で1日を定義しようとすると、10^-8日(*60*60*24≒ミリ秒)程度の精度しかないそう。
なお、抜く必要が出る頃に人類が地球上にいるかは私にはわかりかねますが。
Re:1秒の定義がほんの少し短いのが原因じゃないかと (スコア:4, すばらしい洞察)
東日本巨大地震の影響で地球の自転が速まる [srad.jp]なんて話もありましたね。
#Wikipediaにも書いてあるけど、スラドでもネタになったことあるよということで
Re:1秒の定義がほんの少し短いのが原因じゃないかと (スコア:1)
うるう秒は測定誤差から来てるんじゃなくて、地球自体の回転の鈍化が原因。
だから、今の回転速度に合わせて秒の長さを再定義しても、何年か経ったらまたうるう秒を挿入しなければいけない。さすがにそれは筋が悪すぎる。
Re: (スコア:0)
>地球自体の回転の鈍化が原因。
それ、誤解。
今後の長期的観測を待たないと断定的なことは言えないけど、近年の地球の自転速度はむしろ早まってます。
仮に「一日に2秒進む時計」があったとして、一月に一度1分戻し続けなければズレが溜まってしまうわけで、
今はそういう状態。
この進みが「一日に2.1秒」、「一日に2.2秒」… と増えていくのであれば「自転の鈍化」言えますが、
近年の観測ではむしろ「一日に1.9秒」、「一日に1.8秒」… と時計の進みが減っている傾向です。
このままの状態が続けば、徐々に閏秒を挿入する間隔は長くなり、長期にわたる「閏秒不要の時代」を経て、
いずれ「閏秒の削除時代」がくるかもしれません。
「自転速度の鈍化」がなくても、一定のズレがあり続けるだけで、閏秒挿入の必要もあり続けます。
Re: (スコア:0)
ここ [wikipedia.org]には「地球の自転は減速傾向にある」と書かれているのですが
加速しているというのはどの文献ですか?
Re: (スコア:0)
その ここ [wikipedia.org]に「ここ40年間では、一日の長さ(LOD)はむしろ短くなっている(地球自転速度が速くなっている。)」と。
まあ、1秒の基準にした頃よりは回転が鈍化しているというのは違いないが、グラフ [ucolick.org]を見ると1972年頃が一番速かったようです。
しかしなぜ1956年に秒の長さを決めたときに、その時点でのLODではなく1750年から1892年までが基準になったんだろう?
その頃は鈍化中だったので、過去に遡った基準点にする
Re: (スコア:0)
訂正。(図中では)1972年頃が一番遅く、速いのは2004年頃でした。
Re: (スコア:0)
暦 の秒の定義だけ変えちゃったから仕方ない。
元が地球一回転基準ですからねぇ。
最終的には回転速度調整しかありませんな。
Re: (スコア:0)
宇宙エレベータをいっぱい作ったら...
遅くする方にしか調整できないか。