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今日読んでいた本に、青木ヶ原樹海を航空レーザー測量した話が出ていた。葉が落ちる冬に飛行機からレーザー光を地表に向けて発射し、反射して戻る時間を計測して地形の細かな凹凸をとらえる技術で、青木ヶ原溶岩の流れや貞観噴火の火口列が明らかになったとか。さらに複雑なのに標高差の少ない地形を表現するために「赤色立体地図」という描画手法が開発され、特許が取得されたとか(岩波新書「富士山 大自然の道案内」小山真人著)
森を切り開かずに広範囲に地表面を探査する方法には、こんなものもあるよということで。
>貞観噴火の火口列が明らかになった
864年に起きた貞観噴火の溶岩流は山頂から流れくだったと明治時代までは考えられていたが、1988年の研究で長尾山の南東にある氷山火口列が発見され、2000年代前半に行われたレーザー測量でようやく山梨県道71号線をまたぐ下り山―石塚火口列が見出されたという経緯がある。噴火年代の特定は古文書で明らかだったけれど、すべての噴火口(割れ目噴火)の特定が行われたのはつい最近だったということ。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
モンゴルには森がなさそうだが (スコア:3, 参考になる)
今日読んでいた本に、青木ヶ原樹海を航空レーザー測量した話が出ていた。葉が落ちる冬に飛行機からレーザー光を地表に向けて発射し、反射して戻る時間を計測して地形の細かな凹凸をとらえる技術で、青木ヶ原溶岩の流れや貞観噴火の火口列が明らかになったとか。さらに複雑なのに標高差の少ない地形を表現するために「赤色立体地図」という描画手法が開発され、特許が取得されたとか(岩波新書「富士山 大自然の道案内」小山真人著)
森を切り開かずに広範囲に地表面を探査する方法には、こんなものもあるよということで。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
貞観噴火の火口列が発見された経緯 (スコア:3, 参考になる)
>貞観噴火の火口列が明らかになった
864年に起きた貞観噴火の溶岩流は山頂から流れくだったと明治時代までは考えられていたが、1988年の研究で長尾山の南東にある氷山火口列が発見され、2000年代前半に行われたレーザー測量でようやく山梨県道71号線をまたぐ下り山―石塚火口列が見出されたという経緯がある。噴火年代の特定は古文書で明らかだったけれど、すべての噴火口(割れ目噴火)の特定が行われたのはつい最近だったということ。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ