アカウント名:
パスワード:
どこで破棄(破壊?)したら殺人になるのかとか悩むことはたくさんありそう。
宗教,法律,倫理,医学いろんな見方で答えも変わるんでしょうし。
>法律上は母体から一部でも露出した時点で人間になるので、最初から母体にいないコレは何年培養しようがいつ破壊しようが殺人にはならんでしょ。
うっかり母体を経由しないまま育ててしまったら法律上人間になるのは難しそうすね#できるとして
「技術的には不可能だから未定義にしておいてる問題」は色々ありますよね。
仰るような、「人間の母から産まれた者が人間」というのが暗黙の了解なので他の動物or機械を母体とした場合どうなるか、とか。
「人間を左右に二分割して、それぞれ生きて喋るようなことができた」ら、法律的にはとっても困る。
「2人の人の首をすげかえて、【A頭とB体】さんと【B頭とA体】さんが生きて喋れるようなことができた」ら、どっちがAさんでどっちがBさんなのか、は法律的には定義できない。(心情的にはA頭がAさんだと即答できちゃいますけどね)
徐々に身体機能を機械に代替していった
双生児ってどうなってるんだっけ
2分割される時点では(法的には)人間ではありません。
双生児であれば母胎から外に出る時は分割された二個体なので法的には何も困らないですね。多少難しくなるのが結合双生児、いわゆるシャム双生児の場合でしょうか。一部が結合しているだけで分割しても生きていけそうなタイプはおそらく二人扱いされるのでしょうが、パターンは「ほぼ完全な2人」から「1人の身体にオマケ付き」までのグラデーションなので、線引きが非常に難しいケースもあるのでしょう。(少なくとも、「脳活動があれば」とか「喋れれば」という線引きはちょっと危険)
ピノコはどうなんだろう?
強いAIが生まれたあたりで、人間とロボットの争議が増えて、機械の権利がある程度認められるようになるんじゃないかなぁ。>身体は肉だけど脳だけ機械で代替できたとき
使い方次第でしょう。脳に相当する機能は安全なクラウド上に置いて肉体の方は使い捨てで構わないなら・・・。
殺人罪の対象としての「人」の定義は、条文に書いてあるわけではなく、母体外での胚を成長させることが技術的にできないとの前提で、解釈論として一部露出説が採用されているわけです。したがって、技術的にできるようになって前提が変われば、そのような前提で(従前の解釈論を補完するような)新たな解釈論において新たな基準が提示されることになるでしょうね。したがって、何年培養しようがいつ破壊しようが殺人にはならん、ってことはないと思います。
それ以外の見方は宗教でも何でもいいけど本質的には個人の趣味でしかなく、他人に押し付けるようなものではない。
みんながそういう近代的自由主義の基本原則をもとに行動してくれるなら話は簡単なんですがそれが通るなら世の中に宗教保守なんてものはいないんですよね……(アメリカに限らず、日本でも欧州でも中東でもどこでも)
あちらはほら、妊娠中絶と聞いた途端に法や自由といった些事にこだわらず力強い信仰心のもとに銃を手に取る聖戦士が一杯いらっしゃる国ですので……
法律が天から降りてきて未来永劫絶対不変の存在ならそういう認識でよろしいんでしょうがねぇ。あなたのおっしゃる「個人の趣味」に基づいたある見方をする人が一定数を占めた時、「これを他人にも押し付けよう」と言って決めていくのが法律なんですよ。
我々は民主主義国家に住んでいる主権者なんだから、立法のことは知らないでは済まないでしょう。
格が上だろうが下だろうが、必要なものは必要。
元コメ氏が「本質的には個人の趣味でしかない」と書いてたのは「法学の解釈論においては個人の趣味でしかない」と解釈せよということですか。それは法学的解釈ではないようですが、本質的なんすかね。
日本の法律の話をするなら、12週未満で流産した胎児は医療廃棄物ですが、妊娠12週以降の場合は「死産」とされて、役所への死産届の提出とか火葬の必要がありますので、ここに境目がありますね。
あとは、22週という「人工妊娠中絶が許されるかどうかの境目」があります。ここは「流産」と「早産」の境目で、22週になってれば、生命維持ができる可能性がある、という技術的数値。
最初から一度も母体内に存在しない場合はどうなの?
それは訴訟を起こして、判例を固めていくしか無いのでは?殺人だとか。死体遺棄だとか、名目は色々あるでしょうが。
その際の物差しとして、流産や早産の定義が用いられるかも知れません。
「中に誰もいませんよ」
>「中に誰もいませんよ」
ベルゼルガ(青の騎士)をうっすら思い出した。なんでかATから人(?)が生まれてた気がする。
堕胎可能な時期までで良いのでは?堕胎は許されるのに破棄は許されないというのは矛盾するでしょう。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
14日後 (スコア:2)
どこで破棄(破壊?)したら殺人になるのかとか悩むことはたくさんありそう。
宗教,法律,倫理,医学いろんな見方で答えも変わるんでしょうし。
Re: (スコア:0)
それ以外の見方は宗教でも何でもいいけど本質的には個人の趣味でしかなく、他人に押し付けるようなものではない。
Re:14日後 (スコア:1)
>法律上は母体から一部でも露出した時点で人間になるので、最初から母体にいないコレは何年培養しようがいつ破壊しようが殺人にはならんでしょ。
うっかり母体を経由しないまま育ててしまったら法律上人間になるのは難しそうすね
#できるとして
Re: (スコア:0)
「技術的には不可能だから未定義にしておいてる問題」は色々ありますよね。
仰るような、「人間の母から産まれた者が人間」というのが暗黙の了解なので他の動物or機械を母体とした場合どうなるか、とか。
「人間を左右に二分割して、それぞれ生きて喋るようなことができた」ら、法律的にはとっても困る。
「2人の人の首をすげかえて、【A頭とB体】さんと【B頭とA体】さんが生きて喋れるようなことができた」ら、どっちがAさんでどっちがBさんなのか、は法律的には定義できない。(心情的にはA頭がAさんだと即答できちゃいますけどね)
徐々に身体機能を機械に代替していった
Re: (スコア:0)
双生児ってどうなってるんだっけ
Re: (スコア:0)
2分割される時点では(法的には)人間ではありません。
Re: (スコア:0)
双生児であれば母胎から外に出る時は分割された二個体なので法的には何も困らないですね。
多少難しくなるのが結合双生児、いわゆるシャム双生児の場合でしょうか。
一部が結合しているだけで分割しても生きていけそうなタイプはおそらく二人扱いされるのでしょうが、
パターンは「ほぼ完全な2人」から「1人の身体にオマケ付き」までのグラデーションなので、線引きが非常に難しいケースもあるのでしょう。
(少なくとも、「脳活動があれば」とか「喋れれば」という線引きはちょっと危険)
Re: (スコア:0)
ピノコはどうなんだろう?
Re: (スコア:0)
強いAIが生まれたあたりで、人間とロボットの争議が増えて、機械の権利がある程度認められるようになるんじゃないかなぁ。>身体は肉だけど脳だけ機械で代替できたとき
Re:14日後 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
使い方次第でしょう。
脳に相当する機能は安全なクラウド上に置いて
肉体の方は使い捨てで構わないなら・・・。
Re:14日後 (スコア:1)
殺人罪の対象としての「人」の定義は、条文に書いてあるわけではなく、母体外での胚を成長させることが技術的にできないとの前提で、解釈論として一部露出説が採用されているわけです。したがって、技術的にできるようになって前提が変われば、そのような前提で(従前の解釈論を補完するような)新たな解釈論において新たな基準が提示されることになるでしょうね。したがって、何年培養しようがいつ破壊しようが殺人にはならん、ってことはないと思います。
Re: (スコア:0)
それ以外の見方は宗教でも何でもいいけど本質的には個人の趣味でしかなく、他人に押し付けるようなものではない。
みんながそういう近代的自由主義の基本原則をもとに行動してくれるなら話は簡単なんですが
それが通るなら世の中に宗教保守なんてものはいないんですよね……
(アメリカに限らず、日本でも欧州でも中東でもどこでも)
あちらはほら、妊娠中絶と聞いた途端に法や自由といった些事にこだわらず力強い信仰心のもとに銃を手に取る聖戦士が一杯いらっしゃる国ですので……
Re: (スコア:0)
法律が天から降りてきて未来永劫絶対不変の存在ならそういう認識でよろしいんでしょうがねぇ。
あなたのおっしゃる「個人の趣味」に基づいたある見方をする人が一定数を占めた時、
「これを他人にも押し付けよう」と言って決めていくのが法律なんですよ。
Re: (スコア:0)
それ以外は立法論といって格下扱いされるわけ
Re: (スコア:0)
我々は民主主義国家に住んでいる主権者なんだから、立法のことは知らないでは済まないでしょう。
格が上だろうが下だろうが、必要なものは必要。
Re: (スコア:0)
元コメ氏が「本質的には個人の趣味でしかない」と書いてたのは
「法学の解釈論においては個人の趣味でしかない」と解釈せよということですか。
それは法学的解釈ではないようですが、本質的なんすかね。
Re: (スコア:0)
日本の法律の話をするなら、
12週未満で流産した胎児は医療廃棄物ですが、
妊娠12週以降の場合は「死産」とされて、役所への死産届の提出とか火葬の必要がありますので、ここに境目がありますね。
あとは、22週という「人工妊娠中絶が許されるかどうかの境目」があります。
ここは「流産」と「早産」の境目で、22週になってれば、生命維持ができる可能性がある、という技術的数値。
Re: (スコア:0)
最初から一度も母体内に存在しない場合はどうなの?
Re: (スコア:0)
それは訴訟を起こして、判例を固めていくしか無いのでは?
殺人だとか。死体遺棄だとか、名目は色々あるでしょうが。
その際の物差しとして、流産や早産の定義が用いられるかも知れません。
Re: (スコア:0)
「中に誰もいませんよ」
Re:14日後 (スコア:1)
>「中に誰もいませんよ」
ベルゼルガ(青の騎士)をうっすら思い出した。
なんでかATから人(?)が生まれてた気がする。
Re: (スコア:0)
堕胎可能な時期までで良いのでは?
堕胎は許されるのに破棄は許されないというのは矛盾するでしょう。