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> 実際に光速を超えて物体を移動させることは困難である普通にチェレンコフ光って、そいつじゃないの?
> 実験ではレーザー光を使って擬似的に光の衝撃波が発生したような状況を再現つまりリアルじゃない。
普通にパルスレーザー照射したときの散乱光を観測したみたいですね。
Single-shot real-time video recording of a photonic Mach cone induced by a scattered light pulse | Science Advanceshttp://advances.sciencemag.org/content/3/1/e1601814 [sciencemag.org]
We report single-shot ultrafast video recording of a light-induced photonic Mach cone propagating in an engineered scattering plate assembly.
散乱媒体を集めるよう設定した中を光に誘導された光学的マッハコーンが伝搬していく様子を超ハイスピードビデオで録画し報告する。#無理訳っぽい・・・
うむ。チェレンコフ放射はまさに衝撃波の光バージョンで、それが作るコーン状の波面もきれいに観測されている [osapublishing.org]。(ビデオ [youtube.com])
だから、「光でも同様の現象が発生することは予測されていたが、これを物理現象として実際に記録できたことは初めて」というわけではなくて、「波面の移動を連続的に記録できたのは初めて」ということらしい、論文によると。(前述のビデオはストロボスコープ [wikipedia.org]撮影のような手法を使っていて、連続写真ではないらしい)
チェレンコフ光では飛んでいるのは荷電粒子ですが、今回のは飛んでるのも光子なのでは?
photonic Mach coneで引用されている論文(DOI: 10.1109/3.114)によると、古典的なチェレンコフ輻射との違いは輻射の源が点(荷電粒子)では無く、dipole moment(レーザーパルスによって媒質の物質で分極が起こる。コーンの角度は媒質の誘電率で決まる)で、有限の空間的広がりをもつという事の様です。その違いが輻射のスペクトルや時間的な特徴に強く影響するとのこと。
つまりごくありふれた光の散乱現象ですね。今回はその単一過程を記録できていることに意味があります。
ただ,その気持ちは分からないでもないですが,Photonic Mach Coneなどとミスリードを誘う現象名を使うことには疑問を感じます。
そうだけど、その違いが何か問題?
「困難」ってことは、なんとかすればできるってことだな。できないことは「不可能」って書くだろうし。難しかったけど光速を超えて移動できたよ、ってんならその方が大ニュースになる。
チェレンコフ光が起こる原理は、ある意味光速を越えた状態なんですよ。
光は通過する媒体によって伝播速度が遅くなる。(だから、違う媒体を通るときに屈折する。)しかし、その媒体に影響されない高速の荷電粒子が、その媒体での光の伝播速度より速いと、光を伝播する面の壁を突き破って通過することになり光(衝撃波)を発する。
で、伝播面を突き破っていく姿を撮影したって話。(シミュレーションみたいだけど)
光の伝播速度が遅くなった所でレーザー「光」がそれより速いってことに突っ込む奴はいないのか。
http://advances.sciencemag.org/content/3/1/e1601814.full [sciencemag.org] (論文はオープンアクセス)の Fig.1
.......\.......... 光速度が遅い部分.........\........----------------- ・ ・ ・ レーザーの通る細い道は霧を入れていないので速く進む-----------------........./.............../..........
高速な通り道のところどころに光散乱用の微粒子が置いてあるそこで散乱された光が光速度の遅いところで衝撃波を形成する
という感じらしいっぽいような気がする(単に屈折を見てるんじゃないかって? 自分は知識が足りないから、そう言われるとそんな気がする)
紹介サイトが軒並み勘違いしているので分かりにくいですが,光の衝撃波というものが発生しているわけではありません。光が速く伝搬する領域の両側に遅く伝搬する領域があると,散乱光が衝撃波のような形に伝搬するということです。
そう聞くとそんなの当たり前じゃんと思ってしまう・・・実際にモデルを再現したことに意味があるってことかね・・・
光子(みつこ)ちゃんはうかっり屋さんなのでたまに光より速く走ってしまうことがある。ルール違反なのは承知してますが大目に見てください。
こんなんできるかー!
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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
よく読むと=突込みどころ (スコア:0)
> 実際に光速を超えて物体を移動させることは困難である
普通にチェレンコフ光って、そいつじゃないの?
> 実験ではレーザー光を使って擬似的に光の衝撃波が発生したような状況を再現
つまりリアルじゃない。
Re:よく読むと=突込みどころ (スコア:2)
普通にパルスレーザー照射したときの散乱光を観測したみたいですね。
Single-shot real-time video recording of a photonic Mach cone induced by a scattered light pulse | Science Advances
http://advances.sciencemag.org/content/3/1/e1601814 [sciencemag.org]
散乱媒体を集めるよう設定した中を光に誘導された光学的マッハコーンが伝搬していく様子を超ハイスピードビデオで録画し報告する。
#無理訳っぽい・・・
Re:よく読むと=突込みどころ (スコア:1)
うむ。チェレンコフ放射はまさに衝撃波の光バージョンで、
それが作るコーン状の波面もきれいに観測されている [osapublishing.org]。(ビデオ [youtube.com])
だから、
「光でも同様の現象が発生することは予測されていたが、これを物理現象として実際に記録できたことは初めて」
というわけではなくて、「波面の移動を連続的に記録できたのは初めて」ということらしい、論文によると。
(前述のビデオはストロボスコープ [wikipedia.org]撮影のような手法を使っていて、連続写真ではないらしい)
Re: (スコア:0)
チェレンコフ光では飛んでいるのは荷電粒子ですが、今回のは飛んでるのも光子なのでは?
Re:よく読むと=突込みどころ (スコア:1)
photonic Mach coneで引用されている論文(DOI: 10.1109/3.114)によると、
古典的なチェレンコフ輻射との違いは輻射の源が点(荷電粒子)では無く、
dipole moment(レーザーパルスによって媒質の物質で分極が起こる。
コーンの角度は媒質の誘電率で決まる)で、有限の空間的広がりをもつ
という事の様です。
その違いが輻射のスペクトルや時間的な特徴に強く影響するとのこと。
Re: (スコア:0)
つまりごくありふれた光の散乱現象ですね。今回はその単一過程を
記録できていることに意味があります。
ただ,その気持ちは分からないでもないですが,Photonic Mach Cone
などとミスリードを誘う現象名を使うことには疑問を感じます。
Re: (スコア:0)
そうだけど、その違いが何か問題?
Re: (スコア:0)
「困難」ってことは、なんとかすればできるってことだな。
できないことは「不可能」って書くだろうし。
難しかったけど光速を超えて移動できたよ、ってんならその方が大ニュースになる。
Re:よく読むと=突込みどころ (スコア:2)
チェレンコフ光が起こる原理は、ある意味光速を越えた状態なんですよ。
光は通過する媒体によって伝播速度が遅くなる。(だから、違う媒体を通るときに屈折する。)
しかし、その媒体に影響されない高速の荷電粒子が、その媒体での光の伝播速度より速いと、光を伝播する面の壁を突き破って通過することになり光(衝撃波)を発する。
で、伝播面を突き破っていく姿を撮影したって話。(シミュレーションみたいだけど)
Re:よく読むと=突込みどころ (スコア:1)
光の伝播速度が遅くなった所でレーザー「光」がそれより速いってことに突っ込む奴はいないのか。
the.ACount
Re:よく読むと=突込みどころ (スコア:1)
http://advances.sciencemag.org/content/3/1/e1601814.full [sciencemag.org] (論文はオープンアクセス)の Fig.1
.......\.......... 光速度が遅い部分
.........\........
-----------------
・ ・ ・ レーザーの通る細い道は霧を入れていないので速く進む
-----------------
........./........
......./..........
高速な通り道のところどころに光散乱用の微粒子が置いてある
そこで散乱された光が光速度の遅いところで衝撃波を形成する
という感じらしいっぽいような気がする
(単に屈折を見てるんじゃないかって? 自分は知識が足りないから、そう言われるとそんな気がする)
Re:よく読むと=突込みどころ (スコア:1)
紹介サイトが軒並み勘違いしているので分かりにくいですが,
光の衝撃波というものが発生しているわけではありません。
光が速く伝搬する領域の両側に遅く伝搬する領域があると,
散乱光が衝撃波のような形に伝搬するということです。
Re: (スコア:0)
そう聞くとそんなの当たり前じゃんと思ってしまう・・・
実際にモデルを再現したことに意味があるってことかね・・・
Re: (スコア:0)
光子(みつこ)ちゃんはうかっり屋さんなのでたまに光より速く走ってしまうことがある。
ルール違反なのは承知してますが大目に見てください。
Re: (スコア:0)
こんなんできるかー!