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広い甲板にだな、ソーラーパネルを敷き詰めるだけでいい。タンカーとかなら楽勝だろう。全部を賄うのは不可能だが、足しにはなる。
ただし荷揚げの時邪魔なパネル上げ下げする人手が問題か。後安全性・・・
屋根にして、下に空間作って人が通れる・作業できる状態はどうだろう?
下に強い風が入るような状況は壁を作って防止する。
試しに計算してみる。ここみると、巨大タンカーのサイズと燃料消費量が書いてあった。https://www.idss.co.jp/tanker/know/report/no005/005.html [idss.co.jp]全長333m、幅60mのサイズで、運航には1日にC重油を100トン消費するらしい。
まず、甲板に太陽光パネルを敷き詰めてどれだけ発電できるか。甲板が333*60の長方形と大きめに仮定して、面積が20000m2。太陽光パネルの発電量は、定格出力で0.2kW/m2、1kwの定格出力で1日の発電量は3kWh程度らしい。そうすると、甲板全体での1日の発電量は20000*0.2*3=12000kWh=12MWhぐらい。
一方、C重油のエネルギー密度は以下の資料で42MJ/l、密度が原油と同じ程度とすると、49000MJ/トンぐらい。https://www.paj.gr.jp/statis/kansan/ [paj.gr.jp]1日に100トン消費なので、49000*100=4900000MJ、kWhに換算すると、1400000kWh=1400MWhぐらい。
太陽光パネルによる発電量は、消費する重油の1%ぐらいのオーダーですね。意味が量かどうか微妙なところ。同じ発電なら、巨大な船なんだし風力発電でも設置した方が効率良くならないかな?
風力発電よりも帆走では?船を動かせる位の風車だと回転で発生するコリオリ力で転覆しそう。
> 風力発電でもお若い方昔は帆船というのがあってなぁ
経験豊かな方とお見受けするので、帆船の効率計算よろしく。
全自動の帆船タンカーみたいな可能性は無いのかな。石油とか鉱石とかの急ぎで無い資源っぽい積み荷にに限るけど、荷を積んで海上に放り出しておけば最小限の燃料消費でいつかは目的地に着く、というような牧歌的な運用で。余分に時間が掛かる分は、帆船の数を増やせば期間辺りの輸送量は維持出来る。
船の数を揃えなきゃダメな分で、エネルギー消費を抑えられるメリットぐらいは吹っ飛ぶだろうから無理かな(笑)。
40年ほど前にその前の石油ショックを受けて新愛徳丸 [wikipedia.org]て自動制御で硬質の帆を操作するいわば機帆船が建造されて試験に供されたんだけど、帆の背が高くて橋をくぐれないって基本的なとこから始まって、色々問題が在って結局それっきりなんだよね。でもまだ日本の業界は諦めてない [zaidan.info]みたいだけどね。
バッテリと、帆と、甲板ソーラーパネルと、帆に装着する軟質ソーラーパネルとの組み合わせを全自動コントロールするハイブリッド推進無人AI船なんて可能性はありかもしれませんね。いずれにしても、スクリューに代わる推進方式は考える必要がありそう。
>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%84%9B%E5%BE%B3%E4%B8%B8
既出ですけど、電力的に動かすには厳しいので、太陽電池だけだと、船室や制御系の電力を賄う程度ではないですかね。それだけでも、運用経費削減にはなりそうですけど。
今は軍艦だと大きい船でもガスタービンで発電してモーターで動かすものがでてきてるので、更に潜水艦のように電池を組み込むというのはありではないですかね。例:あさひ型護衛艦 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%95%E3%81%B2%E5%9E%8B%E8%... [wikipedia.org]
これだけでも、エネルギー効率的には優位に立てるんじゃないかと思いますよ。ガスタービンエンジンの高効率領域で発電してためておいてちまちま使うほうが、ディーゼルエンジンや重油ボイラーで直接駆動するよりも燃費が良くなるようなので。
ガスタービンは、小型軽量大出力って利点はあるから軍艦には使うけど、熱効率ではどうやっても大型ディーゼル機関に太刀打ちできないよ。タンカー等の大型船に搭載してる低速大型ディーゼル機関は、軸出力での熱効率が50%を超えてます。ほとんど変速機なしで直接駆動できるので、ロスが少なくものすごく効率が高いです。陸上の最新の発電所で発電してモーターを回してもやっと追いつけるかどうかという効率。
ガスタービン+電気駆動でこれを超えるというなら、どれだけ出せるのか数字を示してほしいところ。
連日の曇りや雨で漂流する羽目に
ソーラーパネルのついたコンテナとかで解決できないかな?上面だけソーラーパネルになったコンテナを最上段に積んで、甲板に敷き詰める感じ。これなら荷揚げのスケジューリング問題は複雑さを増すけど、配線の手間ぐらいしか作業が増えないような。時間に厳しい場合、出航は内蔵バッテリーの電力で行って、航海中に配線やってもいいかも。
海上では海面からの太陽光反射も期待できそうだから、船の側面にソーラーパネル設置するのもありかも。発電量は確実に減るけど、水面下になる部分にパネル設置しても少しは足しになるかも。ただ絶縁処理が確実に課題でしょうなぁ・・
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
太陽光推進船 (スコア:0)
広い甲板にだな、ソーラーパネルを敷き詰めるだけでいい。タンカーとかなら楽勝だろう。
全部を賄うのは不可能だが、足しにはなる。
ただし荷揚げの時邪魔なパネル上げ下げする人手が問題か。後安全性・・・
Re:太陽光推進船 (スコア:2)
屋根にして、下に空間作って人が通れる・作業できる状態はどうだろう?
下に強い風が入るような状況は壁を作って防止する。
Re:太陽光推進船 (スコア:2, 興味深い)
試しに計算してみる。
ここみると、巨大タンカーのサイズと燃料消費量が書いてあった。
https://www.idss.co.jp/tanker/know/report/no005/005.html [idss.co.jp]
全長333m、幅60mのサイズで、運航には1日にC重油を100トン消費するらしい。
まず、甲板に太陽光パネルを敷き詰めてどれだけ発電できるか。
甲板が333*60の長方形と大きめに仮定して、面積が20000m2。
太陽光パネルの発電量は、定格出力で0.2kW/m2、1kwの定格出力で1日の発電量は3kWh程度らしい。
そうすると、甲板全体での1日の発電量は20000*0.2*3=12000kWh=12MWhぐらい。
一方、C重油のエネルギー密度は以下の資料で42MJ/l、密度が原油と同じ程度とすると、49000MJ/トンぐらい。
https://www.paj.gr.jp/statis/kansan/ [paj.gr.jp]
1日に100トン消費なので、49000*100=4900000MJ、kWhに換算すると、1400000kWh=1400MWhぐらい。
太陽光パネルによる発電量は、消費する重油の1%ぐらいのオーダーですね。
意味が量かどうか微妙なところ。
同じ発電なら、巨大な船なんだし風力発電でも設置した方が効率良くならないかな?
Re: (スコア:0)
風力発電よりも帆走では?
船を動かせる位の風車だと回転で発生するコリオリ力で転覆しそう。
Re: (スコア:0)
> 風力発電でも
お若い方
昔は帆船というのがあってなぁ
Re: (スコア:0)
経験豊かな方とお見受けするので、帆船の効率計算よろしく。
Re: (スコア:0)
全自動の帆船タンカーみたいな可能性は無いのかな。石油とか鉱石とかの急ぎで無い資源っぽい積み荷にに限るけど、荷を積んで海上に放り出しておけば最小限の燃料消費でいつかは目的地に着く、というような牧歌的な運用で。余分に時間が掛かる分は、帆船の数を増やせば期間辺りの輸送量は維持出来る。
船の数を揃えなきゃダメな分で、エネルギー消費を抑えられるメリットぐらいは吹っ飛ぶだろうから無理かな(笑)。
Re: (スコア:0, 興味深い)
40年ほど前にその前の石油ショックを受けて新愛徳丸 [wikipedia.org]て自動制御で硬質の帆を操作するいわば機帆船が建造されて試験に供されたんだけど、帆の背が高くて橋をくぐれないって基本的なとこから始まって、色々問題が在って結局それっきりなんだよね。
でもまだ日本の業界は諦めてない [zaidan.info]みたいだけどね。
Re: (スコア:0)
バッテリと、帆と、甲板ソーラーパネルと、帆に装着する軟質ソーラーパネルとの組み合わせを全自動コントロールするハイブリッド推進無人AI船なんて可能性はありかもしれませんね。
いずれにしても、スクリューに代わる推進方式は考える必要がありそう。
Re: (スコア:0)
>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%84%9B%E5%BE%B3%E4%B8%B8
Re:太陽光推進船 (スコア:1)
既出ですけど、電力的に動かすには厳しいので、太陽電池だけだと、船室や制御系の電力を賄う程度ではないですかね。それだけでも、運用経費削減にはなりそうですけど。
今は軍艦だと大きい船でもガスタービンで発電してモーターで動かすものがでてきてるので、更に潜水艦のように電池を組み込むというのはありではないですかね。
例:あさひ型護衛艦 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%95%E3%81%B2%E5%9E%8B%E8%... [wikipedia.org]
これだけでも、エネルギー効率的には優位に立てるんじゃないかと思いますよ。ガスタービンエンジンの高効率領域で発電してためておいてちまちま使うほうが、ディーゼルエンジンや重油ボイラーで直接駆動するよりも燃費が良くなるようなので。
Re:太陽光推進船 (スコア:3, 興味深い)
ガスタービンは、小型軽量大出力って利点はあるから軍艦には使うけど、熱効率ではどうやっても大型ディーゼル機関に太刀打ちできないよ。
タンカー等の大型船に搭載してる低速大型ディーゼル機関は、軸出力での熱効率が50%を超えてます。
ほとんど変速機なしで直接駆動できるので、ロスが少なくものすごく効率が高いです。
陸上の最新の発電所で発電してモーターを回してもやっと追いつけるかどうかという効率。
ガスタービン+電気駆動でこれを超えるというなら、どれだけ出せるのか数字を示してほしいところ。
Re: (スコア:0)
連日の曇りや雨で漂流する羽目に
Re: (スコア:0)
ソーラーパネルのついたコンテナとかで解決できないかな?
上面だけソーラーパネルになったコンテナを最上段に積んで、甲板に敷き詰める感じ。
これなら荷揚げのスケジューリング問題は複雑さを増すけど、配線の手間ぐらいしか作業が増えないような。
時間に厳しい場合、出航は内蔵バッテリーの電力で行って、航海中に配線やってもいいかも。
海上では海面からの太陽光反射も期待できそうだから、船の側面にソーラーパネル設置するのもありかも。
発電量は確実に減るけど、水面下になる部分にパネル設置しても少しは足しになるかも。
ただ絶縁処理が確実に課題でしょうなぁ・・