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を日本で使ったら, やっぱり汚染の度合は日本のディーゼル車並になっちゃいますよ. なんと言っても, 使っている燃料の質, 特に硫黄の含有量がヨーロッパで主流の北海産と日本で主流のアラビア産とで比べるとアラビア産が段違いに多いです. そのため, そのままだと硫黄酸化物(森林に被害が大きい硫酸ミストの原因物質)がだだ洩れになるとか, 排気ガス改質用触媒の寿命が極端に縮むとかの問題が出てきます.
そのため現在, 超低硫黄燃料 [nedo.go.jp]の開発が進められていますが, 最終的なコストとしてエンドユーザに魅力的な物になるかどうかは不透明です.
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
サトウキビはどうなの? (スコア:0)
なにげにエタノールの割合は40%なんて記事もあるみたいなんで、既に普及しちゃってる代替燃料みたい。
効率もよさそうだし、話題に上げないわけにはいかないのでは。
それとも南国でしか作れないから意味がないんですかね?
誰か詳しいひとお願いしますー。
Re:サトウキビはどうなの? (スコア:3, 興味深い)
したが、砂糖や代替燃料としての需要が高まり輸出も増大。
需要が増えれば価格が上がるのは世の道理。
価格が石油とほとんど同じ水準にまでなってしまいました、とさ。
同じ価格ならガソリンのほうが燃費が良いので、自動車燃料としては
徐々にガソリンに戻っているのだとか。
結局、ブラジル一国のエタノール生産量など、世界のエネルギー消費
量に比べればとるに足らない量だし、国家としても外貨は稼ぎたいで
しょう。代替燃料とは違う次元で世の中が動いています。
とはいうもののエタノール車の普及が高いことから、ついにトヨタま
でがエタノール100%で走る車を投入する、と発表せざるを得ないよ
うな状況になっています。
http://www.toyota.co.jp/jp/news/06/Jun/nt06_027.html
トヨタにしてみればハイブリッド車やコンパクトカーのような低燃費
車が売れてくれるのが一番良いはずなんだけど、FFVを出さないと、
ブラジルはもとより、その他のE10ガソリンOK国(米国など)で売るタ
マがなくなるから、やむなく製造、って感じがすごーーくします。
欧州ではディーゼル車がエコカーだから、ディーゼル車の開発にも
力を入れないといけないし、国や地域によって燃料や環境に対する
政策、燃料に対するイメージが違うので、自動車メーカーはトヨタ
に限らず、どこも苦労しているみたいですよ。
# 欧州系のメーカーは、ガソリン低燃費車がエコカーと信じている
日本人に、すすが出るイメージの強いディーゼル車が売れなくて
苦労してたりするしね。
Re:サトウキビはどうなの? (スコア:0)
選択できないのが逆に残念だった記憶があります。
せっかく本国では普及してるのに、あえて燃費が悪くて
燃料代が高い(欧州車は実用車でもほぼハイオク指定なので)
ガソリン車を選ばなきゃならない理不尽さ・・・
一番の問題は、ディーゼル規制のために車そのものの寿命より
遙かに早く廃車になる→タマが売れそうもない→輸入されない
という国内の状況にありますね。
最近のディーゼルはずいぶんクリーンだって言うし、
10年経たずに捨てなきゃいけないなんてどう考えても無駄。
知り合いにメルセデスのデカい商用ディーゼルバンを
持ってる人がいますが、メンテさえしてれば30万キロだって
余裕だと言ってました。
ただし、その距離に届くまでに日本では廃車だって。
ヨーロッパのディーゼル車 (スコア:2, 興味深い)
を日本で使ったら, やっぱり汚染の度合は日本のディーゼル車並になっちゃいますよ. なんと言っても, 使っている燃料の質, 特に硫黄の含有量がヨーロッパで主流の北海産と日本で主流のアラビア産とで比べるとアラビア産が段違いに多いです. そのため, そのままだと硫黄酸化物(森林に被害が大きい硫酸ミストの原因物質)がだだ洩れになるとか, 排気ガス改質用触媒の寿命が極端に縮むとかの問題が出てきます.
そのため現在, 超低硫黄燃料 [nedo.go.jp]の開発が進められていますが, 最終的なコストとしてエンドユーザに魅力的な物になるかどうかは不透明です.
Re:ヨーロッパのディーゼル車 (スコア:2, 参考になる)
それよりも欧州と日本、それから米国の排ガス規制で違うのはそれぞれ試験法も規制値も違うと言うのが大きいです。欧州の規制は高速道路を想定した高負荷モード主体、米国は都市部、近郊、高速をミックスしたモードですが日本の場合都市部の低速走行を主体に想定した試験モードになっています。
当然単一のマッチングで全ての規制をカバーすることは技術的に非常に困難なので、同じ車、同じエンジンでも販売先によってチューニングが違うという事になります。欧州向けにマッチングした車両で日本の排ガス試験を受けた場合はどうなるんでしょうね?多分そのままでは規制に入らないのでは無いかと推測します。
この場合欧州のディーゼル車や欧州で売られている日本メーカーのディーゼル車を日本で正式に型式認証を受けて販売するためには別の排ガスチューニングが必要になります。おそらくがんばれば今でも日本の規制をクリア出来る車は作れるのでしょうが、いかんせん市場が小さいので簡単には出てこないというのが現状です。
ディーゼルの次のチャレンジはUS規制 Tier2 bin5と言われています。この規制はガソリン、ディーゼル車両方とも同じ規制値になっています。つまり、これが出来ればもうディーゼル車の排ガスもガソリンレベルに達したと胸を張って言える訳ですね。
Re:ヨーロッパのディーゼル車 (スコア:0)
開発の甲斐あって、既に全国に供給されているようですよ。
http://www.paj.gr.jp/html/data/eco/lowsulphur.html
Re:サトウキビはどうなの? (スコア:0)
いまは各メーカEuro5対応で忙しいので、それが一段落したら米国Tire2Bin5対応、それをそのまま日本に導入という流れで5年後くらいにはそれなりに選択肢はひろがってると思います。
あと、欧州ガソリン車の指定燃料は大抵はSuper(95RON)なので
ハイオク(100RON)とレギュラー(90RON)を半分ずつ入れれば多分大丈夫です。
最近は高級車を中心にSuperPlus(98RON)の車もあるので、それはあきらめてハイオク:レギュラー=8:2で給油してください。
Re:サトウキビはどうなの? (スコア:0)
サトウキビに期待
Re:サトウキビはどうなの? (スコア:2, 興味深い)
ブラジルでサトウキビが砂糖にならずにエタノールになっている
からだと言われてます [sankei.co.jp]。
他への波及等も考えて代替燃料について議論する必要があるのではないでしょうか。
Re:サトウキビはどうなの? (スコア:1)
コスト的にガソリンと対抗するのはまだ難しそうですが。
Re:サトウキビはどうなの? (スコア:1)
1.サトウキビ農家がわんさかいる
2.砂糖の値段が最近(当時)低い。このままでは砂糖農家が皆おなくなりだ。どうするよ?
3.砂糖から車の燃料つくっちまえよ。ガソリンにそれ混ぜ込んじまえばいいんじゃね?
……こんなプロセスがあるので、他の国とは全然事情が違うのですよ。
Re:サトウキビはどうなの? (スコア:0)