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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
トウモロコシ (スコア:2, 参考になる)
肥料の方も大量に使うのね。
#まあ、栽培する環境によって向き不向きがあるのでしょうけど。
#環境を力づくで用意する場合は、そういう効率が重要になるということですか。
#嫌な時代だなー。
トウモロコシは水を使う? (スコア:2, 参考になる)
ん?可食部の重量あたり水使用量でいえば主要穀物(米・大豆・小麦・トウモロコシ)の中ではトウモロコシがもっとも少ないのですが?
→参考:http://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp/Info/Press200207/ [u-tokyo.ac.jp]
(とくにhttp://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp/Info/Press200207/Img2003-01/vw2003-0130... [u-tokyo.ac.jp])
そもそもトウモロコシはC4ですから,水利用効率にしてもエネルギー利用効率にしても優れているはずなのですが,どこからこういう話がでてきたのでしょう?
あるとすれば,乾燥地の開拓農業に適した作物であることから,砂漠の乏しい水を食い尽くす云々以下略という想像がなされたのでしょうか.
Re:トウモロコシは水を使う? (スコア:4, 参考になる)
水の消費量(必要降水量)を,品種によらず通常の陸上品種はすべて4mm/day,
稲は15mm/dayに固定し,単純にこれに育成日数を掛けただけですので.
#proceedingの方も見ましたが,特に出典はなし.こう仮定しました,
#としか書いていないもので.
つまり,半乾燥地の雨水だけに頼って半年かけて育つ植物よりも,水を
それこそ湯水のごとく投入しなければならないけど1週間で育つ植物の
方が(その計算法上は)「水は少なくていい」と認定されます.
実際には各植物ごとに生体活動に付随する蒸散量は違いますし,
生育時の気温も違いますし(トウモロコシの方が高め=蒸散量は多い),
耐乾性も違う(要求される土壌の保水量が違う)ので,同じ数値を
使って計算するのは(どの植物が一番水消費が少ないかを議論するには)
暴論過ぎます.
#示されているところのように仮想水フローの概算に使うのにも意味がない
#とまでは言いませんが,そちらにしても恣意性は高いと思います.
ですから,実際に育てられている場所で,どの程度の水資源が投入されて
いるのかを調べなければどちらが有利かは言えないはずです.
Re:トウモロコシは水を使う? (スコア:3, 興味深い)
そのとうり,トウモロコシは乏しい水資源を食い尽くす開拓農業で栽培されてるんです.
トウモロコシの種は風に飛ばされて自然に生育地域が広がることはありません.
したがって人間の手によって品種改良され栽培地域が拡大していったのですが,
生育条件に適した高温・乾燥した土地で商業的に大規模栽培するとなるとジャブジャブ
水を撒くしかないんです.
Re:トウモロコシは水を使う? (スコア:2, 興味深い)
それってトウモロコシは特別扱いになってて、トウモロコシの事を語るには不適切なんですけど。。
一般的には小麦は一キログラムに千リットルって言われてて、それに対してトウモロコシは1900ですから大量に水を消費すると考えられるのも当然なのではないでしょうか。
それをおかしいと指摘するのに、その資料はあんまりです。
せっかく真面目に読んだのに。。
あと、トウモロコシはC4植物だからって話ですけど、肥料を無駄に消費するところから可食部の割合がかなり低いのだろうと想像できるので、それだけを理由にされても説得力がありません。