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耳あか遺伝子に地域差」記事へのコメント

  • 爪のDNA (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward
    > 全国の高校生から集めた爪のDNAをもとに

    「耳あか遺伝子を調べるから、たくさんの耳あかを集めたんだ」と思い込んでいました。

    乾型の人は耳あかってたまるのかな…と思ったら、そもそも出ないらしいです。あと、湿ったほうは優性遺伝、乾いたほうは劣性遺伝だとか(この段落、情報源はウィキペディア [wikipedia.org])。
    • Re:爪のDNA (スコア:2, すばらしい洞察)

      by flutist (16098) on 2007年09月19日 11時32分 (#1221234)
      > 湿ったほうは優性遺伝、乾いたほうは劣性遺伝

      なのに現在は乾型が多いということは、湿型と乾型の交配が少なくて優性遺伝に飲み込まれにくかったって事?
      社会的に、縄文人と弥生人のコミュニティはあまり交わらなかったのでしょうか。
      親コメント
      • そうではなく,そもそもの存在確率自体が少なかっただけでは?

        例えば優性のAと劣勢のaを考えます.各種両親の組み合わせを考えると
        AA,Aa,aaの組からは
        AAとAA -> AA:Aa:aa = 1:0:0
        AAとAa -> AA:Aa:aa = 1:1:0
        aaとAa -> AA:Aa:aa = 0:1:1
        aaとaa -> AA:Aa:aa = 0:0:1
        で,両親と生まれてくる子供の間でAA,Aaの比率は変わりません.
        #決して優性側に飲み込まれるわけではない.

        そんなわけで,優性,劣性の遺伝子間で淘汰が働かないんなら,両者の比率は変わらんのではないかと.
        親コメント
        • >そもそもの存在確率自体が少なかっただけ

          この部分は,「現在存在確率が低いものは,単に元々の存在確率が低かったのが維持されているだけ」
          ということで.
          親コメント
          • あの、メンデルの肝である
            Aa:Aa = 1:2:1
            が抜けてません?

            まあ、それでも成り立つかもしないですが...

            むしろ弥生人が乾性(aa)であることは保障できて、縄文人の湿性が(AA)の保障がないことが大きいかもしれません。
            # (Aa)もありうるから

            これらすべてが時間とともに混ざったとしたら、乾性が多数を占める結果になるかも

            # まったくの想像なのでID
            --
            M-FalconSky (暑いか寒い)
            親コメント
            • >Aa:Aa = 1:2:1
              >が抜けてません?

              orz
              ……素で忘れてました.ちょっと変わりますね.
              飯の間にでもまとめます.
              親コメント
              • 良く見てみると元々のコメントだとAAとaaの組とかも抜けていて酷いことになってますね.
                あー,我ながらなんとも情けない.ダメです.

                違う方向から考えてみました.

                AAのみからなる遺伝子プールと,aaのみからなるものを考え,両者の人数の比をx:1-xとすると,
                AAの比率 x
                aaの比率 1-x
                Aaの比率 0

                この二つのプールの混合後,遺伝子(片割れ)Aとaの数は変わらないから,十分な混合後では確率的に
                AAの比率 x^2
                aaの比率 (1-x)^2
                Aaの比率 2x(1-x)

                ですかね.
                大多数のAAに少数のaaが混じると,大多数のAAと,当初のaaの人数とほぼ同数のAaになって発現形
                としてはaはほぼ消失.大多数のaaに少数のAAが混じると,逆に当初のAAとほぼ同じ人数がAaとなる
                んで発現としては混合前とほぼ同数.
                劣性側は基本的に混合前より減る方向で,混合前と混合後との人数比は(1-x)^2/(1-x)=(1-x)と混合前
                人数比の1次.減少はするけれども,劣性側が極端に少人数でなければそんなに劇的ではないという感じ
                ですか.

                #最初からこういう方向でやればよかったんですね.バカなことをやったものです.
                親コメント
              • AAとaaも抜けている。素材の使用回数がバランス悪い時点で気づきそうだけど。
              • > 大多数のaaに少数のAAが混じると,逆に当初のAAとほぼ同じ人数がAaとなる

                「大多数のaaに少数のAAが混じると、(1人のAAが2人にばらけることになるので)当初のAAのほぼ2倍の人数がAaになる」ですね。
                AAホモ集団とaaホモ集団が混じったとき優性が発現する人の割合の混合前後を計算すると、
                {1 - (1-x)^2} / x = (2x - x^2) / x = 2 - x
                で、x≒0 のとき、混合後/混合前≒2 です。
              • >ホモの集団がくんずほぐれつ交じり合っている様子を想像してOTL

                確かにオフトピなんだけども正直自分はほほえましかった。
                他のコメントを理解しようと頭回転させつつ行ったり来たりしてるときに
                気を抜く笑いをもらえたから。
                オフトピ-1,おもしろおかしい+0.5・・・・・で、あれオフトピ-0.5だ

                ごめん擁護しきれんかった。

                #激しいオフトピの上擁護もしきれなかったのでACで。
        • Re:爪のDNA (スコア:1, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward on 2007年09月19日 12時15分 (#1221258)
          「優性遺伝」 [wikipedia.org]の「優性という言葉が誤解を招きやすい」という実例がまた一つ示されたということでは。
          親コメント
      • 優性因子は要素自体が少なくても発現しやすいので集団内の因子濃度が高くなくても発現しやすいけど、そんな集団に劣勢因子を混ぜていくと急激に発現率が減るんじゃないかな?だから逆に縄文人と弥生人がよく交わった結果とも言えなくない。
        親コメント

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