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体外増殖したT細胞で黒色腫の治療に成功」記事へのコメント

  • 自己免疫疾患になる可能性が高くなるような気がします。 副作用は大丈夫でしょうか?
    • by r5 (24383) on 2008年06月20日 1時38分 (#1367061) 日記
      この治療法は、ステージ4の悪性黒色腫
      (死ぬ程積極的な治療時でも、5年生存率は10%程度という最悪のガンの一つ)
      に対しての治療法が開発された事に意義があります。
      外科手術や放射線、抗ガン剤等の化学療法を組み合わせても時間稼ぎしか出来なかったのが今までなので。
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    • 免疫細胞の分化は遺伝子の切り落としで起こるので不可逆で、自己免疫反応する免疫細胞は除去されてその辺には出て来ない(出て来てたらそれは既に自己免疫疾患って奴)...なような。なのでわざわざ除去前のを採取しない限りは大丈夫なはず。

      ...しかし、円山ワクチンに似てなくもないし、日本ではなかなか認可されないやもしれず(あるいは逆にあっさり認可か)。
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    • by AnomalousCoward (32957) on 2008年06月19日 22時00分 (#1366965) 日記
      完全に門外漢の工学屋の考えだけど。

      体外増殖で一時的に数を水増ししてるだけだから、
      急性の副作用以外の心配はないんじゃないかな、と思ってみた。
      --
      ごめんなさい。
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    • by pmjames (29210) on 2008年06月22日 15時27分 (#1368466) 日記
       FHCRCってそもそも骨髄移植が開発された施設 [fhcrc.org]ですが、悪性腫瘍に対する骨髄移植ってのは「大量化学療法で腫瘍細胞を根絶し、失われた造血細胞を移植によって補う」というだけの治療ではなく、まさに「移植片が宿主を攻撃するGVHDのリスクと引き換えに、化学療法では根治しない腫瘍をドナーの免疫反応によって排除する」という治療なんですね。
       悪性黒色腫の患者にメラノサイトに対する自己免疫疾患である尋常性白斑が発症することは古くから知られており、「自己免疫疾患が発症するくらいだから、逆にその免疫能を高めてやれば免疫反応で腫瘍が根絶できるのでは?」というのがそもそもの発想。自己免疫疾患の発症はおり込み済みで、進行した悪性黒色腫は予後絶対不良ですから、たとえ皮膚の色があちこち抜けたって、死ぬよりましってことです。

      # Fred Hutchinsonって野球選手だって知ったときは驚いたなあ。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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