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ではなぜ初段に液体燃料が採用されなかったのでしょうか?
固体燃料ロケットってのは、推力(≒単位時間あたりに出せる力)が大きいので、初速を与えたり、ロケットを一気に地上から、ある程度の高度まで持ち上げるのには向いてます。 ただし、ロケットの速度が、ある程度以上になったら、効率が落ちてくる。
それと、ほぼ逆の特性を持ってるのが、アレス1の2段目に使われてる液酸液水ロケットで、推力が小さくて、低速度の時は効率が悪いけど、すでに、ある程度の速度を持ってるロケットを、さらに加速するのには向いてる訳です。
なので、1段目が個体ロケット(で、2段目が液酸液水ロケット)と言うのは、振動の問題は出てきたけど、そう言う構成にする理由も、それなりに有る訳で。
参考 その1 [air-nifty.com] その2 [air-nifty.com] その3 [air-nifty.com]
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
そもそも初段にSRBを流用したのが間違い (スコア:5, 参考になる)
原理的な問題があるため、衝撃波や音波への根本的な対処は不可能です。
今回の場合は耐加重150キロの自転車に100キロの人間が乗ってるようなものなので
このような小手先の対処で何とかなるのですが、普通のロケットは耐加重が例えば105キロしかない自転車に100キロの人間を乗せてるようなものなので
できるのはせいぜいフェアリングの内側に吸音材を貼るくらいですね。
この音波や衝撃波問題はもちろん液体燃料にもありまして、燃焼室を大きく、比推力を稼ぐために高温にしてしまうと、ノズルや配管中の低温な液
Re: (スコア:1)
重量の増える動吸振器は場当たり的・対処療法だという意見が散見されますが、
厳しい制約のもとでは見ようによってはとてもエンジニアリングな解決策のように思えます。
ちなみに、多数の質点(自由度)を持つ動吸振器は幅広いモードに対処可能で、
その設計はそれほど簡単な話ではないです。
Re:そもそも初段にSRBを流用したのが間違い (スコア:3, 参考になる)
固体燃料ロケットってのは、推力(≒単位時間あたりに出せる力)が大きいので、初速を与えたり、ロケットを一気に地上から、ある程度の高度まで持ち上げるのには向いてます。
ただし、ロケットの速度が、ある程度以上になったら、効率が落ちてくる。
それと、ほぼ逆の特性を持ってるのが、アレス1の2段目に使われてる液酸液水ロケットで、推力が小さくて、低速度の時は効率が悪いけど、すでに、ある程度の速度を持ってるロケットを、さらに加速するのには向いてる訳です。
なので、1段目が個体ロケット(で、2段目が液酸液水ロケット)と言うのは、振動の問題は出てきたけど、そう言う構成にする理由も、それなりに有る訳で。
参考
その1 [air-nifty.com]
その2 [air-nifty.com]
その3 [air-nifty.com]