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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
第六? (スコア:1)
あれ?辛味は?
Re: (スコア:2, 参考になる)
ナルホド (スコア:1)
Re: (スコア:5, 参考になる)
辛みについては、温度刺激を感知するTRPチャネルが受容体になることが判ってます。トウガラシの辛み成分であるカプサイシンや、ショウガの辛み成分ジンゲロール、コショウの辛み成分ピペリンなどは、いずれも43℃以上で活性化される熱刺激受容体のTRPV1に結合して活性化させます。ちなみにメントールは25℃以下の冷刺激受容体、ワサビのアリルイソチオシアネートやシナモンのシナモアルデヒドは17℃以下の冷刺激受容体のリガンドになります。
ほかの「基本味」とこれらの味要素の違いは、その知覚が味蕾(より正確には味細胞)から味覚神経を介して感知されるのかどうか、という部分です。砂糖水を皮膚に塗っても「甘い」とは感じないけど、カプサイシンは皮膚に塗ったら「熱い」と感じる。その、いわゆる体性感覚が、口の中で知覚されるときには「辛い」となるわけでうs。
Re: (スコア:5, 参考になる)
これだけだと何なので。
「第6の味覚」という条件を満たすかどうか、ということについて現在は、味蕾にある味細胞表面に、それらの物質を特異的に認識する受容体があるかどうか、というところがポイントになってます。で、実はカルシウムよりも先に、京大農学部の伏木先生らのグループが、脂質を特異的に認識する受容体の存在を見つけてまして、「油の味」が第6の味覚である、という主張 [nii.ac.jp]をされてます。この受容体は、CD36と呼ばれるタンパク質であることも判っています。
まぁ、この辺りは、脂質にしてもカルシウムにしても、どれだけのコンセンサスを集められるのか、というのがキーポイントだったりするのですけどね。
Re:ナルホド (スコア:1, おもしろおかしい)
そのうち でかさ を認識する受容体も特定されるのですね