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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
研究者さぼりすぎ (スコア:1, 興味深い)
>世界の牧草地308か所の写真に写っていた牛8510頭を調べた結果、大半が北か南を向いていた。
>その方位を平均すると、地軸の南北より、少しずれた地磁気の南北に近かった。
どう考えても牛は8510頭以上写ってるし、牧草地は308箇所以上ある。
きっと手作業でやって途中で飽きたか満足してしまったんだろうな。
Re: (スコア:3, すばらしい洞察)
例えば内閣の支持率を調べるのに日本人全員からアンケートを取る必要はありません。
日本の場合は1000人とか2000人ですね。
母集団の数と最終的に求める精度からサンプル数を決定する手法は、統計学では基礎の基礎です。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/SampleSize/index.html [gunma-u.ac.jp]
そもそも、論文が学会誌に掲載されるためには査読というプロセスを通過する必要があります。
素人が直感で思いつくような問題点が残っている論文は査読に通りません。
Re: (スコア:3, 参考になる)
>例えば内閣の支持率を調べるのに日本人全員からアンケートを取る必要はありません。
>日本の場合は1000人とか2000人ですね。
>母集団の数と最終的に求める精度からサンプル数を決定する手法は、統計学では基礎の基礎です。
このような測定は、一様にランダムにサンプルがとれることが前提条件として必要です。例えば、山間部、都市部、あるいは首相の出身県にサンプルが偏ってしまえば結果は全く異なったものになるでしょう。たまたま内閣支持率の場合、国民を電話帳からかなりランダムに選べる。それですら、報道各社の発表する数字には1割近い誤差が発生することもあるわけです。
ハッブル宇宙望遠鏡の有名な測定
Re:研究者さぼりすぎ (スコア:2, すばらしい洞察)
というのは個人的にも賛成ですが、サンプル数とか一様性というのはやはりその分野の人間なら誰でも知っている話で、
そんな条件すらクリアしていない論文が査読に通るとはとても思えないです。
本文ありました。
http://www.pnas.org/content/early/2008/08/22/0803650105.full.pdf [pnas.org]
これを見ると、場所と時刻に多様性を持たせたサンプリングをしている旨が記述されていますね。
母数は分からないのですがなんとも言えないので、ちょっとアジアが少ないような気はしますね。
これ以上の数を調べるなら、おっしゃるとおりに画像処理を用いないと厳しいでしょうが、
おそらくこの研究グループは画像系の研究をしているわけではないのだと思いますよ。
もしかするとこのネタを見て情報系の人たちがチャレンジするかもしれませんね。