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親から子へ、DNA経由でウイルスも受け継がれる」記事へのコメント

  • by celibidache (14043) on 2008年09月05日 17時34分 (#1416057)
    も、こんな感じだったんでしょうか?
    • by Anonymous Coward on 2008年09月05日 19時49分 (#1416146)

      残念ながら全然違います。ミトコンドリアや葉緑体は「細胞内共生」起源で、元々の細菌の構造のなれの果てをとどめ、DNAも一部保持しています。そこから一部の遺伝子が核に移行したりはしていますが、それとウイルスが宿主ゲノムに潜り込むのとはまただいぶ違う話のはずです。

      レトロウイルスでは当たり前ですが、ヒトヘルペスウイルスがそれをやるのを見つけたのが新しいのかな。詳しくはありませんが、我々のゲノムの中にもきっと潜り込んで壊れたウイルスの残骸がたくさんあるのだろうと思います。ソースコードの中のコメントアウトされて久しくもはや意味不明になったコードのかけら、みたいなものですかね。まあゴミ配列かと思っていたら物理化学的安定性に寄与していたりするなんてこともあるみたいですが。

      # ぬおお、あとちょっとで試薬が全部溶けきるぅ。

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      • ウィルス進化説 (スコア:3, おもしろおかしい)

        by Gockie (33276) on 2008年09月05日 23時19分 (#1416263)
        そういやウィルス進化説なんてのも有りますね。
        キリンの首が長いのは首が長くなるウィルスに感染したとかそう言う。

        #みかんばっかり食ってると皮膚が黄色くなるのはみかんのDNAが(ネェヨ
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      • by SAKAGUCHI_flask (34748) on 2008年09月05日 22時00分 (#1416216) 日記
        子の親の立場から。

        HHV-6は突発性発疹(トッパツ) [wikipedia.org]という病気を引き起こすことが知られとります。
        (wikipediaがソースで恐縮だが)
        トッパツは熱性痙攣 [wikipedia.org]を伴いやすく、これがまた大変に親を不安にさせます。
        ヒキツケをおこして、目が釣り上がった状態で硬直したりするので、
        昔のヒトが”狐が憑いた"と思うのも無理もないだろうなぁと。
        前述のリンク先でもトッパツは水平感染だと思われていたので、生後間もなく、
        感染する機会がなくてもトッパツを起こすかと思うと、厄介だなぁ。
        まぁ、脳炎にまで進行するのは稀らしいし、ウチのチビもその後、何もないのだけれど。

        #知り合いで初めて実家に預けたその時に熱性痙攣になって、
        #それ以来、預かって貰えなくなったって言うヒトがいます。
        ##初孫なのに、気の毒な話だ。

        ># ぬおお、あとちょっとで試薬が全部溶けきるぅ。

        実験、乙。

        バクテリアのファージでは染色体にintegrateして溶原化する現象はよく知られております。
        ゲノムを見ても『ココは元ファージね』なんていう領域はしばしば見つかるわけです。
        教科書的には、真核生物の場合はゲノムへのintegrateはレトロウィルスの特徴だと思っていたので、
        また生物の多様性がここでも見つかったか、と感慨深いです。

        #タレコミ文の「ウイルスはほかの生物のDNAに侵入して増殖する」は
        #言わんとするところは分かるが、あまり賛成できないなぁ。
        #そこを前提とすると、今回の話は何が新しいか、よく分かんない。
        #ただ、同じヘルペスウィルスが子供の時に水疱瘡、
        #成人してから帯状疱疹を起こすことを考えると
        #長期間安定に細胞内に保持されるには好都合で、理屈にあってる気がする。
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    • by Anonymous Coward
      ミトコンドリアのDNAは人間のDNAとは融合してませんよ?

日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

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