パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

インドの月探査衛星「チャンドラヤーン1」10月に打ち上げ予定」記事へのコメント

  • しかし、中国もインドもこれだけ宇宙開発やってて自称途上国なとこが不思議。
    カタール・サウジも自国民が働かんでもええ程恵まれてるのに、途上国扱い。
    日本も途上国宣言して国連分担金・その他国際支援を減らして
    宇宙開発したい・・・。なんだか人のために働く時間が多くなってきた気がする。
    ええ、ただの愚痴です。
    • by Anonymous Coward on 2008年09月29日 16時27分 (#1428333)
      しかし宇宙開発は先進国の方がやりやすいでしょうね、とくに有人は。

      宇宙開発には事故がつきもので人命を失うような事故が起こりえるというか
      避けられないといってもいいでしょう。先行する米国やロシアは
      大きな事故を経験して、それを乗り越えて何とかやってきたわけです。

      冷戦時は事故を起こしても、これは戦いだから頑張るみたいなことができた
      でしょうが、冷戦が終結したいま、宇宙開発は先進国間の競争にはなり得ず、
      当時のようなモチベーションは期待できません。

      ですから、いま人命を失う事故でも起こそうものなら、その原因究明と
      対策やら責任追及やらで数年間は物事が進まなくなること間違いナシです
      (日本でも過去に人命を失う事故を起こしてたと思いますが)。
      ですから、たとえば日本が有人宇宙飛行までこぎ着けくには相当な時間が
      かかるでしょう。というか独力では不可能かもしれません。
      人命を失うたびに怯んで後退するようでは…

      一方、国家の高揚を目的に宇宙開発を行う発展途上国は、おしなべて人口が多く、
      こういってはアレかもしれませんが実際に人命は国家より軽いみたいな
      風潮もあるので少なくとも日本よりは冒険しやすい。人命を失うような事故に
      怯まず一気に目標に達成できるのは発展途上国の方ですよね。
      ですから、我々としては、発展途上国が得た果実を上手く頂くような方向で
      宇宙開発を検討するのも手かもしれませんよ。
      親コメント
      • by charlesberry (35107) on 2008年09月29日 16時44分 (#1428346) 日記
        >ですから、我々としては、発展途上国が得た果実を上手く頂くような方向で
        >宇宙開発を検討するのも手かもしれませんよ。

        いざ途上国が宇宙開発で得たものを転用したら、
        「自国で開発しろ」「犠牲を伴わないのはずるい」
        って言われそうなのが、また。

        なんとなく、PKOとかと同じ論調で「金は出すが、人命は出さない」
        とかなりそうな気がしません?

        あとは、この国の人々は宇宙開発で死ぬことをそんなに恐れているのか?
        実際、チャレンジャー・コロンビアの様な事故があっても、スペースシャトルに
        搭乗したい方が多いところを見るとどうなんでしょう。

        親コメント
        • 別に相手から普通に売り込んでくるような気がするなぁ。正当な対価さえ払えば頂いても文句は出ないんじゃないかな?

          #NASAの技術を利用した新製品○○って昔よく聞いたフレーズだしw
          親コメント
          • Re:先進国って? (スコア:2, すばらしい洞察)

            補足:

            安保問題で「人命を~」みたいな「タダノリ」論が出るのは安全保障が経済学の例題に上がるような典型的な「公共事業」だからでしょう。つまり税金を払わない人でも国道を通行し国防の恩恵は受けられるって話です。 けど宇宙開発は研究投資の部分はある程度公共事業的だけど研究成果の知的所有権自身はある程度商業的に取引できて安全保障のようなタイプのタダノリはできない。

            以下余談:
            日本くらい<strike>貢いで</strike>支払っていれば本来全然「タダノリ」じゃないと思うけどね。
            金の支払いが「人命」と無関係であるかのような言い回しは単なるレトリックで、結局のところあらゆる資源は有限であり、 その配分を行う経済システムを介して対外的な金銭的な拠出は結局国民の生存にかけられる資源配分の減少へと密接に繋がっており、 結局のところ実は命に繋がるのは昨今の医療制度や福祉制度やの問題を見てれば分かるとおりで。

            まるで安全保障が他の公共事業と別枠であるかのような議論は本来ヘン。
            親コメント
      • by Anonymous Coward
        > ですから、いま人命を失う事故でも起こそうものなら、その原因究明と
        > 対策やら責任追及やらで数年間は物事が進まなくなること間違いナシです

        その論理はいわゆる先進国のもので、近年発展の著しい国では人命はさほど高値ではないようです。
        だからこそ挑戦的な事業に挑めるという面もあるんじゃないかな。
        アメリカが無人機やロボット兵器など兵士が死なない戦争の研究に勤しんでいるのは、兵士がいない方が安くつくからでしょうね。

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

処理中...