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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
PSLV? (スコア:0)
極軌道に打ち上げるわけじゃないのになんでPSLV(Polar Satellite Launch Vehicle:極軌道衛星打ち上げ機)なんだろう?
PSLVしか持ってないから?
Re: (スコア:3, 参考になる)
GSLVの成功率があまり高くないので、PSLVをつかったという話のようです。
ちなみに、月探査機の投入軌道は静止衛星の投入軌道に近いです。
RD-56M (スコア:4, 興味深い)
GSLVが開発された90年代の後半に当時金のなかったロシアから技術移転を受けて
国内生産される予定だったのですが、米国からの横槍が入って
計画中の機体は完成品の輸入のみ、技術移転なしというお約束になってしまったのです。
で、とりあえず代替エンジンの開発はできたのですが、まだ十分にテストされてないため
国威のかかったこの計画では使えない、と。
当然ながら核抑止力は静止軌道の早期警戒衛星と極軌道の画像衛星と
弾道ミサイルのセットなので、アメリカが口を出すのはもっともですし、
インドの宇宙開発も対中国を想定した核抑止力と不可分です。
当時核武装していなかったのでチベットとの国境を定めたマクマホンラインから
一方的に追い出された、というのはインド軍のトラウマになってますから。
あ、パキスタンはインド全土を火の海にできるだけの弾数がない上に
国土が狭いので政治的に持っている以上の意味はないです。
攻めて来たらニューデリーに一発打ち込むよ、ってだけです。
あくまでインド軍の侵攻を躊躇させるのであって、相互確証破壊による均衡は成立してません。一方でインドは中国に一方的に破壊されます。
#純粋に科学的見地から始まった日本の宇宙開発の如何に特殊なことか
話がそれました。で、PSLV、GSLVとも名前の通り軌道特化型の固液ロケットなので、月軌道にもっていくような特殊なマニューバでは
最上段が軌道再着火の実績のないLH-LOxな三段のGSLVでは無駄が多すぎて
液体段がヒドラジンの四段ロケットPSLVとそう変わらないので
じゃあ何度かロケットで軌道修正できるPSLVかね、ということでしょう。
#日本のH2Aも実はGSLVと似たり寄ったりですが、こちらは上段で二回
#再着火が可能なので、地球フライバイで大型の衛星を持っていけました。
#その代わりアポジモーターがなくなっちゃいましたが。
Re:RD-56M (スコア:1, 参考になる)
そうでもないよ。インド宇宙研究機関 [wikipedia.org]は弾道ミサイル技術とは関係なく始まった組織です。
ただ衛星を打ち上げよう、ってことから始まってる。
そのへんはESAとかとも似てるよ。
Re: (スコア:0)
軍にあれこれ吹き込んでだまくらかしてお金を出してもらってきたというのが流れ。
日本が特殊なのは、建前上は軍隊を持てないことになってたので、そのルートの資金調達が困難だったからだね。
Re: (スコア:0)