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温室効果ガス観測衛星「いぶき」ほか7基、打ち上げ迫る」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    ロケット打ち上げ等々による環境負荷よりも、
    研究によって将来的に削減できる環境負荷が、
    大きいことは示されているのでしょうか。

    インチキな青写真でも構いません。
    そういうのは必要だと思います。
    • >ロケット打ち上げ等々による環境負荷よりも、
      >研究によって将来的に削減できる環境負荷が、
      >大きいことは示されているのでしょうか。

      日本の2006年度の年間温室効果ガス排出量は13.4億トンでした。
      これを(基準年である1990年度の排出量12.6億トンより-6%)11.8億トンにまでなんとか減らそう、ってのが京都議定書の合意事項ね。

      でもって、H-2Aロケットの一段目と二段目は液体水素/液体酸素を燃やすエンジンですので出るのは水だけです。なんてエコロジカル!
      一段目の横についてる固体ロケットブースターはポリブタジエン系(C4H6)の混合素材ですんで
      これは二酸化炭素を出しますね。

      推進薬6

      • by Anonymous Coward
        >液体水素/液体酸素を燃やすエンジンですので出るのは水だけ

        大気中で燃焼をおこなえば窒素酸化物が生成されますが、ノーカウントでいいんでしょうか?
        (そうなら小排気量のバイクは排ガス規制を緩めて欲しいんだが)
        • Re:計算してみた (スコア:3, 参考になる)

          by SteppingWind (2654) on 2009年01月21日 16時46分 (#1496032)

          えーと, 液水/液酸ロケットエンジンは大気中で「燃焼」は行っていません. 主な燃焼行程はノズル前の燃焼室内で行われ, 一部はノズル内でも反応が進むかもしれませんが, ここまでの行程では窒素が入り込む余地がありません.

          可能性があるとすれば, ノズルから先の噴射ガス(水蒸気)と大気の接触面ぐらいなのですが, この段階までに燃焼ガスはその燃焼温度を膨張・加速に費やしてかなり低温(といっても数100~1000℃以上はありますけど)になっています. さらに大気の温度は0℃前後なので, 無酸素状態の燃焼ガスに酸化が進行するほど大気を混合させれば, さらに温度が下がって窒素の酸化反応は容易には進まないと考えられます.

          つまり, 内燃機関の場合には窒素を含む混合気を圧縮・過熱しているところに問題の大本があるってことです.

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            茶々だけど化学ロケットも内燃機関の端くれなのでそこんとこよろしく
            窒素酸化物の生成される余地がほぼ無いのはそのとおり

日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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