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充電された電池を宇宙からひゅーーーっと…
で、空になった電池を地上からどーーーーーーんっと打ち出して…
宇宙玉突きってできないものでしょうか。地上から「打ち出された」電池は、遠地点(アポジー)で加速しない限り、また地上に落ちてきます。当然ですが、遠地点における電池の速度は、その高度で円軌道を周回する速度よりもはるかに遅いです。ということは、タイミングさえ合わせれば、地上から投げ上げた空の電池に、軌道上で充電済みとなった電池を追突させることができるのです。このとき、電池の質量が等しくて反発係数が100%であれば、速度の交換が起こります。すると投げ上げられた空の電池は獲得した速度で円軌道に乗り、衝突で速度を失った充電済みの電池は、地上に向かって落下します。うまくいけば、地上の施設による動力だけで、軌道と地上の連絡が行えるのです。
それを衝突なしでするのがテザー衛星よん。
テザーでどうやって運動量を交換するんですか?
スカイフック [wikipedia.org]のことかしらん?
# テザーって云うと最近話題のス○○○○ブリ除去用テザー衛星が頭をよぎる。# ハチ「それでも伏せずにはいられないんだ」
そそ、それそれ。
「となりののトト○」を作ったアニメ会社?(あさりよしとお「HAL」から引用)
スペースファウンテンの保持流体に電池そのものを使うって手があるかも。空気抵抗のロス以上の電気エネルギーが得られるのが前提だろうけど。
1900年当初より電力を無線で送ろうという試み [wiredvision.jp]は動いており、ある程度の実験レベルでの成功例も数多い。
たまに周りが火事になるアレですか。
近くに消防署建てといても消防署ごと火事になるんだよなー。# 周囲は空き地にしとくのが一番
あれは建物を増やしただけ、発電所を増やさないと住民が文句言って、Dr.ライトが対応に追われる。
レーザー送電の技術ですが、太陽光の直接変換を主張するグループと、一度太陽電池で電力に変換したのちにレーザーで地上に送る方式を主張するグループ、両者が存在します。それぞれ利点、欠点があるんでどちらが良いとは一概には言えません。例えば直接変換は、それなりに高い効率は実現できますが、長期間使用時に本当に耐久性は十分なのか、大電力化したときに問題は発生しないか、という点が不明です(問題がない/改善できる可能性も当然ある)。後者は耐久性はまあ散々使われていてだいぶよく分かっていますが、変換効率が若干落ちるのと重量が問題になる可能性があります(ただし、こちらもタンデム化や薄層化で解決できる可能性があります)。
レーザーだとエネルギー集中の問題があるから、広範囲にマイクロ波で降らせてレクテナで掻き集めるのが順当なような気がする。# 盗電し放題(ぉ
>レーザーだとエネルギー集中の問題があるから
レーザーでもエネルギーは広範囲に分散させます。そうでないと危なくて使えたもんじゃない。
どうやって集めるの?
受光部がでかい。要は今考えられてるマイクロ波送信と同じ。現状での研究対象は、直撃を受けても鳥などの生物に影響がないレベルがほとんど。#というか経産省の研究はこのレベルのエネルギー密度しか対象にしてなかったはず。
っちゅうかですな、通常の径のレーザーなんぞですと絞れんわけですよ。レーザーの発光部の径、波長、目標までの距離で絞れるスポットサイズが決まってしまって、まあ1cmとかのレーザーを静止軌道あたりから発射すると地球上ではスポットサイズは3000mとかそういうレベルになります。衛星でのレーザーの発光部を10倍(レーザー径10cm)ぐらいにすればスポットサイズを1/10に出来ますけど、それでも300m。発光部の直径が1mとか言うふざけたサイズのレーザーでようやく30m前後。#発射時のレーザーが太いと、目的地でのスポットは逆に小さくできる(光学系をちゃんと組めば)#実際にはレンズの誤差があるのでスポット径はもっと大きくなる。
発射時に光学系をいろいろ組んで、あたかももっと太い光源から出てだんだん収束していくような波束にしてやればまあもっともっと絞れますけど、強烈なレーザーを当てる光学系なんで多分すぐ壊れます。そういうやむを得ない拡散と安全面から、現状では受光部でのエネルギー密度はせいぜい太陽光の数倍から10倍程度のエネルギー密度となるわけですわ。
「レクテナによるマイクロ波受電は受電範囲を占有しない」というのがレーザーとは違うだろうな。あと、「受光部がでかい」なんてのは当然であって、問題なのは光束を絞るかどうかじゃなくてそれを電力として集める方法。取り出したいのは光じゃなくて電力なので。
>それを電力として集める方法
そんなもんは単純に太陽電池でしょう。レーザー送電の場合は波長限定だから、現状でも変換効率は60-70%程度は確保できてますし。
まず三角塔 [big.or.jp]を作って・・・
軌道エレベーターを使えばいいんじゃないかなマイクロウェーブより電線でしょう、しかも電線だとADSLも使えるかもしれませんしね
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
電力をどうやって地球に送るか (スコア:0)
無知なのでAC
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:3, おもしろおかしい)
充電された電池を宇宙からひゅーーーっと…
で、空になった電池を地上からどーーーーーーんっと打ち出して…
fjの教祖様
Re: (スコア:0)
宇宙玉突きってできないものでしょうか。
地上から「打ち出された」電池は、遠地点(アポジー)で加速しない限り、また地上に落ちてきます。
当然ですが、遠地点における電池の速度は、その高度で円軌道を周回する速度よりもはるかに遅いです。
ということは、タイミングさえ合わせれば、地上から投げ上げた空の電池に、
軌道上で充電済みとなった電池を追突させることができるのです。
このとき、電池の質量が等しくて反発係数が100%であれば、速度の交換が起こります。
すると投げ上げられた空の電池は獲得した速度で円軌道に乗り、
衝突で速度を失った充電済みの電池は、地上に向かって落下します。
うまくいけば、地上の施設による動力だけで、軌道と地上の連絡が行えるのです。
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1)
それを衝突なしでするのがテザー衛星よん。
Re: (スコア:0)
テザーでどうやって運動量を交換するんですか?
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:2, 参考になる)
スカイフック [wikipedia.org]のことかしらん?
# テザーって云うと最近話題のス○○○○ブリ除去用テザー衛星が頭をよぎる。
# ハチ「それでも伏せずにはいられないんだ」
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1)
そそ、それそれ。
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1)
「となりののトト○」を作ったアニメ会社?
(あさりよしとお「HAL」から引用)
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
スペースファウンテンの保持流体に電池そのものを使うって手があるかも。
空気抵抗のロス以上の電気エネルギーが得られるのが前提だろうけど。
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1)
1900年当初より電力を無線で送ろうという試み [wiredvision.jp]は動いており、ある程度の実験レベルでの成功例も数多い。
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1, 参考になる)
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1)
たまに周りが火事になるアレですか。
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:2, 参考になる)
近くに消防署建てといても消防署ごと火事になるんだよなー。
# 周囲は空き地にしとくのが一番
Re: (スコア:0)
あれは建物を増やしただけ、発電所を増やさないと住民が文句言って、Dr.ライトが対応に追われる。
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1)
# 太陽光レーザー [gigazine.net]にトータルな性能・コストで勝てるのかな?
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:2, 興味深い)
Re: (スコア:0)
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1, 参考になる)
レーザー送電の技術ですが、太陽光の直接変換を主張するグループと、一度太陽電池で電力に変換したのちにレーザーで地上に送る方式を主張するグループ、両者が存在します。それぞれ利点、欠点があるんでどちらが良いとは一概には言えません。
例えば直接変換は、それなりに高い効率は実現できますが、長期間使用時に本当に耐久性は十分なのか、大電力化したときに問題は発生しないか、という点が不明です(問題がない/改善できる可能性も当然ある)。後者は耐久性はまあ散々使われていてだいぶよく分かっていますが、変換効率が若干落ちるのと重量が問題になる可能性があります(ただし、こちらもタンデム化や薄層化で解決できる可能性があります)。
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:2, 参考になる)
レーザーだとエネルギー集中の問題があるから、広範囲にマイクロ波で降らせてレクテナで掻き集めるのが順当なような気がする。
# 盗電し放題(ぉ
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1, 参考になる)
>レーザーだとエネルギー集中の問題があるから
レーザーでもエネルギーは広範囲に分散させます。そうでないと危なくて使えたもんじゃない。
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1)
どうやって集めるの?
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:3, 参考になる)
受光部がでかい。要は今考えられてるマイクロ波送信と同じ。
現状での研究対象は、直撃を受けても鳥などの生物に影響がないレベルがほとんど。
#というか経産省の研究はこのレベルのエネルギー密度しか対象にしてなかったはず。
っちゅうかですな、通常の径のレーザーなんぞですと絞れんわけですよ。
レーザーの発光部の径、波長、目標までの距離で絞れるスポットサイズが決まってしまって、まあ1cmとかのレーザーを静止軌道あたりから発射すると地球上ではスポットサイズは3000mとかそういうレベルになります。衛星でのレーザーの発光部を10倍(レーザー径10cm)ぐらいにすればスポットサイズを1/10に出来ますけど、それでも300m。発光部の直径が1mとか言うふざけたサイズのレーザーでようやく30m前後。
#発射時のレーザーが太いと、目的地でのスポットは逆に小さくできる(光学系をちゃんと組めば)
#実際にはレンズの誤差があるのでスポット径はもっと大きくなる。
発射時に光学系をいろいろ組んで、あたかももっと太い光源から出てだんだん収束していくような波束にしてやればまあもっともっと絞れますけど、強烈なレーザーを当てる光学系なんで多分すぐ壊れます。
そういうやむを得ない拡散と安全面から、現状では受光部でのエネルギー密度はせいぜい太陽光の数倍から10倍程度のエネルギー密度となるわけですわ。
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1)
「レクテナによるマイクロ波受電は受電範囲を占有しない」というのがレーザーとは違うだろうな。あと、「受光部がでかい」なんてのは当然であって、問題なのは光束を絞るかどうかじゃなくてそれを電力として集める方法。取り出したいのは光じゃなくて電力なので。
Re: (スコア:0)
>それを電力として集める方法
そんなもんは単純に太陽電池でしょう。
レーザー送電の場合は波長限定だから、現状でも変換効率は60-70%程度は確保できてますし。
Re:電力をどうやって地球に送るか (スコア:1)
ハッブル宇宙望遠鏡という名前で実用化されています。
ドウシテオレハ、ココニイルンダ!
Re: (スコア:0)
まず三角塔 [big.or.jp]を作って・・・
Re: (スコア:0)
宇宙太陽光発電では、パネルを宇宙に上げるコストもかなり採算が合わないものである上、
その送電技術や送電時のエネルギーロスなど、かなりな部分での損失が生じてしまいます。
電気は発電したならなるべく近くで使うのが最も効率がよいのです。
というわけで、宇宙太陽光発電ならそのままスペースコロニーを併設してそこで生活しましょう。
一応小さいながらも実物もできている事ですし。
Re: (スコア:0)
生活物資は一年間でどのくらい必要ですか。
汚物や汚水はリサイクルしたとしての数字でも結構です。
Re: (スコア:0)
軌道エレベーターを使えばいいんじゃないかな
マイクロウェーブより電線でしょう、しかも電線だとADSLも使えるかもしれませんしね