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タレコミで、どこが捏造の証拠になるのかさっぱりわからなかったけど、 これを読んで思い出したのが、 WHO (世界保健機関)がタバコと健康被害とに関係は見られなかった、 という調査結果を隠蔽した話。
都合の悪いことを公表しないのはどこでも同じ、ってことか。
ちなみに私はタバコは大嫌いで、さっさと税率をあげてほしいと思っているし、 高い金を出して石油を買ってバカみたいに使うのも良いとも思えない。
よく分からないのだが、とりあえず、田中宇の国際ニュース解説:地球温暖化めぐる歪曲と暗闘(1)2009年12月2日 [tanakanews.com]によれば、
データを歪曲することで、地球が温暖化しているかのように見せかけるトリック(ごまかし)であると感じられる。(中略)英米の議員らからは、今回のクライメートゲート事件で暴露されたジョーンズやマンのやり方は、科学的事実をねじ曲げて研究予算を獲得した詐欺の違法行為であり、犯罪捜査が必要だという声が出てきている。マンとジョーンズが属する大学の当局は、事態を究明するための調査機関を設置した。
もはや、クライメートゲートらしい。
多少オフトピですが、無関係でもないので。
タバコと言うか肺がんに関しては、70年代後半から急増している上に・それ以前の方がタバコ沢山吸われていた事からタバコのみを悪玉とする・今のところ「正しい」とされてる説に懐疑論が一定あって、
その中でもアメリカでの禁煙運動が一気に広まるきっかけとなった、西部劇俳優のジョン・ウェインが肺がんで亡くなった事件は彼が実はネバダ州などの地上での核実験を頻繁にやっていたところで繰り返し撮影してた事から来ているのではないか、タバコ悪玉説は核兵器開発と密接な関係がある原子力業界が論点を逸らすためにやった情報操作なのではないか。という疑惑が80年代末期から主に反原発界隈や陰謀論好きの人々の間では囁かれてるという事がある訳です。
その上で、タバコ悪玉説の人は「疫学上も生理学上も放射能悪玉説は荒唐無稽」と一蹴してきましたが…今年の七月になって岡山大で興味深い研究成果が公表されました(PDF注意) [okayama-u.ac.jp]
この結果自体は追試の推移を見る必要がありますが、以下のようなメカニズムで肺がんが起こるとしています。1.鉄原子を多く含む微粒子(ニコチンやアスベストの細片)を多量に摂取する(※プレスリリースの文面からすると肺からの摂取に限らない感じもする)2.そうすると、体内のフェリチンなる鉄を含んだたんぱく質が急増する3.このフェリチンにはラジウム(及びその同位体)を肺に蓄積しやすくする効果が認められる4.このラジウムが体内でα線をばらまき被爆を起こして肺がんを誘発している。
…この研究が正しいとすると、タバコ悪玉説も核実験悪玉説も両方正しい(上にこの二つが相乗効果を示す)事になるのですが…どちらにしても1950年代前後から70年代にかけての大気内核実験のおかげで莫大な放射性物質がばらまかれて、日々我々の体内に蓄積しては排出されてるのですが、疫学的にタバコをなくせば無問題に近くできる。と言う従来の説は相当な軌道修正が必要になる
ニコチンが気管支粘膜の繊毛運動を鈍化させるから、呼気中の煤塵排出を妨害して各種の相乗効果が出る。ってのは昔聞いた。(相乗効果は他にもあったはずだが、記憶が怪しいから書かない)どっちにしても、タバコをなくせば良いと言う事に軌道修正が必要とは思えん。
えーと、それで核実験とラジウムにどんな関係があるんでしょう。核実験のことなんて、プレスリリースにはぜんぜん出てこないのですが。そもそもラジウムって核分裂生成物じゃないのでは?(核崩壊生成物ではあるかもしんないけど)ミスリードはやめてくださいね。
煙草の害といえば肺癌のみと考える人ばかりのようですが、現実には血管収縮で発作がおきたり、病状が悪化する狭心症や心筋梗塞をはじめとする血管系の病気も深刻だったりします。なかでも、数少ない根治手段である手術ができるのは約二割の バージャー病 [nanbyou.or.jp]は、「受動喫煙を含めると患者のほとんど全てに喫煙歴がある」と言われているほど、煙草と縁の深い病気で、治療の基本は禁煙だったりします。
というわけで、受動喫煙でも病状が悪化する血管系の病気
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
都合の悪いことは言わないのはどこでも同じ (スコア:1, 参考になる)
タレコミで、どこが捏造の証拠になるのかさっぱりわからなかったけど、 これを読んで思い出したのが、 WHO (世界保健機関)がタバコと健康被害とに関係は見られなかった、 という調査結果を隠蔽した話。
都合の悪いことを公表しないのはどこでも同じ、ってことか。
ちなみに私はタバコは大嫌いで、さっさと税率をあげてほしいと思っているし、 高い金を出して石油を買ってバカみたいに使うのも良いとも思えない。
クライメートゲート (スコア:2)
よく分からないのだが、とりあえず、田中宇の国際ニュース解説:地球温暖化めぐる歪曲と暗闘(1)2009年12月2日 [tanakanews.com]によれば、
もはや、クライメートゲートらしい。
Re:クライメートゲート (スコア:2, おもしろおかしい)
タバコ悪玉論と核実験悪玉論の数奇な関係(Re:都合の悪いことは言わないのはどこでも同じ (スコア:1, 荒らし)
多少オフトピですが、無関係でもないので。
タバコと言うか肺がんに関しては、70年代後半から急増している上に・それ以前の方がタバコ沢山吸われていた事からタバコのみを悪玉とする・今のところ「正しい」とされてる説に懐疑論が一定あって、
その中でもアメリカでの禁煙運動が一気に広まるきっかけとなった、西部劇俳優のジョン・ウェインが肺がんで亡くなった事件は彼が実はネバダ州などの地上での核実験を頻繁にやっていたところで繰り返し撮影してた事から来ているのではないか、タバコ悪玉説は核兵器開発と密接な関係がある原子力業界が論点を逸らすためにやった情報操作なのではないか。という疑惑が80年代末期から主に反原発界隈や陰謀論好きの人々の間では囁かれてるという事がある訳です。
その上で、タバコ悪玉説の人は「疫学上も生理学上も放射能悪玉説は荒唐無稽」と一蹴してきましたが…
今年の七月になって岡山大で興味深い研究成果が公表されました(PDF注意) [okayama-u.ac.jp]
この結果自体は追試の推移を見る必要がありますが、以下のようなメカニズムで肺がんが起こるとしています。
1.鉄原子を多く含む微粒子(ニコチンやアスベストの細片)を多量に摂取する(※プレスリリースの文面からすると肺からの摂取に限らない感じもする)
2.そうすると、体内のフェリチンなる鉄を含んだたんぱく質が急増する
3.このフェリチンにはラジウム(及びその同位体)を肺に蓄積しやすくする効果が認められる
4.このラジウムが体内でα線をばらまき被爆を起こして肺がんを誘発している。
…この研究が正しいとすると、タバコ悪玉説も核実験悪玉説も両方正しい(上にこの二つが相乗効果を示す)事になるのですが…どちらにしても1950年代前後から70年代にかけての大気内核実験のおかげで莫大な放射性物質がばらまかれて、日々我々の体内に蓄積しては排出されてるのですが、疫学的にタバコをなくせば無問題に近くできる。と言う従来の説は相当な軌道修正が必要になる
Re:タバコ悪玉論と核実験悪玉論の数奇な関係(Re:都合の悪いことは言わないのはどこでも同じ (スコア:1)
ニコチンが気管支粘膜の繊毛運動を鈍化させるから、呼気中の煤塵排出を妨害して各種の相乗効果が出る。ってのは昔聞いた。(相乗効果は他にもあったはずだが、記憶が怪しいから書かない)
どっちにしても、タバコをなくせば良いと言う事に軌道修正が必要とは思えん。
the.ACount
核実験悪玉論と陰謀論の数奇な関係 (スコア:0)
えーと、それで核実験とラジウムにどんな関係があるんでしょう。核実験のことなんて、プレスリリースにはぜんぜん出てこないのですが。
そもそもラジウムって核分裂生成物じゃないのでは?(核崩壊生成物ではあるかもしんないけど)
ミスリードはやめてくださいね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
煙草の害といえば肺癌のみと考える人ばかりのようですが、現実には血管収縮で発作がおきたり、病状が悪化する狭心症や心筋梗塞をはじめとする血管系の病気も深刻だったりします。なかでも、数少ない根治手段である手術ができるのは約二割の バージャー病 [nanbyou.or.jp]は、「受動喫煙を含めると患者のほとんど全てに喫煙歴がある」と言われているほど、煙草と縁の深い病気で、治療の基本は禁煙だったりします。
というわけで、受動喫煙でも病状が悪化する血管系の病気
Re: (スコア:0)
ってか、(温暖化議論で不利益を被る)産業界寄りのワシントンポストですから。
この件も、プライベートなディベートを針小棒大に取り上げているようにしか見えませぬ。