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火葬は今では当たり前ですが,日本では百数十年程度の比較的新しい制度・文化です。
日本の一般庶民にとって近世まで土葬文化が主流でしたが,近世以降の全国的な人口増加により埋葬地が不足したこと,特に都市部での伝染病などの公衆衛生問題が顕著なり,火葬への移行が始まります。
明治政府は,はじめ宗教上の理由(廃仏毀釈)のため火葬を禁止しましたが,すぐに撤回して逆に火葬を推奨する法を制定しています。この制度設計にあたっては当時問題となっていた都市の公衆衛生の観点から議論されています(同様に公衆衛生の観点から計画されたのが「都市公園」)。
そのため,法や制度の目的から見れば(法改正は必要ですが)「焼く」以外の合理的な方法を採用するのは趣旨に反するわけでなく,数十年もすればみんな当たり前になるかもしれません。このアルカリ処理が合理的とはいいませんが・・・。
現在の火葬で行われる儀式も,伝統的な儀式を本歌取りして選択的に採用した儀礼ですから,アルカリ葬が普及する頃には業者がもっともらしい理由と根拠を付けて儀礼化していくのではないでしょうか?結婚式みたいに。
もちろん現代日本人の中に「焼く」という行為に特別な感情を抱いていることは否定しません。
もともと火葬も腐敗による疫病の蔓延を防ぐような目的で行われて、埋葬文化として定着したんじゃないですかね。合理的な理由に後付で儀式的な意味合いが付いてきたように思えます。
なので、最初は抵抗があったとしても、火葬自体の問題が大きいのなら処理方法も変わっていくんだと思います。
弊社ソーラーセレモニー社では、太陽炉を使った地球にやさしい火葬を提案しております。
太陽炉とは、ご家庭向けに販売されているソーラークッカーと同様に、太陽光を集光して高熱を得る仕組みです。ガスや重油を使う従来の火葬と異なり、使うエネルギーは太陽光のみ! 完全なカーボンニュートラルを達成しております。
あなたも、人生のお別れにはソーラーパワーでエコな火葬を体験しませんか。きっと、太陽から元気も分けてもらえることでしょう。
※なお、セレモニーは晴天時に限らせていただいております。
天気予報が外れて雲が垂れ込め、しばらくすると雨が降ってきた。「もうしわけありません。残りの火葬は後日改めてとさせていただきます」後には半焼けの遺体と呆然とした遺族が残された。
エコとか言い出したら葬式自体がエネルギーの無駄遣い山盛りだしね。葬儀場運営、飾り照明、移動用のマイクロバス……葬式をやらなければどれだけエコだろうかw
いや、一般国民は、レンタルビデオ店で借りたビデオをフル回転させてエネルギーを消費しまくってたよ。
先帝の大喪の礼のこと?あれ、各国元首クラスがあつまったという意味では未曾有だったんだけど。国王・元首がこれだけあつまるって滅多にない [wikipedia.org]人脈つかった外交としてはこれほど費用対効果がうまかった機会は君主制国家の醍醐味だったはずなのだが。
次回、それを生かせるのかは外務省しだいだが。#というか、前回の大喪の礼よりかはあつまりは(ry
# 葬儀屋が肋骨だの大腿骨だのを砕きながら骨壷に収めていくのを見てちょっとショックだったり
初めて見たときは、衝撃を受けるよね。ザックザック砕きながら収めるのを見ると「本当に仕事なんだなぁ」と思ってしまう。
焼け残った骨の色を見て「◯◯が悪かったようですね」とか教えてくれたりもしますね。ホントかどうか知らないけど、悪い部分は骨に色が付くらしい。
この方法が一般的になると、煙突の煙を見て「天に昇っていくんだな」と思うこともなくなるのかな。
># それでも1/3くらいは収まらず残していったように見えたが?
うちは骨壷に納まらない分は、箱とか紙袋とかに入れて持って帰りました。骨壷はお墓に。残りは生前気に入っていた場所に散骨したり、山(持ち山)の見晴らしのいい場所に埋めたりしました。
骨髄腫で亡くなった父の背骨は焼いたあと紫色になってましたよ。こっちでは骨壺に入りきらないという事はないなあ。陶器の壺じゃなくて、木箱に直にいれるからなのか。
逆に火を神聖視する拝火教では火は絶対に使いたくないという事でアリな方法なのかもしれないし。 日本の特殊な宗教に属する人の場合、俺が死んだら死体は「とかちつくちて」なんて遺言を残す奴もいるかもわからんしね。
とにかく新しい方法が出てきたのは選択肢が増えていいのではないかな。
よし、間を取って溶鉱炉で溶かそう(燃やそう?)。
#骨は鋼の一部になって再利用されます。
新たなる人柱の予感…
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焼却したいのではなく火葬したいんですよ (スコア:1)
死体を骨だけにできれば手段は問わない、というわけではないと思います
#食肉加工時の廃棄物処理とかで利用するのならともかく
Re:焼却したいのではなく火葬したいんですよ (スコア:5, 参考になる)
火葬は今では当たり前ですが,日本では百数十年程度の比較的新しい制度・文化です。
日本の一般庶民にとって近世まで土葬文化が主流でしたが,近世以降の全国的な人口増加により埋葬地が不足したこと,特に都市部での伝染病などの公衆衛生問題が顕著なり,火葬への移行が始まります。
明治政府は,はじめ宗教上の理由(廃仏毀釈)のため火葬を禁止しましたが,すぐに撤回して逆に火葬を推奨する法を制定しています。この制度設計にあたっては当時問題となっていた都市の公衆衛生の観点から議論されています(同様に公衆衛生の観点から計画されたのが「都市公園」)。
そのため,法や制度の目的から見れば(法改正は必要ですが)「焼く」以外の合理的な方法を採用するのは趣旨に反するわけでなく,数十年もすればみんな当たり前になるかもしれません。このアルカリ処理が合理的とはいいませんが・・・。
現在の火葬で行われる儀式も,伝統的な儀式を本歌取りして選択的に採用した儀礼ですから,アルカリ葬が普及する頃には業者がもっともらしい理由と根拠を付けて儀礼化していくのではないでしょうか?結婚式みたいに。
もちろん現代日本人の中に「焼く」という行為に特別な感情を抱いていることは否定しません。
どうなんでしょうね (スコア:2)
もともと火葬も腐敗による疫病の蔓延を防ぐような目的で行われて、埋葬文化として定着したんじゃないですかね。
合理的な理由に後付で儀式的な意味合いが付いてきたように思えます。
なので、最初は抵抗があったとしても、火葬自体の問題が大きいのなら処理方法も変わっていくんだと思います。
「エコ火葬」 (スコア:3, おもしろおかしい)
弊社ソーラーセレモニー社では、太陽炉を使った地球にやさしい火葬を提案しております。
太陽炉とは、ご家庭向けに販売されているソーラークッカーと同様に、太陽光を集光して高熱を得る仕組みです。ガスや重油を使う従来の火葬と異なり、使うエネルギーは太陽光のみ! 完全なカーボンニュートラルを達成しております。
あなたも、人生のお別れにはソーラーパワーでエコな火葬を体験しませんか。きっと、太陽から元気も分けてもらえることでしょう。
※なお、セレモニーは晴天時に限らせていただいております。
Re:「エコ火葬」 (スコア:1, おもしろおかしい)
天気予報が外れて雲が垂れ込め、しばらくすると雨が降ってきた。
「もうしわけありません。残りの火葬は後日改めてとさせていただきます」
後には半焼けの遺体と呆然とした遺族が残された。
Re:どうなんでしょうね (スコア:1)
骨にする手段なら何でもよいと考えているかもしれませんね。確かに。
火葬文化から提案されるなら、意味の考慮は必須ですし、日本でこんな発想は聞いたことが無いのは
エコが単なる宣伝文句だからじゃないかな。
でも、エコ以上に火葬の大きな問題点が出てくれば、儀式の方法も変わってくるというのは同感です
ホントに葬式にエコを目指すなら、近親者は1日電気石油エネルギー利用をほぼゼロにするという習慣ぐらい
すぐ広まりそうで、火葬をやめたエコ分ぐらいはすぐ取り返せそうだけど。
Re:どうなんでしょうね (スコア:1, 興味深い)
エコとか言い出したら葬式自体がエネルギーの無駄遣い山盛りだしね。
葬儀場運営、飾り照明、移動用のマイクロバス……葬式をやらなければどれだけエコだろうかw
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
いや、一般国民は、レンタルビデオ店で借りたビデオをフル回転させてエネルギーを消費しまくってたよ。
Re: (スコア:0)
殆ど品切れ状態だったのが記憶にあります。
Re: (スコア:0)
先帝の大喪の礼のこと?
あれ、各国元首クラスがあつまったという意味では未曾有だったんだけど。
国王・元首がこれだけあつまるって滅多にない [wikipedia.org]
人脈つかった外交としてはこれほど費用対効果がうまかった機会は君主制国家の醍醐味だったはずなのだが。
次回、それを生かせるのかは外務省しだいだが。
#というか、前回の大喪の礼よりかはあつまりは(ry
Re: (スコア:0)
# 葬儀屋が肋骨だの大腿骨だのを砕きながら骨壷に収めていくのを見て
# ちょっとショックだったり。
# それでも1/3くらいは収まらず残していったように見えたが?
Re:焼却したいのではなく火葬したいんですよ (スコア:1)
# 葬儀屋が肋骨だの大腿骨だのを砕きながら骨壷に収めていくのを見てちょっとショックだったり
初めて見たときは、衝撃を受けるよね。
ザックザック砕きながら収めるのを見ると「本当に仕事なんだなぁ」と思ってしまう。
Re: (スコア:0)
Re:焼却したいのではなく火葬したいんですよ (スコア:1)
私の実家は関西なのですが、遺骨を骨壷に納めるときは、
足の先から、だんだん上のほうにきれいな骨を少しずつ入れていき、
最後に、のど仏の骨を入れて、頭蓋骨の一部で蓋をして終わり。
1/3も入れてないんじゃないかなぁ。なので骨壷は小さい。
一方、妻の実家は東北なのですが、そちらでは欠片ひとつ残さず、
最後に残った粉状のものまでかき集めて、全部骨壷に入れてました。
なので、骨壷をそれらが入る分の大きさしてましたよ。
Re: (スコア:0)
焼け残った骨の色を見て「◯◯が悪かったようですね」とか教えてくれたりもしますね。
ホントかどうか知らないけど、悪い部分は骨に色が付くらしい。
この方法が一般的になると、煙突の煙を見て「天に昇っていくんだな」と思うことも
なくなるのかな。
># それでも1/3くらいは収まらず残していったように見えたが?
うちは骨壷に納まらない分は、箱とか紙袋とかに入れて持って帰りました。
骨壷はお墓に。残りは生前気に入っていた場所に散骨したり、山(持ち山)の見晴らしの
いい場所に埋めたりしました。
Re:焼却したいのではなく火葬したいんですよ (スコア:1)
骨髄腫で亡くなった父の背骨は焼いたあと紫色になってましたよ。
こっちでは骨壺に入りきらないという事はないなあ。
陶器の壺じゃなくて、木箱に直にいれるからなのか。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
逆に火を神聖視する拝火教では火は絶対に使いたくないという事でアリな方法なのかもしれないし。
日本の特殊な宗教に属する人の場合、俺が死んだら死体は「とかちつくちて」なんて遺言を残す奴もいるかもわからんしね。
とにかく新しい方法が出てきたのは選択肢が増えていいのではないかな。
火葬・分解葬 (スコア:0)
よし、間を取って溶鉱炉で溶かそう(燃やそう?)。
#骨は鋼の一部になって再利用されます。
Re:火葬・分解葬 (スコア:1)
新たなる人柱の予感…
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)