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政府はCO2排出量を25%削減すると言っている割には公共交通機関に関しては民間や自治体に任せっきりで何もしていない。国鉄のようなやり方に戻せとは言いませんが、本気で25%削減するのであれば政府が公共交通機関にテコ入れをする必要あると思う。
政府が公共交通機関にテコ入れ
マイカーの外部不経済というのはきわめて多方面に影響しているので、マイカー抑制は国が強力に旗振りをしてくれないと困りますよね。この期に及んでクルマ産業を従来のまま保護・育成しようとするのは間違いで、かつての造船業のように、主力産業からの撤退を考えた方がいい。公共交通のほかに、マイクロ発電の製造・設置・メインテナンスを推進して、多くの技術や人をクルマ産業からスライドできないかなあ、と思います。
僕の場合だと、県庁所在地の市ですが、マイカーなら片道10~15分です。バスだと遠回りして所要時間が50分。朝は勤務開始の50分前につく便しかない。帰りは18:04発のバスが最終。てな感じ。
税金をあげたからと言って全員がある日一斉にマイカーからバスなどに乗り換えるわけではない。バス会社が黒字を見込んで路線整備をするだけの需要が生まれる(それだけの人数がマイカーをあきらめる)まで時間がかかる。バス路線の拡充を計画してから実現するにも時間(許認可など)がかかる。鉄道路線が新しく敷設されるのには年単位の時間がかかる。ってことは、少々税金を上げても田舎では泣きながら(生活の他の部分を切り詰めて)マイカーを使い続けるのは目に見えている。「次の買い替えでは軽自動車」程度が関の山では?バスはマイカーを持っていない交通弱者の昼間の買い物の足&小中高の通学用という位置づけで19時or20時が最終便なのですよ、地方都市ですら。 切実さという点では、都会で電車の定期が2倍に値上げされたからと言って、自分の足で走ったり自転車での通勤に切り替える人がどれだけ出るか?ってのとおなじ。
やはり行政がまず「先に」バスなどの整備を後押ししておいて受け皿を作っておいてから、税金等でのマイカーを諦めさせるプレッシャをかけてゆくのが正解でしょうね。北風政策よりはアメとムチというか。 公共交通機関だと荷物が多い時は大変だしダイヤに合わせて行動しないといけないので面倒です。 でもそれは都会の人は多くが甘受してることなので。
マイカーを使っているのは公共交通が貧弱でマイカーが無いと生活できないから。公共交通機関が貧弱なのはみんなマイカーを使ってるんで便数/路線を増やしても赤字になるから。という鶏と卵的な問題があります。
だけではなくて、公共交通機関はスケールメリットが大きいので人口が集中するほど効率的なんです。田舎の、人口密度が低い地域でいくら公共交通機関を発達させようとしても逆にロスが大きくなる。10万人の住人がまったくマイカーを使わないとして、一日何回乗れば公共交通機関を維持できるか?この解は住人がどれだけの広さに散らばっているかで全く異なる。広ければ広いほど路線が増え、ハコを多く走らせなければならない。客の絶対数は同じなのに。当然、利益と公益を秤にかけて、路線を絞って現実的な範囲で運行することになる。田舎の公共交通機関が貧弱なのは当然のこと。強化するには人口を増やすしかない。税金の投入とか、無駄。
政府はCO2排出量を25%削減すると言っている割には公共交通機関に関しては民間や自治体に任せっきりで何もしていない。
先ず前段階として高速の無料化と暫定税率の撤廃で民間の弱小交通手段を滅ぼす。その後高率の環境税の導入により民間の交通量を政府の都合に合わせてコントロール。
ソコまでお膳立てすれば、後は政府主導で新国鉄でも何でも出来ますよ。
そんな問題は「個人所有の乗用車にかける税金を大幅に上げる」という方法で至って簡単に解決できます。しかも、公共交通を整備する財源もできて一石二鳥です。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
「マイカーに乗るな」 (スコア:0)
Re:「マイカーに乗るな」 (スコア:1, すばらしい洞察)
政府はCO2排出量を25%削減すると言っている割には
公共交通機関に関しては民間や自治体に任せっきりで何もしていない。
国鉄のようなやり方に戻せとは言いませんが、本気で25%削減するのであれば
政府が公共交通機関にテコ入れをする必要あると思う。
国が旗振りを/Re:「マイカーに乗るな」 (スコア:1)
マイカーの外部不経済というのはきわめて多方面に影響しているので、マイカー抑制は国が強力に旗振りをしてくれないと困りますよね。
この期に及んでクルマ産業を従来のまま保護・育成しようとするのは間違いで、かつての造船業のように、主力産業からの撤退を考えた方がいい。
公共交通のほかに、マイクロ発電の製造・設置・メインテナンスを推進して、多くの技術や人をクルマ産業からスライドできないかなあ、と思います。
Re:「マイカーに乗るな」 (スコア:1)
僕の場合だと、県庁所在地の市ですが、マイカーなら片道10~15分です。バスだと遠回りして所要時間が50分。朝は勤務開始の50分前につく便しかない。帰りは18:04発のバスが最終。てな感じ。
税金をあげたからと言って全員がある日一斉にマイカーからバスなどに乗り換えるわけではない。バス会社が黒字を見込んで路線整備をするだけの需要が生まれる(それだけの人数がマイカーをあきらめる)まで時間がかかる。バス路線の拡充を計画してから実現するにも時間(許認可など)がかかる。鉄道路線が新しく敷設されるのには年単位の時間がかかる。ってことは、少々税金を上げても田舎では泣きながら(生活の他の部分を切り詰めて)マイカーを使い続けるのは目に見えている。「次の買い替えでは軽自動車」程度が関の山では?バスはマイカーを持っていない交通弱者の昼間の買い物の足&小中高の通学用という位置づけで19時or20時が最終便なのですよ、地方都市ですら。 切実さという点では、都会で電車の定期が2倍に値上げされたからと言って、自分の足で走ったり自転車での通勤に切り替える人がどれだけ出るか?ってのとおなじ。
やはり行政がまず「先に」バスなどの整備を後押ししておいて受け皿を作っておいてから、税金等でのマイカーを諦めさせるプレッシャをかけてゆくのが正解でしょうね。北風政策よりはアメとムチというか。
公共交通機関だと荷物が多い時は大変だしダイヤに合わせて行動しないといけないので面倒です。 でもそれは都会の人は多くが甘受してることなので。
Re:「マイカーに乗るな」 (スコア:1)
だけではなくて、公共交通機関はスケールメリットが大きいので人口が集中するほど効率的なんです。
田舎の、人口密度が低い地域でいくら公共交通機関を発達させようとしても逆にロスが大きくなる。
10万人の住人がまったくマイカーを使わないとして、一日何回乗れば公共交通機関を維持できるか?
この解は住人がどれだけの広さに散らばっているかで全く異なる。
広ければ広いほど路線が増え、ハコを多く走らせなければならない。客の絶対数は同じなのに。
当然、利益と公益を秤にかけて、路線を絞って現実的な範囲で運行することになる。
田舎の公共交通機関が貧弱なのは当然のこと。強化するには人口を増やすしかない。
税金の投入とか、無駄。
そんな事はありません (スコア:0)
先ず前段階として高速の無料化と暫定税率の撤廃で民間の弱小交通手段を滅ぼす。
その後高率の環境税の導入により民間の交通量を政府の都合に合わせてコントロール。
ソコまでお膳立てすれば、後は政府主導で新国鉄でも何でも出来ますよ。
Re: (スコア:0)
そんな問題は
「個人所有の乗用車にかける税金を大幅に上げる」という方法で至って簡単に解決できます。
しかも、公共交通を整備する財源もできて一石二鳥です。