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フリップフロップ回路を組み込んだ新たな乱数生成手法」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2010年02月28日 16時06分 (#1725061)
    メタスタビリティを利用したTrue Random Number Generator(TRNG)はすでに提案されている。 今回の回路はFFのsetup/hold time違反を利用しているようだが、これを利用したTRNGはDangerがFPGAで実装評価してる

    http://www.tsi.enst.fr/publications/enst/inproceedings-2007-7431.pdf [tsi.enst.fr]

    DangerらはFPGAで実装し、NISTテストまで通しているが今回のものはまともに評価できてないので、これで有用性を主張されてもという感じ。
    RSラッチのメタスタビリティを利用した物を提案されているが、これは92年ごろから提案されており最近ではFPGAでポストプロセッシングなしで NISTテストを通すものも報告されている。

    http://ci.nii.ac.jp/naid/110007131424 [nii.ac.jp]

    メタスタビリティベースのTRNGはすでに安定性の改善に焦点が移っており基本原理の確認レベルのこの研究に進歩性があるとは思えない。というかサーベイをろくにやってないのはどうよ。

私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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