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昨年7月に木星に衝突した天体、小惑星と判明」記事へのコメント

  • >しかし、幅500mサイズで太平洋サイズのクレーターができるとはおそるべし。地球に落ちることを想像するとぞっとする。

    そりゃ木星がガス惑星だからですよ。スッカスカですから。
    地球の場合はふつう、隕石直径の20倍くらいのクレーターしかできません。
    この場合は直径10kmのクレーターですね。仮に皇居に落ちたらクレーター外縁が山の手線くらいになるのかな。

    • 1900メガトンと言うとすごく感じますけど1960年のチリ地震がエネルギ換算で約2000メガトンなので, 惑星レベルで見ればそれほどたいした事象じゃないですね.

      おそらく直接の被害は半径数100km以内, 津波や 空震 [u-tokyo.ac.jp]が半球ぐらい, いずれにしても一過性で復旧は全地球レベルから見ればたいしたことじゃないでしょう. 多分一番問題になるのは爆発に伴って巻き上げられるチリによる冷害でしょうが

      • by Anonymous Coward on 2010年06月10日 14時46分 (#1777701)

        >1960年のチリ地震がエネルギ換算で約2000メガトンなので, 惑星レベルで見ればそれほどたいした事象じゃないですね.

        十分でかいでしょう。有史以来最大規模の地震でした。
        これより大きいエネルギーの自然現象はないのでは?

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        • by phason (22006) <mail@molecularscience.jp> on 2010年06月10日 18時04分 (#1777828) 日記

          >これより大きいエネルギーの自然現象はないのでは?

          大規模な噴火の総エネルギー(大部分を占める熱+少しの運動エネルギー)が一桁ぐらい上だったかと.
          #歴史的なものまで含めればさらに2-3桁上もあり.スーパープルームなんぞも実際に起こっているなら
          #さらに何桁か上になりますね.

          ただ,噴火の場合持続時間が長いので,単位時間あたりのエネルギーは低くなりますが.

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        • by SteppingWind (2654) on 2010年06月10日 18時31分 (#1777839)

          いや, ですから巨大噴火(日本でも1万年に1回, 全世界で1千年に1回ぐらい起きる)ってのが10~20kmぐらいのクレータ(カルデラ)を作る爆発で, ほぼ同レベルから1桁上の数万メガトンぐらいです. この巨大噴火だと半径数10~数100km以内の生物は火砕流に巻き込まれて絶滅します. 例えば8万7000年前の阿蘇の噴火では鹿児島を除く九州全域が死滅しています. このあたりだと地質年代的には比較的よく起こると言っちゃってよいと思います. 世界史的に見ても, この巨大噴火の影響で衰退/滅んだと思われる文明がいくつかあるみたいです.

          さらにでかい超巨大噴火(イエローストーンとか)だと全世界で数10万年から100万年に1回ぐらい起きています. イエローストーンの場合だと噴火で出来たカルデラが70×30km, ミシシッピ川より西の大陸半分が火砕流で覆われたとか. このクラスだと気候への影響も膨大ですから, 世界的に生物相に影響が出てくるとかも.

          さらに壊滅的なのがデカントラップとかシベリアトラップの類ですけど, こうなると小惑星がぶつかるのと同じレベルですね.

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          • by Anonymous Coward

            熱エネルギーが大半なので、水蒸気爆発とか火砕流が発生するとか
            被害が大きくなるのは2次的な原因が多いよね。

            大規模噴火が地震よりも大きな運動エネルギーを発生するかという
            と違うでしょ。

あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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