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「しらせ 南極 不遇 借金返済」あたりで検索するといっぱい出てきますが、
木造帆船で南極を目指した男・白瀬のぶ [mlit.go.jp]
●冒険王 その人生の光と影 華やかな栄光の後は、多額の借金と極貧生活が待っていた。探検の総費用に対し、一般からの募金総額は十分でなく、白瀬は個人で2億円近い借 金を背負うこととなる。本当の苦難の道は始まったばかりであった。白瀬一家は東京の自宅を売却し、文字通り身ぐるみ売払ったが、なおも借金は 残った。僅かな身の回りの物だけを持って住まいを転々としながら、南極で撮影した映像等を見せながら全国を講演してまわり、自力で返済する生活が続いた。
日本人って昔から、熱狂的になって、そして冷めやすいのだなと思ってみたり
> 表向きは「白瀬平原」から取った事になってますが。
そして,その地名の由来は人名 [wikipedia.org]なんだね。
関連ストーリ: http://srad.jp/science/article.pl?sid=07/11/14/0650217 [srad.jp]
送り出す時には、チリレベルの粒子など問題外だと思ったよね。
#チリ産の赤いチリ(可能性としては韓国産の方が高い)が入ってましたとか。
>送り出す時には、チリレベルの粒子など問題外だと思ったよね。
本当にそんなことを思ってた馬鹿がいたのならクビにするべきだねサンプルがたっぷり取れた状態だろうと、いやたくさん取れているほど、分離作業が面倒だろうに
十分だったかどうかは別として、はやぶさ帰還についての報道はある程度されてきたと思いますし、民主党も便乗して絶賛してみたりするなど、それなりに認知されていたように思います。「無視されている」というのは言い過ぎじゃないでしょうか。
今の10~20代の人は分からんかもしれないが、最前線で宇宙開発を引っ張っている若手の30代が生まれ育った1970~80年代はリアルで惑星探査全盛期だった。ネットはなかったがテレビでは宇宙関連の科学特番はNHKに限らず民放でも普通にやっていた今はあれだけの偉業を成し遂げたはやぶさですら生中継無しでスルーされる時代だから信じられないだろうけど、1986年のハレー彗星国際共同探査計画に参画したさきがけとすいせいの特番すら組まれたし、ジオットの最接近時は管制室があるドイツのダルムシュタットからリアルタイムの生中継ボイジャーの木星・土星最接近時には民放でJPLの管制センターがあるパサディナから生中継すらされた天王星や海王星は通信ラグの関係からか生中継が出来なかったと思うが、やはり丁寧な特番が組まれたそこで映し出された未知の世界の画像は激しく子供や若者の心を揺さぶったはず
国内では科学万博があり、家へ帰れば子供の夢をかき立てるテレビアニメは深夜ではなくゴールデンタイムに普通に数多く流されていた。この国が未知のモノに対する好奇心や探求心を大いに刺激された時代でもあったこの時の現実とアニメの相乗効果で技術者や科学者やそれらに近い道に進んだ方は結構いるはず。アレゲのスラド住民は特にドストライクでは無かろうかはやぶさスタッフのイオンエンジン開発チームの一員である「IES兄」やイカロスの主要スタッフの森氏はボイジャーに影響を受けてこの道へ進んだとの事http://www.isas.jaxa.jp/home/IKAROS-blog/index.php?itemid=663 [isas.jaxa.jp]
もし、あの時代ならはやぶさやイカロスのミッションクリティカル時は間違いなく日本戦以外のW杯ならぶち抜いて生中継扱いだっただろうそして20年後辺りにはその中継を見たかつての科学少年・少女が宇宙開発やこの国の科学技術を引っ張る存在に育つと思う
今のはやぶさやイカロスを支える若手を見ると、今回のテレビ中継無しはつくづく機会喪失したなと思っている将来今の若手の跡を継ぐ人材が出てくるかどうか心配だ
偉業も何も、おおもとの打ち上げ機がペイロードの単位重量あたりで3桁4桁レベルで安くならないと根本的に意味が無い分野で、いつまで経っても夢とロマンと国家の威信の販売しか出来なかったからこんな事態に至っているんでしょうに。おまけに中の人たちはそれを知ってて月だね! いいや小惑星の方が価値がある! とか言ってるんだから。そんな分野に人材だけは沢山やってくる事態とか、むしろ今のアニメーターみたいでヤだわ。
ご立派ご立派。
いっそう、あなたが仕分けをしてJAXAをつぶして、しかる後に防衛省の一部にしちゃえばいいのに。民主党は、一般国民が国の機関をつぶすチャンスを提供しているよ。
>むしろ今のアニメーターみたいでヤだわ。
言うだけで何もしないあたりが、自分がアニメータ以下の存在価値であることを主張していることに気づいてる?まあ、みててあげるよ。ご立派なことを言う人が何をするのか。
もちろん成果主義だよ。努力しました、ってのは問題外。そんなんでよければ、努力はもちろん、結果を出しているJAXAを攻める資格なんてどこにもない。
その出来事が「当たり前ではない」のであれば人々はこれに注目し、マスコミは報道する。 その出来事が当たり前になれば、人々の注目は失われ、マスコミも報道しなくなる。
アポロ11号の月面着陸から1年も経っていなかったアポロ13号の打ち上げ時ですら、この体たらく。
1970年4月11日、アポロ13号は現地時間13時13分に打ち上げられた。当初の飛行は順調であったが、アームストロングの月面着陸により、国民の関心は薄れつつあった。テレビ中継は放映されないことになったが、その事実は飛行士たちをがっかりさせないために彼らには伏せられた。
映画アポロ13 [wikipedia.org]あらすじ より
人々の関心が失われ報道されなくなっていくのは、不可能に近い挑戦だったものが「当たり前」になってきた証拠であり、技術的な進歩の証拠だといえると思う。そして、当たり前になっていく事に対抗して人々の関心を引き続けるには、人々の「これぐらい当たり前」を上回ってみせなくてはいけない。今回、探査機はやぶさがやってのけたように。
# 今時の科学少年少女はテレビ中継なんかなくても、ネット中継とかTwitterで同じ(もしくはそれ以上の)ものを見れるんだからきっと大丈夫。彼らの若さと情熱にかかればメディアの壁なんか簡単に飛び越えられるさ。
生はなかったけど、再突入の映像自体はニュースと、後日さまざまな形でとりあげられていましたね。
前後の解説時間等を含めてもせいぜい1~3分程度の時間があれば十分であり
それはニュースで流す程度の扱いですね。80年代ならばという元コメントは単に再突入の瞬間だけでなく、特集レベルではやぶさを扱いつつ、再突入の瞬間も見せてくれてただろうと言いたいんでしょう。実際、後日とりあげられた際には皆が皆、数分で済ませていたわけではありませんでしたし、BSフジでしたか、1時間以上とってなおかつご批判の手法を用いず放送されたものもありましたよ。
まあ、いまのテレビならこれでも精一杯取り上げてるんじゃないかなとは思います。
> ん? 生ではありませんが、中継放送は何度も行われたと思いますが。
生じゃなきゃ意味ないよ。ちゃんと戻ってくるのか、きちんと見えるかどうかわくわくどきどきしながらずっと待ちながら見るから子供心に残るんじゃないですかね。
「無視されている」と言うなら、そもそも自分で貼ったasahi.comのリンクは何についての記事なのかと問い詰めたい。
そもそも、科学の先端って、そんなに大きな報道はされないものだし、そういう意味では、十分な報道があったと思いますけどね。タレコミ子は、どこまでいけば、「無視されてない」という判断が出来るようになるのでしょうか。
テレビ東京で特番
萌衛星図鑑とタイアップして深夜アニメで特番ですね。わかります。
紅白歌合戦のスペシャルゲストにはやぶさはやぶさ記念日が祝日に認定される。首相コメント「それはやぶさかではない」はやぶさ音頭が今年の盆踊りで大ヒットはやぶさ万博が企画され、急きょ相模原での実施が決定。米陸軍相模総合補給廠を撤去して会場に
ぐらいは追加で欲しい。# ごめんなさい。2行目の最後が言いたかっただけなんです…
これならさすがに無視されないよね。
「小惑星イトカワ、観光客殺到で消滅の危機」
JAXA、NASA、UNESCOは2012年6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」が訪れたことで一躍観光名所となった小惑星イトカワが消滅の危機に瀕していると発表した。小惑星イトカワを訪れる観光客は、2010年度は88万人がイトカワを目指して出発したものの到着したのはわずか20人だった。 しかし、2011年5月9日に内之浦⇄イトカワ定期便が就航すると、イトカワ到達率が急激に改善。現在では連日100万人が出発して90万人以上がイトカワに到達し、1万人ちかくが地球に生還している。このような観光ブームの到来で、思わぬ影響を受けているのがイトカワの形状だ。もともと、大小の岩が寄り集まってできていたイトカワを観光客が踏み散らかした結果、元々ラッコ型だった形状は「コアラのマーチ」のような形に大きく変形。 さらに観光客が捨てていったゴミや、イトカワから離脱できずに亡くなった観光客が表面に堆積し、現在ではイトカワの岩石部分の大半は観光客の遺体で覆い隠され、さながら「観光客の墓場」(イトカワ星人談)と化している。観光客の急増にともない、JAXAはその影響を調査していたが、現在の勢いで観光客がイトカワを訪問していくと、今後数年以内にイトカワ本体の質量をゴミや観光客が上回り、15年後には本来のイトカワは事実上消滅することが判明。50年後には質量の80%を観光客、5%をゴミ、1%を周囲の小惑星が構成する「新イトカワ」がIAUの基準を超えて惑星に昇格する見込みだという。その後「新イトカワ」は、250年後頃に火星と、300年後までに地球と衝突してこれらを吸収。太陽系最大の地球型惑星に成長するという。今回の発表への補足としてJAXAは、「新イトカワが地球と衝突する頃には、人類は全員イトカワへの複数回の観光が原因で絶滅していると思われる。自暴自棄にならず、楽しい気分でイトカワを訪れて欲しい」と冷静な行動を全人類に呼びかけた。
JAXA、NASA、UNESCOは2012年6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」が訪れたことで一躍観光名所となった小惑星イトカワが消滅の危機に瀕していると発表した。
小惑星イトカワを訪れる観光客は、2010年度は88万人がイトカワを目指して出発したものの到着したのはわずか20人だった。 しかし、2011年5月9日に内之浦⇄イトカワ定期便が就航すると、イトカワ到達率が急激に改善。現在では連日100万人が出発して90万人以上がイトカワに到達し、1万人ちかくが地球に生還している。
このような観光ブームの到来で、思わぬ影響を受けているのがイトカワの形状だ。
もともと、大小の岩が寄り集まってできていたイトカワを観光客が踏み散らかした結果、元々ラッコ型だった形状は「コアラのマーチ」のような形に大きく変形。 さらに観光客が捨てていったゴミや、イトカワから離脱できずに亡くなった観光客が表面に堆積し、現在ではイトカワの岩石部分の大半は観光客の遺体で覆い隠され、さながら「観光客の墓場」(イトカワ星人談)と化している。
観光客の急増にともない、JAXAはその影響を調査していたが、現在の勢いで観光客がイトカワを訪問していくと、今後数年以内にイトカワ本体の質量をゴミや観光客が上回り、15年後には本来のイトカワは事実上消滅することが判明。50年後には質量の80%を観光客、5%をゴミ、1%を周囲の小惑星が構成する「新イトカワ」がIAUの基準を超えて惑星に昇格する見込みだという。
その後「新イトカワ」は、250年後頃に火星と、300年後までに地球と衝突してこれらを吸収。太陽系最大の地球型惑星に成長するという。
今回の発表への補足としてJAXAは、「新イトカワが地球と衝突する頃には、人類は全員イトカワへの複数回の観光が原因で絶滅していると思われる。自暴自棄にならず、楽しい気分でイトカワを訪れて欲しい」と冷静な行動を全人類に呼びかけた。
> 2011年の大河ドラマがはやぶさに決定
大河ドラマは無理でしょうけど川口プロマネが今年の紅白歌合戦の審査員に呼ばれるくらいならあっても不思議じゃないと思います。# つーか2011年は江姫に決まってますし。
民主党も便乗して絶賛してみたり
マスコミも便乗してスパコンと同様に仕分け叩きに利用してみたり
自民党も便乗してこれまでの経緯も棚に上げて民主叩きに利用してみたり
確かに無視されるどころか、利用されまくってますな
誰か戦略自体を見直すって言ってくれよ……
古来より日本では戦術あれど戦略無しです。
戦略が無いと言われ続けたので、戦略を持つことにしたんです
内閣総理大臣指示事項(平成21年6月2日宇宙開発戦略本部) [kantei.go.jp](PDF)
有人を視野に入れたロボットによる月探査については、宇宙開発担当大臣の下、2020年頃の高度なロボット月探査の実現に向けて、我が国の叡智を集め、直ちに検討を開始し、一年後を目途に方針を明確化する こと
容易に想像できま
まさに官僚の思惑通りに育ってしまった方ですね。わかります。
無視されているのは、「はやぶさ」の存在そのものではなく>世界的な快挙とともに数々の成果を上げたにもかかわらず、日本ではそれらが無視されていると、「はやぶさのあげた成果」のことをさしています。
はやぶさが帰還したことで、その存在自体は報道されても、その成果についての報道は皆無と言っていいレベル主に報道の話題になるのは「いろいろあったけど帰還したこと」「1mm以上の破片が無かったこと」そして今回の「微粒子が見つかった」という程度。
「イトカワの破片が持ち帰られなかったから失敗だ!」等といってる(自称)識者の方々も、マスコミの(自称)報道番組であちこちにいましたしねぇ……
主に報道の話題になるのは「いろいろあったけど帰還したこと」「1mm以上の破片が無かったこと」そして今回の「微粒子が見つかった」という程度。
これは「はやぶさのあげた成果」もしくは「期待されている成果」に関する最新情報ではないんですか?どう考えても「無視されている」と断定するのは言い過ぎだと思うのですが。
理学ミッションのうちサンプルリターン以外の成果と、工学ミッションとしての全成果が無視されている、ということ?
> はやぶさが帰還したことで、その存在自体は報道されても、その成果についての報道は皆無と言っていいレベル
マスゴミの連中は最新のことしかどうせ覚えてないので、マスゴミ向けのミッションの目的説明は「地球に帰ってきて夜空に人工の流れ星を作る!」ってことにしときゃよかったんですよ。きっと。(涙目)
なんでこう重箱の隅を突きたがるんでしょうね。マスゴミは・・・。
特番を海外に先越されてる時点で無視されてる以外の何者でもねーだろw
「無」の概念をお勉強されることをおすすめします。
プロジェクトXといえば、今頃NHKが全力で「プロジェクトX特別編 はやぶさ、奇跡の帰還」とか作ってるのではなかろーか
今だとむしろ「シルシルミシル」じゃないかと。もう完全にネタにしちゃってるし。「ここまでの道は決して平坦では無かった」の後に笑いを持ってくる。チャカされるし、ツッコミ入れられるし、視聴者プレゼントやスタジオ用をタカられるしロクな事が無いような気がするのに出たがる会社は多いみたい。今は企業イメージより笑いに持っていってもらった方が宣伝効果が高いのかなあ。
私は真田さん動画で注目したクチです
便所の臭いがあまりにもきついので眠りから覚めたそうです [srad.jp]
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
無視ではなくて (スコア:3, 参考になる)
「しらせ 南極 不遇 借金返済」あたりで検索するといっぱい出てきますが、
木造帆船で南極を目指した男・白瀬のぶ [mlit.go.jp]
日本人って昔から、熱狂的になって、そして冷めやすいのだなと思ってみたり
Re:無視ではなくて (スコア:4, すばらしい洞察)
旬が過ぎないうちに稼ごうと、衰弱した心身にむち打って、自ら(ときには家族を巻き込んで)見せ物まがいのメディアに露出するとか、そんなのもよく聞く話だし。植村とかShackletonとか。
そこまでして未開を切り開くことに生涯を掛けたからこそ、後生まで語り継がれるのではないかと。
Re: (スコア:0)
「しらせ」って名前をつけようとしたんですよね。
表向きは「白瀬平原」から取った事になってますが。
覚えている人は覚えているのです、ちゃんと。
由来ロンダリング? (スコア:1, 興味深い)
> 表向きは「白瀬平原」から取った事になってますが。
そして,その地名の由来は人名 [wikipedia.org]なんだね。
関連ストーリ: http://srad.jp/science/article.pl?sid=07/11/14/0650217 [srad.jp]
一粒でもいい (スコア:2, 興味深い)
もともとチリレベルの粒子は入っていた可能性が「高い」と言われちゃうとちょっとがっかり。でも、ごくわずかでもイトカワ産のものが入っていて欲しい。
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Re:一粒でもいい (スコア:3, 興味深い)
Re:一粒でもいい (スコア:1, フレームのもと)
#そんなものをコンタミさせるようなら、組み立てもキュイレーションもヘボ。
Re:一粒でもいい (スコア:2)
送り出す時には、チリレベルの粒子など問題外だと思ったよね。
#チリ産の赤いチリ(可能性としては韓国産の方が高い)が入ってましたとか。
Re: (スコア:0)
>送り出す時には、チリレベルの粒子など問題外だと思ったよね。
本当にそんなことを思ってた馬鹿がいたのならクビにするべきだね
サンプルがたっぷり取れた状態だろうと、いやたくさん取れているほど、分離作業が面倒だろうに
Re: (スコア:0)
微粒子程度か……意外に小さかったのですね>イトカワ星人。
まぁ星自体も小さいのだから、理に適っているのかもしれない。
無視されている不遇な現状? (スコア:2, すばらしい洞察)
十分だったかどうかは別として、はやぶさ帰還についての報道はある程度されてきたと思いますし、
民主党も便乗して絶賛してみたりするなど、それなりに認知されていたように思います。
「無視されている」というのは言い過ぎじゃないでしょうか。
80年代と比べたら無視に近い状況でしょう (スコア:5, 興味深い)
今の10~20代の人は分からんかもしれないが、最前線で宇宙開発を
引っ張っている若手の30代が生まれ育った1970~80年代は
リアルで惑星探査全盛期だった。ネットはなかったが
テレビでは宇宙関連の科学特番はNHKに限らず民放でも普通にやっていた
今はあれだけの偉業を成し遂げたはやぶさですら生中継無しで
スルーされる時代だから信じられないだろうけど、
1986年のハレー彗星国際共同探査計画に参画したさきがけと
すいせいの特番すら組まれたし、ジオットの最接近時は
管制室があるドイツのダルムシュタットからリアルタイムの生中継
ボイジャーの木星・土星最接近時には民放でJPLの管制センターがある
パサディナから生中継すらされた天王星や海王星は通信ラグの関係からか
生中継が出来なかったと思うが、やはり丁寧な特番が組まれた
そこで映し出された未知の世界の画像は激しく子供や若者の心を
揺さぶったはず
国内では科学万博があり、家へ帰れば子供の夢をかき立てる
テレビアニメは深夜ではなくゴールデンタイムに普通に数多く
流されていた。
この国が未知のモノに対する好奇心や探求心を大いに
刺激された時代でもあった
この時の現実とアニメの相乗効果で技術者や科学者や
それらに近い道に進んだ方は結構いるはず。アレゲのスラド住民は
特にドストライクでは無かろうか
はやぶさスタッフのイオンエンジン開発チームの一員である「IES兄」や
イカロスの主要スタッフの森氏はボイジャーに影響を受けてこの道へ
進んだとの事
http://www.isas.jaxa.jp/home/IKAROS-blog/index.php?itemid=663 [isas.jaxa.jp]
もし、あの時代ならはやぶさやイカロスのミッションクリティカル時は
間違いなく日本戦以外のW杯ならぶち抜いて生中継扱いだっただろう
そして20年後辺りにはその中継を見たかつての科学少年・少女が
宇宙開発やこの国の科学技術を引っ張る存在に育つと思う
今のはやぶさやイカロスを支える若手を見ると、
今回のテレビ中継無しはつくづく機会喪失したなと思っている
将来今の若手の跡を継ぐ人材が出てくるかどうか心配だ
Re:80年代と比べたら無視に近い状況でしょう (スコア:1)
偉業も何も、おおもとの打ち上げ機がペイロードの単位重量あたりで3桁4桁レベルで安くならないと根本的に意味が無い分野で、
いつまで経っても夢とロマンと国家の威信の販売しか出来なかったからこんな事態に至っているんでしょうに。
おまけに中の人たちはそれを知ってて月だね! いいや小惑星の方が価値がある! とか言ってるんだから。
そんな分野に人材だけは沢山やってくる事態とか、むしろ今のアニメーターみたいでヤだわ。
Re: (スコア:0)
ご立派ご立派。
いっそう、あなたが仕分けをしてJAXAをつぶして、しかる後に防衛省の一部
にしちゃえばいいのに。民主党は、一般国民が国の機関をつぶすチャンスを
提供しているよ。
>むしろ今のアニメーターみたいでヤだわ。
言うだけで何もしないあたりが、自分がアニメータ以下の存在価値であることを
主張していることに気づいてる?まあ、みててあげるよ。ご立派なことを言う人
が何をするのか。
もちろん成果主義だよ。努力しました、ってのは問題外。そんなんでよければ、
努力はもちろん、結果を出しているJAXAを攻める資格なんてどこにもない。
Re:80年代と比べたら無視に近い状況でしょう (スコア:1)
その出来事が「当たり前ではない」のであれば人々はこれに注目し、マスコミは報道する。 その出来事が当たり前になれば、人々の注目は失われ、マスコミも報道しなくなる。
アポロ11号の月面着陸から1年も経っていなかったアポロ13号の打ち上げ時ですら、この体たらく。
映画アポロ13 [wikipedia.org]あらすじ より
人々の関心が失われ報道されなくなっていくのは、不可能に近い挑戦だったものが「当たり前」になってきた証拠であり、技術的な進歩の証拠だといえると思う。そして、当たり前になっていく事に対抗して人々の関心を引き続けるには、人々の「これぐらい当たり前」を上回ってみせなくてはいけない。今回、探査機はやぶさがやってのけたように。
# 今時の科学少年少女はテレビ中継なんかなくても、ネット中継とかTwitterで同じ(もしくはそれ以上の)ものを見れるんだからきっと大丈夫。彼らの若さと情熱にかかればメディアの壁なんか簡単に飛び越えられるさ。
Re: (スコア:0)
ん? 生ではありませんが、中継放送は何度も行われたと思いますが。
> 間違いなく日本戦以外のW杯ならぶち抜いて生中継扱いだっただろう
今回のはやぶさ再突入時の映像は、実際に視認できるのが10秒に満たない程度の時間だったかと。前後の解説時間等を含めてもせいぜい1~3分程度の時間があれば十分であり、それ以上の時間放送しても同じ映像や同じ説明の繰り返しになるものと思われます。
この程度の時間の映像のために、数十分なり1時間なりの時間をとって放送するのは、例えて言うなら試合開始時間が決まっているにもかかわらず1時間以上も前から放送枠を取る「スポーツバラエティ(あえてスポーツ中継とは言わない)」や「衝撃の映像はCMのあとすぐ」といって、実際には何度もCMをまたがして無理矢理期待を盛り上げさせようとする放送のようなもので、あまり好ましいものとも思えません。
# っていうか、そういう番組制作手法ってスラドでもよく嘲笑の的になっているような...
Re:80年代と比べたら無視に近い状況でしょう (スコア:1, すばらしい洞察)
生はなかったけど、再突入の映像自体はニュースと、後日さまざまな形でとりあげられていましたね。
それはニュースで流す程度の扱いですね。80年代ならばという元コメントは単に再突入の瞬間だけでなく、特集レベルではやぶさを扱いつつ、再突入の瞬間も見せてくれてただろうと言いたいんでしょう。実際、後日とりあげられた際には皆が皆、数分で済ませていたわけではありませんでしたし、BSフジでしたか、1時間以上とってなおかつご批判の手法を用いず放送されたものもありましたよ。
まあ、いまのテレビならこれでも精一杯取り上げてるんじゃないかなとは思います。
Re:80年代と比べたら無視に近い状況でしょう (スコア:1, すばらしい洞察)
> ん? 生ではありませんが、中継放送は何度も行われたと思いますが。
生じゃなきゃ意味ないよ。ちゃんと戻ってくるのか、きちんと見えるかどうかわくわくどきどきしながらずっと待ちながら見るから子供心に残るんじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
引っ張っている若手の30代が生まれ育った1970~80年代は
リアルでプロレス全盛期だった。ネットはなかったが
テレビではプロレス関連の特番はNHKに限らず民放でも普通にやっていた
今はあれだけの偉業を成し遂げたヨシタツですら生中継無しで
スルーされる時代だから信じられないだろうけど、
1986年の対抗戦に参画した新日本プロレスと
UWFの特番すら組まれたし、
もういいや
Re:無視されている不遇な現状? (スコア:3, すばらしい洞察)
「無視されている」と言うなら、そもそも自分で貼ったasahi.comのリンクは
何についての記事なのかと問い詰めたい。
Re:無視されている不遇な現状? (スコア:2, すばらしい洞察)
そもそも、科学の先端って、そんなに大きな報道はされないものだし、そういう意味では、十分な報道があったと思いますけどね。
タレコミ子は、どこまでいけば、「無視されてない」という判断が出来るようになるのでしょうか。
Re:無視されている不遇な現状? (スコア:4, おもしろおかしい)
テレビ東京で特番
Re:無視されている不遇な現状? (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:無視されている不遇な現状? (スコア:2, おもしろおかしい)
萌衛星図鑑とタイアップして深夜アニメで特番ですね。わかります。
Re:無視されている不遇な現状? (スコア:1, おもしろおかしい)
ワイドショーでは連日はやぶさについて特集
選挙関係の報道なんてしてる暇があったらはやぶさ
新聞の一面は毎日はやぶさ
JAXAが売り出した「はやぶさ饅頭」連日売り切れ
JAXA相模原キャンパスに国民が殺到、機動隊が出動する大騒ぎに
くらいやればいいんじゃないでしょうか。
Re:無視されている不遇な現状? (スコア:3, おもしろおかしい)
紅白歌合戦のスペシャルゲストにはやぶさ
はやぶさ記念日が祝日に認定される。首相コメント「それはやぶさかではない」
はやぶさ音頭が今年の盆踊りで大ヒット
はやぶさ万博が企画され、急きょ相模原での実施が決定。米陸軍相模総合補給廠を撤去して会場に
ぐらいは追加で欲しい。
# ごめんなさい。2行目の最後が言いたかっただけなんです…
fjの教祖様
Re:無視されている不遇な現状? (スコア:2, おもしろおかしい)
これならさすがに無視されないよね。
「小惑星イトカワ、観光客殺到で消滅の危機」
Re: (スコア:0)
> 2011年の大河ドラマがはやぶさに決定
大河ドラマは無理でしょうけど川口プロマネが今年の紅白歌合戦の審査員に呼ばれるくらいならあっても不思議じゃないと思います。
# つーか2011年は江姫に決まってますし。
「JAXA相模原キャンパスに国民が殺到」は多分現実に (スコア:0)
Re:無視されている不遇な現状? (スコア:1, すばらしい洞察)
マスコミも便乗してスパコンと同様に仕分け叩きに利用してみたり
自民党も便乗してこれまでの経緯も棚に上げて民主叩きに利用してみたり
確かに無視されるどころか、利用されまくってますな
誰か戦略自体を見直すって言ってくれよ……
無いものは見直しできない>戦略 (スコア:0)
古来より日本では戦術あれど戦略無しです。
Re: (スコア:0)
戦略が無いと言われ続けたので、戦略を持つことにしたんです
内閣総理大臣指示事項(平成21年6月2日宇宙開発戦略本部) [kantei.go.jp](PDF)
容易に想像できま
Re: (スコア:0)
まさに官僚の思惑通りに育ってしまった方ですね。わかります。
タレコミ人ですが (スコア:1, 参考になる)
無視されているのは、「はやぶさ」の存在そのものではなく
>世界的な快挙とともに数々の成果を上げたにもかかわらず、日本ではそれらが無視されている
と、「はやぶさのあげた成果」のことをさしています。
はやぶさが帰還したことで、その存在自体は報道されても、その成果についての報道は皆無と言っていいレベル
主に報道の話題になるのは「いろいろあったけど帰還したこと」「1mm以上の破片が無かったこと」
そして今回の「微粒子が見つかった」という程度。
「イトカワの破片が持ち帰られなかったから失敗だ!」
等といってる(自称)識者の方々も、マスコミの(自称)報道番組であちこちにいましたしねぇ……
Re:タレコミ人ですが (スコア:1, 興味深い)
これは「はやぶさのあげた成果」もしくは「期待されている成果」に関する最新情報ではないんですか?
どう考えても「無視されている」と断定するのは言い過ぎだと思うのですが。
Re: (スコア:0)
帰還後の成果 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
理学ミッションのうちサンプルリターン以外の成果と、工学ミッションとしての全成果が無視されている、ということ?
Re: (スコア:0)
> はやぶさが帰還したことで、その存在自体は報道されても、その成果についての報道は皆無と言っていいレベル
マスゴミの連中は最新のことしかどうせ覚えてないので、マスゴミ向けのミッションの
目的説明は「地球に帰ってきて夜空に人工の流れ星を作る!」ってことにしときゃよかっ
たんですよ。きっと。(涙目)
なんでこう重箱の隅を突きたがるんでしょうね。マスゴミは・・・。
Re: (スコア:0)
特番を海外に先越されてる時点で無視されてる以外の何者でもねーだろw
「無」の概念をお勉強されることをおすすめします。
冷遇ならよかったのに (スコア:1, すばらしい洞察)
無視されてるってほどではないわな。
数々のトラブルを乗り越え>日本ではそれらが無視 (スコア:2, すばらしい洞察)
プロジェクト管理の観点からみれば、結果よければすべてよし
というわけにはいかないので、無視する人がいても不思議ではないでしょう。
すんなり帰って来ていれば、計画性の高さを、もっと評価されていたと思います。
プロジェクトXに感化されちゃった人が多いのでしょうか。
Re:数々のトラブルを乗り越え>日本ではそれらが無視 (スコア:2, 興味深い)
トラブルが無いプロジェクトの方を無視しそうですけどね。
デスマーチを乗り越える=すごい、みたいな。
Re:数々のトラブルを乗り越え>日本ではそれらが無視 (スコア:2)
プロジェクトXといえば、今頃NHKが全力で「プロジェクトX特別編 はやぶさ、奇跡の帰還」
とか作ってるのではなかろーか
Re:数々のトラブルを乗り越え>日本ではそれらが無視 (スコア:1)
一緒にしたら駄目でしょう。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
今だとむしろ「シルシルミシル」じゃないかと。
もう完全にネタにしちゃってるし。
「ここまでの道は決して平坦では無かった」の後に笑いを持ってくる。
チャカされるし、ツッコミ入れられるし、視聴者プレゼントやスタジオ用をタカられるしロクな事が無いような気がするのに出たがる会社は多いみたい。
今は企業イメージより笑いに持っていってもらった方が宣伝効果が高いのかなあ。
だけど涙が出ちゃう・・・女の子だもん (スコア:0, 興味深い)
で、ネットでの認知度が上がったのは擬人化、
それも女の子として擬人化した画像や動画などによるところが大きい気がします。
「これを見て感動した」みたいなネタを見ると
たいてい女の子擬人化によるストーリーづけなんですよね。
擬人化せずに単なる機械としてみたニュースのままだったら、
ネットでの認知度・注目度も低いままだったんじゃないかと思います。
Re:だけど涙が出ちゃう・・・女の子だもん (スコア:1, 興味深い)
私は真田さん動画で注目したクチです
Re: (スコア:0)
便所の臭いがあまりにもきついので眠りから覚めたそうです [srad.jp]