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科学と技術の間に「・」を、首相に法改正を勧告」記事へのコメント

  • 方広寺鐘銘事件 [wikipedia.org]

    // 言霊信仰的な考え方を、この国の中枢から排除することが
    // 先決かもしれません

    • Re: (スコア:5, すばらしい洞察)

      いや言霊信仰というといいすぎかもしれませんが、言葉は大事ですよ。
      どんなにあいまいな感情や、概念、あるいはモノでも、言葉にした瞬間に一定の意味を持ってしまいますし、解釈のされ方にも幅がでてくる。本人の意思とは無関係に言葉が独り歩きして、勝手に意味が膨らんだり、意味づけされなおしたりしているさまは、まるで言葉自体になんらかの力が宿っているようで、言霊とはよく言ったものだと思うことがあります。だから別に言霊信仰を持ち出す必要は無いのですが、言葉に慎重になるべきという考えには賛成です。むしろ政治家には言葉に気をつけてほしいです(「女は子供を産む機械」発言問題なんてのもありましたね)。だから「・」をつけるというと些細なことかもしれませんが、私は意思の表明としては重要なことだと思いますよ。
      • Re: (スコア:0, フレームのもと)

        by Anonymous Coward

        本論から外れますが

        > むしろ政治家には言葉に気をつけてほしいです(「女は子供を産む機械」発言問題なんてのもありましたね)

        前後を読めばわかりますが、あれは非常に慎重に選ばれた言葉です。3回も前置きしている。
        つまり「ここから女性の意志と言ったものはあえて捨象した話をしますよ」という宣言ですから、むしろ産む人を人扱いしている。

        なぜそこまで強い表現をとったかについては、やはり現実問題として少子化対策が産めよ増やせよ的側面を持たざるを得ないことを、元大臣はよく自覚していたからだと考えるのが素直です。
        「機械」という表現は特徴的ですが、文系アカデミズムに親しんでいたからではないかと。

        http://nedwlt.exblog.jp/5546576/ [exblog.jp]

        • Re: (スコア:3, 興味深い)

          当時、私自身も文脈から言ってあの発言は全く問題ないと思いましたが、周りに聞くと「女性を機械に例えるなんて!大臣としての資質が云々」という意見が実際にあったので、非常に印象的でした。

          あそこまでヒステリックに非難するのは、非難する側に実際に少しは「女性は子供を生む機械である」という意識があるからか、そのような意識に実際に悩まされたかなんでしょうね。もしそういうことを全く考えたことがなければ、一笑に付すか、「取るに足らない」と相手にしないはずです。

          • Re: (スコア:0, オフトピック)

            by Anonymous Coward

            非難する側に実際に少しは「女性は子供を生む機械である」という意識があるからか、そのような意識に実際に悩まされたかなんでしょうね。

            前置きがあろうが無かろうが、

            ・子供を産める人 → 機械に例える → 女性は道具(人格以前に機能としての必要性を求められる?)扱いですか?
            ・子供を産まない人 → 機械に例えると → 役割/義務を果たしていないと言われましたか?
            ・子供を産めない人 → 機械に例えると → 機能不足である(役に立たない/要らない)と言われましたか?

            と受け取られても仕方のない例え話だったと思いますね。
            しかも、「母数が限られているから、一人頭

            • by Anonymous Coward on 2010年08月26日 20時57分 (#1815967)
              > ま、そう言ったとしても「母数が限られているから、一人頭の出産の数を増やせ」と言われれば、カチンと来る人は多いでしょうけどね。

              少子化対策というのはつきつめればこれ以外にはありえないわけです。
              あなたのように、おためごかしに慣れきった人が多いのが現実でしょう。まさに自分にとって心地のよいことだけが耳に入る。
              しかしどうあれ、人口を統計的に考える時点で個人性というものは捨象されるわけです。大臣はそのことについて謝っているわけですから、誠実さの表れと考えるのが妥当でしょう。

              「機械」というのが異様な喩えであることには異論はありませんが、それはまさに「個人性を捨象して統計のみを考える少子化対策」の異様さそのものですから、元大臣はそれを明らかにし聴衆に気づいて欲しかったのだと言えるでしょう。
              親コメント

犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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