アカウント名:
パスワード:
これ、シンプルな Seaborg の拡張周期表の様に電子は入っていかず、9s 軌道、8p 軌道の辺りで順番通りには並べられなくなる、という話か。 面白いんだけど、これだけ重元素となると、前期量子論で言う電子軌道を安定して最内殻の電子が周回する前に電子捕獲が起こっちゃって原子核と電子が揃った意味での「原子」としての存在が不可能になっちゃう気がする (計算は知らないけど)。 それに、電子配置を重視するなら周期によって電子配置が異なる、例えば 10 族 (Ni-Pd-Pt) の扱いなんかが、これまで通りという方も気になる。 (そもそもこの域に達したら、元素の化学的性質なんて殆ど意味を為さなかろうに……。)
それよりも、もっと拡張周期表が普及して lanthanides, actinides なんて飛び地がある今の長周期表が「紙面の都合」である事を知らしめて欲しいもんだ。 拡張周期表は f 軌道に電子が入る領域、d 軌道に電子が入る領域、と実に美しいと思うのだが……。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
原子としての体を為すのだろうか? (スコア:3, 興味深い)
これ、シンプルな Seaborg の拡張周期表の様に電子は入っていかず、9s 軌道、8p 軌道の辺りで順番通りには並べられなくなる、という話か。 面白いんだけど、これだけ重元素となると、前期量子論で言う電子軌道を安定して最内殻の電子が周回する前に電子捕獲が起こっちゃって原子核と電子が揃った意味での「原子」としての存在が不可能になっちゃう気がする (計算は知らないけど)。
それに、電子配置を重視するなら周期によって電子配置が異なる、例えば 10 族 (Ni-Pd-Pt) の扱いなんかが、これまで通りという方も気になる。 (そもそもこの域に達したら、元素の化学的性質なんて殆ど意味を為さなかろうに……。)
それよりも、もっと拡張周期表が普及して lanthanides, actinides なんて飛び地がある今の長周期表が「紙面の都合」である事を知らしめて欲しいもんだ。 拡張周期表は f 軌道に電子が入る領域、d 軌道に電子が入る領域、と実に美しいと思うのだが……。