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するてぇと、ミトコンドリアが機能低下すれば寿命が延び、その場合に活性酸素が増えてるってことは、活性酸素がミトコンドリアの機能低下を起こして寿命が延びてるってことか。寿命が縮むのは活性酸素じゃなくてATPということ?
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
除草剤に対する耐性が上がっただけじゃないの? (スコア:0)
Re:除草剤に対する耐性が上がっただけじゃないの? (スコア:4, 参考になる)
論文の Abstract [plosbiology.org] によると、ミトコンドリア内の
活性酸素濃度を上昇させる変異をおこした worm が長寿命を示した。
また、活性酸素濃度を上げた変異体だけでなく、ノーマル株でも
軽いパラコート処理によってによって寿命が伸びた。一方、長寿命の
変異体に抗酸化剤を与えたところ寿命が縮まった、ということのようです。
パラコートは活性酸素の発生を促すために worm に投与されています。
ちなみに wikipedia によると パラコートは活性酸素を発生させる力が強いため、
活性酸素の研究につかわれるそうです。
筆者らはミトコンドリア内の活性酸素上昇が細胞の老化を防ぐ機能を働かせる
信号になるのではないかと考えているようです。
それから件の worm はミミズじゃないです。線虫 C. elegans です。
Re:除草剤に対する耐性が上がっただけじゃないの? (スコア:2, 参考になる)
線虫のミトコンドリア呼吸鎖タンパク質変異株で長寿命を示すものがあり、
ミトコンドリアでの電子伝達の結果として活性酸素が産生されるのだから
当初は当然、ミトコンドリアの機能低下による活性酸素の産生減少で老化が
抑制されるのだろうと考えていた。
でも、実際に変異株のミトコンドリアでの活性酸素産生を測定してみたら、
実はむしろ変異株では活性酸素濃度が上昇していてびっくり、ということらしいです。
Re:除草剤に対する耐性が上がっただけじゃないの? (スコア:1)
するてぇと、ミトコンドリアが機能低下すれば寿命が延び、その場合に活性酸素が増えてるってことは、活性酸素がミトコンドリアの機能低下を起こして寿命が延びてるってことか。
寿命が縮むのは活性酸素じゃなくてATPということ?
the.ACount
Re: (スコア:0)
Re:除草剤に対する耐性が上がっただけじゃないの? (スコア:2, 興味深い)
除草剤を散布されたミミズが長寿であることで、活性酸素と老化の因果性に疑問があるということでしょう。