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水星探査機メッセンジャー、水星周回軌道への投入に成功」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2011年03月20日 0時41分 (#1921548)

    火星や木星などの外惑星は米国の独壇場、金星は未だに旧ソ連が挙げた成果が華々しく
    惑星探査新参者の日本にとっては、これら大国が積極的に探査に乗り出していない
    彗星・小惑星・そして70年代に米国のマリナー10号が探査して以来、探査機が訪れておらず
    未踏の惑星に近い水星は己の存在感を示せる探査目標としてかなり以前より探査計画がありました。
    しかしお約束通り予算問題でグダグダしている間に米国が出し抜くようにメッセンジャーを
    打ち上げてしまいました。で結局、日本はesaとの共同研究プロジェクトと言う事でesaの
    探査機ベピ・コロンボに相乗りする事で水星探査計画を実施する事になりました。

    もし予定通り、2000年代に日本単独で出来たとしてもISASのロケットM-Vでは、
    外惑星探査よりも大きなエネルギーが必要な水星探査機を打ち上げるのは厳しいと思いますが、
    出し抜かれたような水星探査機メッセンジャーの水星周回軌道投入は内心、
    あかつき金星周回軌道投入失敗直後でもあるISAS関係者にとっては複雑な気持ちではないでしょうか。

    • >としてかなり以前より探査計画がありました。
      >しかしお約束通り予算問題でグダグダしている間に米国が出し抜くようにメッセンジャーを
      >打ち上げてしまいました。

      ISAS水星探査プロジェクトですよね?
      かなり以前というか,あれは2000年前後に初期検討(それも本当に概念とか目標とかの設定レベル)が出てきただけでは?
      上の書き方ですと「予算が付けば先に探査できた」という雰囲気ですが,当初発表されていた目標を実現するにはかなりの技術開発が必要で,よほど計画がうまく進まなければ先に打ち上げられたとは思えないのですが……
      そりゃまあ,何もかもが当初の予定通りうまくいけば1年ぐらい先行できたでしょうが,日本の衛星開発の歴史を見る限りそこまできっちり予定通りに行くとはちょっと信じがたいというか.
      #さらに言えば,この時点の「予定」はまだ具体的な技術開発を行っていない段階で起草した「予定」のため,不確実性はかなり高いでしょうし.

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