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放射線量に基づく単位がベクレルだぞ。> そして半減期が短いということは短期間に放射線をいっぱい出すということでもある(モルあたり)。この文はかなり無意味。
#1925453 は放射性原子が同じ数あった場合、より高い放射能(ベクレル)を示すということですよね。私はこれを「半減期が短いヨウ素131は影響が少ない」という意見に対する反論という意味で無意味ではないと受け止めました。
それに対して #1925498 は、そもそも放射能をベクレル単位で表していることで半減期の違いも加味されている、ということを言いたいのだと受け止めました。
どちらも正しいと思います。誤解があったらごめんなさい。
>セシウムの同位体由来の放射線265万ベクレル、ヨウ素同位体由来放射線254万ベクレル
場所によってはこれが野菜を汚染している可能性もあるのよね。
ウラン等核燃料の連鎖核分裂反応は止まっているけれど、反応生成物の崩壊は止まっていないという状態。#つか、そもそも反応生成物の崩壊は年単位で続くから、継続的に冷却しなきゃいけないのに冷却できなくなったのが今回の事故。反応生成物の崩壊でどんなものができるかはよく知りませんけどね・・・
>ここまで無事だった人は大丈夫でしょう。
被爆の被害が直後に出るものとばかり思っているのだろうなぁ。被爆二世とか、知らないのんきさがよいですね。
チェルノブイリは事故後も反応し続けて、しばらくヨウ素131が放出され続けたということでしょうか?そうでないのなら、条件は同じですよね。
#ホントはソースを示さないと意味ないような気もしますが、雑談サイトということでお許しを。
チェルノブイリについては、炉内の反応自体は継続していて中心部の危険は確かに酷いんですが、周囲への影響としては直接の放射線よりも、ヨウ素・セシウムの飛散が問題であったと。(ここまでは今回も同様)で、その際飛散した”原料”は稼働中の炉からよりも、使用済み核燃料由来のものの方が圧倒的に多かったとどこかで読みました。(もしかしたら読んだの/.でかも?(^^;))
もし今以上の悪化がなければ大爆発による飛散だの格納容器に大穴開いての飛散だのは無さそうですが、冷却が滞れば(この可能性はわりと否定できない)、燃料露出→溶融→更なる放射性物質の飛散というケースは考慮しなければならないかと。
主反応が止まってようと、今か今かと飛び立とうとしてるヨウ素君たちはまだ沢山待機してるのでしょう。「もやしもん」みたいに放射性元素を擬人化して目で捉えられる特殊能力持ちの登場が待たれます。#目で捉えてる時点でヤバい線量なんじゃないかというのは置いておく。
主反応は終わってて、残ってるのは加速度的?幾何級数的?に減少するのは分かった上で、「一度作られたものがまだ残ってるんじゃないの?」的な意味だったんですけどね。使用済み核燃料プールからもヨウ素とかセシウムとか検出できるんじゃないですかね?
いやまあ量の見積もりが間違ってるってことなんでしょうね、そこまで仰るのであれば。
>使用済み核燃料プールからもヨウ素とかセシウムとか検出できるんじゃないですかね?
これ間違えた。燃料棒が破損してなければ漏れない……んですよねきっと?(^^;)あと元のほうの書き込みで書き忘れたんですが、「炉からの飛散よりも、炉の周囲にあった使用済み核燃料が飛散したことによる被害の方が主体だった」と書きたかった。炉の中にある燃料棒のことを使用済み~なんて書いたわけではないです。
まあソースが示せないのは一緒なんで説得力はありませんが。
チェルノブイリと半減期が引き合いに出されるたび、たった8日間で甲状腺にダメージを受けるのかな?と心配していたところです。解答ありがとうございます。ものすごく安心しました。
当初の想定が甘かったのは仕方ないとしてもその後の復旧作業では甘い予想を繰り返しては新たな問題を繰り返してるわけですしさて、今後もそれを繰り返さないと言い切れるんでしょうか?
今更言っても仕方ありませんが、建屋吹っ飛ばした段階で最悪のシナリオ想定して全戦力投入で廃棄してりゃここまで被害は拡大してなかったんじゃないかと思います。本当に意思決定が遅い。そういう全力廃棄のシナリオはそもそも想定してなかったんでしょうけどそれにしても問題が起こってから場当たり的な対処しかしてないわけですよ。
ここからさらに悪化するとどこまで悪化するか、その場合どういう事態収拾が可能なのかそこまで考えたうえで先回りして軽症のうちに過剰なまでのリソースを全戦力投入して被害拡大を防ぐというなら分かりますが、色気出して復旧策による施設へのダメージ少なくしようとした挙句に周りも含めた自分の被害をどんどん大きくしてる印象しか持てません。
チェルノブイリより軽症なのは事実かもしれませんがそれは被害に対する良い訳にはなりませんし、それならとっとと事態を収拾しろよという話にしかなりません。
どうせ廃棄するんでしょ?ならとっとと生コンでもぶち込んで石棺作れよという話です。それなら誰もがチェルノブイリ未満の事故だと納得するでしょう。今の時点では臨界してないんですから。
>現状でコンクリート流し込んでも大丈夫なんでしょうか。
別に臨界しなくても、水が残ってる状態で密閉したら崩壊熱だけで内圧上がってまた爆発しますね。
#チェルノブイリの石棺は、黒鉛が燃えていたので火災を鎮めるために空気を遮断するのが第一の目的です。#放射能を遮断する効果もありますが、かなり頑丈な造りであるにもかかわらず完全密閉はされていません。
ここにぶら下げるべきか微妙だが、拡散による希釈と半減期による減少の違いは、もうちょっとちゃんと説明されるべき気がする。
高濃度で撒かれた物質が拡散で希釈されていく場合は、だいたい逆2乗則で濃度が減少していく。一方、半減期による方は指数関数的に減少していく。この違いは、ある程度時間が立ったときの減少度合いで大きく差がある。
こういうことも含めて議論すべき気がする。
> 逆2乗則で濃度が減少していく。
これは拡散じゃなくて「特定の発生源から」の放射線の影響が「距離の」2乗に反比例する、ということではないですか。放射性物質の拡散については、逆二乗則を適用するには複雑すぎるのではないでしょうか。
拡散を単純化したモデルとして、徐々に標準偏差が大きくなるガウス分布を考えます。つまり、原点(0,0)で時刻 0 に物質が撒かれた場合、位置 (x,y) に時刻 t での濃度は、
G(x,y| s*t) = (1/(2 * pi * (s * t)^2)) * (exp(-(x^2 + y^2) / (2 * pi * (s*t)^2)))
になります。このうち第2項は t が大きくなると 1 に収束します。なので、第1項の 1/t^2 が効いてくるようになる。というわけで、逆2乗則。
これはもちろん、物質が時刻 0 のみに撒かれた場合で、継続的に撒いた場合は、異なります。
現実の大気現象としての物質の拡散は、#1925669の見方が正しい。
#1925724は、単にモデル自体の話をしているだけで、そんな単純なモデルは現実には適用できない。しかもUSH(8040)さん自体が、「物質が時刻 0 のみに撒かれた場合で、継続的に撒いた場合は、異なります」と言っているように、現実には、放射性物質は継続的に撒かれているので、すでに前提がくずれている。
マスコミにも登場する「専門家」は、平気で逆2乗則のことしか言わない人がいるが、それは、意図的に嘘を言っているのか、大気科学に無知なのかのどちらか。
現実に合わせた大気シミュレーションは、次のURLなどすでに複数の大気科学研究所で行われていて、物質の待機中での拡散については単純な逆2乗則はあり得ない。
http://transport.nilu.no/products/fukushima [transport.nilu.no]http://www.zamg.ac.at/aktuell/index.php?seite=1&artikel=ZAMG_2011-... [zamg.ac.at]http://www.dwd.de/ [www.dwd.de]
多分、2番目のURLのものは元コメにある大元のデータではないでしょうか。
ちょっと勘違いされているような気がするが、ここで「逆2乗」と言っていたのは、時間の逆2乗。距離の逆2乗ではないところがポイント。
あるときに物質の放出が停められたときに、その後減少していく様相が、拡散による効果と半減期による効果では異なるよ、ということが言いたいのだが。
確かに。時間と距離とを勘違いしていましたね。「第1項の 1/t^2 が効いてくる」をちゃんと見ていなかったです。この点は大変失礼しました。
>あるときに物質の放出が停められたときに、その後減少していく様相が、拡散による効果と半減期による効果では異なるよ、ということが言いたいのだが。
その2つが、時間的な効果が異なるという点は異議なく同意します。
ただ、ソースの放出が断続的に続いていることと、風向きと風速の変化などのために空間的分布が均一にならないために、拡散による効果は非常に複雑で、決して1次近似としても単純に時間の逆2乗と考えてはいけない点は要注意です。
訂正:第1近似 誤:1次近似
ご指摘の、拡散減少による効果を逆2乗で近似するのは乱暴すぎるというのは、分かります。
で、ポイントは、通常の毒物と放射性物質を同じように扱っているマスコミの態度が気になる、というところです。
毒物(例えば水銀とかダイオキシンとか)であれば、拡散で理想的に減少しても逆2乗でしか減少しない(十分低減するのに非常に時間がかかる)の対し、半減期的減少であれば、その時定数(半減期)が短ければ、以外に早く十分な低減が得られる、という点は大事ではないか、ということです。
今後、幸いにして原発の処理が成功し、放射性物質の追加放出が無くなったとすれば、放射性ヨウ素の場合は1年間で約100億分の1に減少します。だとすれば、よっぽど高濃度でなければ、1年立てば、農作も問題ないと考えられる。それを、毒物や病原菌と同じように扱う(影響が長く続くかのように扱う)のは、入らぬ風評被害を招くのではないか、という気がしています。特に「汚染」という言葉を使っていると、その感が強まります。
もちろん、半減期の長いセシウムの場合には指数関数的減少の効果は期待できないので、事態はかなり深刻です。その意味で、(おそらく数値が高い)ヨウ素の濃度ばかり取り上げられ、セシウムの話が表にあまり出てこないのが気になります。 もしその数値が公表されないのであれば、マスコミはそれを質問すべきだし、数値が出ているのであれば、それをちゃんと広報しないと、報道機関としての役割を果たせているとは言えない。
漏れ飛んでるのがヨウ素だけなら良いんですがね
http://www.meti.go.jp/press/20110325001/20110325001-2.pdf [meti.go.jp]
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:0)
地震が起こった事で、原発は停止されたので新たにヨウ素131は生成されない。
つまり検出された値は半減期を迎えている。
出荷されたものを食う頃には検出値よりも更に減ってるのは確実なんだから
そんなにびびる必要は無い。
つーか半減期の事も知らない癖に煽りまくる人が多すぎる事のほうが問題では?
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:2, 興味深い)
バイナリ族の皆さんには分かりやすいですよね。半減期の10倍の時間で1ki→1、20倍で1Mi→1、30倍で1Gi→1。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
付け加えると、15000ベクレルのホウレンソウは16日たっても3750ベクレル。まだ暫定基準値以上ね。
そして半減期が短いということは短期間に放射線をいっぱい出すということでもある(モルあたり)。
Re: (スコア:0)
放射線量に基づく単位がベクレルだぞ。
> そして半減期が短いということは短期間に放射線をいっぱい出すということでもある(モルあたり)。
この文はかなり無意味。
Re: (スコア:0)
#1925453 は放射性原子が同じ数あった場合、より高い放射能(ベクレル)を示すということですよね。
私はこれを「半減期が短いヨウ素131は影響が少ない」という意見に対する反論という意味で無意味ではないと受け止めました。
それに対して #1925498 は、そもそも放射能をベクレル単位で表していることで半減期の違いも加味されている、ということを言いたいのだと受け止めました。
どちらも正しいと思います。誤解があったらごめんなさい。
Re: (スコア:0)
あなたの説明の方がよっぽどわかりやすい件について orz
#1925453だけどACで
Re: (スコア:0)
>セシウムの同位体由来の放射線265万ベクレル、ヨウ素同位体由来放射線254万ベクレル
場所によってはこれが野菜を汚染している可能性もあるのよね。
Re: (スコア:0)
(そのうち、購入してから10日以上密閉したところに保管してから食べて下さいとか言い出すのかな?)
Re: (スコア:0)
ウラン等核燃料の連鎖核分裂反応は止まっているけれど、反応生成物の崩壊は止まっていないという状態。
#つか、そもそも反応生成物の崩壊は年単位で続くから、継続的に冷却しなきゃいけないのに冷却できなくなったのが今回の事故。
反応生成物の崩壊でどんなものができるかはよく知りませんけどね・・・
Re: (スコア:0)
どちらもそこで安定です。
ヨウ素は知ってのとおり半減期8日です。
わかっていない人が多いのですが、半減期に達したというのは持っているエネルギーの半分をすでに放出したということです。
つまり8日で半減期を迎える物質から発生可能なエネルギー(放射線量)というのは総量で最初の8日間で発生したエネルギーの2倍しかないのです。
つまり、新たに水素爆発でも起こって大量放出でも起きない限り、発生から16日ですでに75%のエネルギーを使い切ります。
ここまで無事だった人は大丈夫でしょう。
セシウムが予断を許さないのは確かですが、ヨウ素と同原子量の放出があったとすると(半減期が長いのでBqが低い)、これもβ崩壊一回で終わるので、3/11から8日後の3/19までにヨウ素が放出したβ線を30年かけてゆっくり出すだけですね。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
>ここまで無事だった人は大丈夫でしょう。
被爆の被害が直後に出るものとばかり思っているのだろうなぁ。
被爆二世とか、知らないのんきさがよいですね。
Re: (スコア:0)
チェルノブイリは事故後も反応し続けて、しばらくヨウ素131が放出され続けたということでしょうか?
そうでないのなら、条件は同じですよね。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
#ホントはソースを示さないと意味ないような気もしますが、雑談サイトということでお許しを。
チェルノブイリについては、炉内の反応自体は継続していて中心部の危険は確かに酷いんですが、
周囲への影響としては直接の放射線よりも、ヨウ素・セシウムの飛散が問題であったと。(ここまでは今回も同様)
で、その際飛散した”原料”は稼働中の炉からよりも、使用済み核燃料由来のものの方が圧倒的に多かったとどこかで読みました。
(もしかしたら読んだの/.でかも?(^^;))
もし今以上の悪化がなければ大爆発による飛散だの格納容器に大穴開いての飛散だのは無さそうですが、
冷却が滞れば(この可能性はわりと否定できない)、燃料露出→溶融→更なる放射性物質の飛散
というケースは考慮しなければならないかと。
主反応が止まってようと、今か今かと飛び立とうとしてるヨウ素君たちはまだ沢山待機してるのでしょう。
「もやしもん」みたいに放射性元素を擬人化して目で捉えられる特殊能力持ちの登場が待たれます。
#目で捉えてる時点でヤバい線量なんじゃないかというのは置いておく。
Re: (スコア:0)
確かに”今回の事故での飛散”においては使用済み核燃料のほうが多いでしょう。
何故なら、直前まで運転をしていた使用済み核燃料だからです。
繰り返しますがヨウ素131、セシウム137は臨界中の反応によって生成されます。
今回問題になった核燃料は、最近まで臨界反応を起こしていたので、ヨウ素131、セシウム137が多い。
しかし臨界が起こらない限り増えません。むしろ減ります。
つまり、「主反応が止まってようと、今か今かと飛び立とうとしてるヨウ素君たちはまだ沢山待機してるのでしょう。」
という表現は全く持って不適切です。
ヨウ素131は明後日には、当初の1/4になります。その後も減少し続けます。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
主反応は終わってて、残ってるのは加速度的?幾何級数的?に減少するのは分かった上で、
「一度作られたものがまだ残ってるんじゃないの?」的な意味だったんですけどね。
使用済み核燃料プールからもヨウ素とかセシウムとか検出できるんじゃないですかね?
いやまあ量の見積もりが間違ってるってことなんでしょうね、そこまで仰るのであれば。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
>使用済み核燃料プールからもヨウ素とかセシウムとか検出できるんじゃないですかね?
これ間違えた。燃料棒が破損してなければ漏れない……んですよねきっと?(^^;)
あと元のほうの書き込みで書き忘れたんですが、「炉からの飛散よりも、炉の周囲にあった使用済み核燃料が飛散したことによる被害の方が主体だった」と書きたかった。
炉の中にある燃料棒のことを使用済み~なんて書いたわけではないです。
まあソースが示せないのは一緒なんで説得力はありませんが。
Re: (スコア:0)
その通りです。チェルノブイリでは臨界が爆発の原因です。その後、再臨界が起こりそれが被害を広げた原因と言われています。
爆発後、再臨界により放射能が大量に飛散しました。
つまり全く条件が違います。
Re: (スコア:0)
チェルノブイリと半減期が引き合いに出されるたび、
たった8日間で甲状腺にダメージを受けるのかな?と心配していたところです。
解答ありがとうございます。ものすごく安心しました。
Re: (スコア:0)
しばらく続いた訳で、現在も高温だって話を現地の監視員が数年前にしていた。
福島第一原発では原子炉停止後には臨界も暴走もなく、条件は全く違います。
経過は予断を許さないわけですよ (スコア:2)
当初の想定が甘かったのは仕方ないとしても
その後の復旧作業では甘い予想を繰り返しては新たな問題を繰り返してるわけですし
さて、今後もそれを繰り返さないと言い切れるんでしょうか?
今更言っても仕方ありませんが、建屋吹っ飛ばした段階で最悪のシナリオ想定して
全戦力投入で廃棄してりゃここまで被害は拡大してなかったんじゃないかと思います。
本当に意思決定が遅い。
そういう全力廃棄のシナリオはそもそも想定してなかったんでしょうけど
それにしても問題が起こってから場当たり的な対処しかしてないわけですよ。
ここからさらに悪化するとどこまで悪化するか、その場合どういう事態収拾が可能なのか
そこまで考えたうえで
先回りして軽症のうちに過剰なまでのリソースを全戦力投入して被害拡大を防ぐ
というなら分かりますが、
色気出して復旧策による施設へのダメージ少なくしようとした挙句に
周りも含めた自分の被害をどんどん大きくしてる印象しか持てません。
チェルノブイリより軽症なのは事実かもしれませんが
それは被害に対する良い訳にはなりませんし、
それならとっとと事態を収拾しろよという話にしかなりません。
どうせ廃棄するんでしょ?
ならとっとと生コンでもぶち込んで石棺作れよという話です。
それなら誰もがチェルノブイリ未満の事故だと納得するでしょう。
今の時点では臨界してないんですから。
uxi
Re: (スコア:0)
手が届かない場所になってから再臨界とかしたらどうしようもないんじゃ
Re: (スコア:0)
>現状でコンクリート流し込んでも大丈夫なんでしょうか。
別に臨界しなくても、水が残ってる状態で密閉したら崩壊熱だけで内圧上がってまた爆発しますね。
#チェルノブイリの石棺は、黒鉛が燃えていたので火災を鎮めるために空気を遮断するのが第一の目的です。
#放射能を遮断する効果もありますが、かなり頑丈な造りであるにもかかわらず完全密閉はされていません。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
だからなんなの?
たとえ半減したとしても、その半減した状態での線量が基準値を大幅に超えているんだから、危険なものは危険なんですよ。まさか「半減期を過ぎたらそれ以上放射線は出さない」と思っていないよね?
半減どころか、1/4だろうと1/16だろうと、その時点の線量が危険値なら相変わらず危険なんだけど。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
ここにぶら下げるべきか微妙だが、拡散による希釈と半減期による減少の違いは、もうちょっとちゃんと説明されるべき気がする。
高濃度で撒かれた物質が拡散で希釈されていく場合は、だいたい逆2乗則で濃度が減少していく。一方、半減期による方は指数関数的に減少していく。
この違いは、ある程度時間が立ったときの減少度合いで大きく差がある。
こういうことも含めて議論すべき気がする。
Re: (スコア:0)
> 逆2乗則で濃度が減少していく。
これは拡散じゃなくて「特定の発生源から」の放射線の影響が「距離の」2乗に反比例する、
ということではないですか。
放射性物質の拡散については、逆二乗則を適用するには複雑すぎるのではないでしょうか。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
拡散を単純化したモデルとして、徐々に標準偏差が大きくなるガウス分布を考えます。
つまり、原点(0,0)で時刻 0 に物質が撒かれた場合、
位置 (x,y) に時刻 t での濃度は、
G(x,y| s*t) = (1/(2 * pi * (s * t)^2)) * (exp(-(x^2 + y^2) / (2 * pi * (s*t)^2)))
になります。このうち第2項は t が大きくなると 1 に収束します。なので、第1項の 1/t^2 が効いてくるようになる。
というわけで、逆2乗則。
これはもちろん、物質が時刻 0 のみに撒かれた場合で、継続的に撒いた場合は、異なります。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
現実の大気現象としての物質の拡散は、#1925669の見方が正しい。
#1925724は、単にモデル自体の話をしているだけで、そんな単純なモデルは現実には適用できない。
しかもUSH(8040)さん自体が、「物質が時刻 0 のみに撒かれた場合で、継続的に撒いた場合は、異なります」と言っているように、
現実には、放射性物質は継続的に撒かれているので、すでに前提がくずれている。
マスコミにも登場する「専門家」は、平気で逆2乗則のことしか言わない人がいるが、それは、意図的に嘘を言っているのか、大気科学に無知なのかのどちらか。
現実に合わせた大気シミュレーションは、次のURLなどすでに複数の大気科学研究所で行われていて、物質の待機中での拡散については単純な逆2乗則はあり得ない。
http://transport.nilu.no/products/fukushima [transport.nilu.no]
http://www.zamg.ac.at/aktuell/index.php?seite=1&artikel=ZAMG_2011-... [zamg.ac.at]
http://www.dwd.de/ [www.dwd.de]
多分、2番目のURLのものは元コメにある大元のデータではないでしょうか。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
ちょっと勘違いされているような気がするが、ここで「逆2乗」と言っていたのは、時間の逆2乗。距離の逆2乗ではないところがポイント。
あるときに物質の放出が停められたときに、その後減少していく様相が、拡散による効果と半減期による効果では異なるよ、ということが言いたいのだが。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
確かに。時間と距離とを勘違いしていましたね。
「第1項の 1/t^2 が効いてくる」をちゃんと見ていなかったです。この点は大変失礼しました。
>あるときに物質の放出が停められたときに、その後減少していく様相が、拡散による効果と半減期による効果では異なるよ、ということが言いたいのだが。
その2つが、時間的な効果が異なるという点は異議なく同意します。
ただ、ソースの放出が断続的に続いていることと、風向きと風速の変化などのために空間的分布が均一にならないために、拡散による効果は非常に複雑で、決して1次近似としても単純に時間の逆2乗と考えてはいけない点は要注意です。
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
訂正:第1近似 誤:1次近似
Re:ヨウ素131はそんなにびびるもの? (スコア:1)
ご指摘の、拡散減少による効果を逆2乗で近似するのは乱暴すぎるというのは、分かります。
で、ポイントは、通常の毒物と放射性物質を同じように扱っているマスコミの態度が気になる、
というところです。
毒物(例えば水銀とかダイオキシンとか)であれば、拡散で理想的に減少しても逆2乗でしか減少しない(十分低減するのに非常に時間がかかる)の対し、半減期的減少であれば、その時定数(半減期)が短ければ、以外に早く十分な低減が得られる、という点は大事ではないか、ということです。
今後、幸いにして原発の処理が成功し、放射性物質の追加放出が無くなったとすれば、放射性ヨウ素の場合は1年間で約100億分の1に減少します。だとすれば、よっぽど高濃度でなければ、1年立てば、農作も問題ないと考えられる。それを、毒物や病原菌と同じように扱う(影響が長く続くかのように扱う)のは、入らぬ風評被害を招くのではないか、という気がしています。特に「汚染」という言葉を使っていると、その感が強まります。
もちろん、半減期の長いセシウムの場合には指数関数的減少の効果は期待できないので、事態はかなり深刻です。その意味で、(おそらく数値が高い)ヨウ素の濃度ばかり取り上げられ、セシウムの話が表にあまり出てこないのが気になります。 もしその数値が公表されないのであれば、マスコミはそれを質問すべきだし、数値が出ているのであれば、それをちゃんと広報しないと、報道機関としての役割を果たせているとは言えない。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
漏れ飛んでるのがヨウ素だけなら良いんですがね
http://www.meti.go.jp/press/20110325001/20110325001-2.pdf [meti.go.jp]