アカウント名:
パスワード:
「浄化」後の混入レベルがないんですがどの程度までに出来るんでしょうか…。飲用可能なレベルにまで処理できれば海中に放出しても文句言われないです。2chで指摘されてますが、海水由来の不純物が多い汚染水をどこまで処理可能か、ですね。
新聞報道 [msn.com]では
太田教授らは、放射性ではないセシウムを使って実験。1~10ppmの濃度でセシウムを溶かした水100ミリリットルに粉末1・5グラムを入れて10分間かきまぜると、セシウムをほぼ100%除去できた。ヨウ素やストロンチウムでも同様の結果だった。 太田教授は「放射性であってもなくても、化学的な性質は同じなので応用は可能だ」と話す。福島原発の高線量の汚染水でも、含まれる放射性物質の重量の割合は10ppm程度とみられる。ヨウ素については100ppmでも除去できたという。
太田教授らは、放射性ではないセシウムを使って実験。1~10ppmの濃度でセシウムを溶かした水100ミリリットルに粉末1・5グラムを入れて10分間かきまぜると、セシウムをほぼ100%除去できた。ヨウ素やストロンチウムでも同様の結果だった。
太田教授は「放射性であってもなくても、化学的な性質は同じなので応用は可能だ」と話す。福島原発の高線量の汚染水でも、含まれる放射性物質の重量の割合は10ppm程度とみられる。ヨウ素については100ppmでも除去できたという。
とは書いてありますね。
一方2008年から市販されているSOLIWELL POWDERの技術詳細説明資料 [mlit.go.jp]によると、「撹拌10分沈降時間15分」で重金属類の「除去率95~100%」、「懸濁浮遊物質量(ss=20mg/l)以下」、「水道3級・水産2級レベルク
>高線量の汚染水でも、含まれる放射性物質の重量の割合は10ppm程度とみられる。ヨウ素については100ppmでも除去できたという。
レベル高いなー(棒放射性物質除去で求められるのはppm(百万分の一)でもppb(十億分の一)でもなく、ppt(一兆分の一)レベルの処理能力なのに。ていうか、1000トンの水にただ放り込んでも駄目でしょ、沈殿させる前に攪拌しなきゃいけないと思うんだけど、その辺の大変な作業を誤魔化してない?#この教授、無知なのかそれともわかってて売名行為してるのか……
ですよねー。
10ppmすべてを131Iとすると、46TBq/kgくらいかな (4600兆ベクレル 重さ 市民のための環境学ガイド [yasuienv.net]あたりの数字を思いっきり乱暴に使ってます)。ありえないほど高レベル。作業員が被曝した、3号機タービン建屋内の「高レベル」なものが1.2MBq/cm3 [tepco.co.jp]ですから、この「運転中の原子炉内の一次冷却水より4桁高い」レベルのものの話になりそう。
海水中に意図せず漏出した放射性汚染水で、多分一番高かった4/21時点が131Iが160Bq/cm3 [tepco.co.jp]。サブドレンピット内のものもオーダーとしてだいたいこのくらいっぽい [tepco.co.jp]です。水中濃度限界 (排水中の放射性物質の基準) が0.04Bq/cm3か。3桁から4桁くらい除去できればいいですし、環境中に放出できずとも、ある程度体積を減らすだけでも応急処置としては十分ですが、元のレベルが小さすぎて今回のような単純な処理で十分な能力があるのかは疑問ですね。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
どの程度まで「浄化」出来る? (スコア:1)
「浄化」後の混入レベルがないんですがどの程度までに出来るんでしょうか…。飲用可能なレベルにまで処理できれば海中に放出しても文句言われないです。2chで指摘されてますが、海水由来の不純物が多い汚染水をどこまで処理可能か、ですね。
Re: (スコア:5, 参考になる)
新聞報道 [msn.com]では
とは書いてありますね。
一方2008年から市販されているSOLIWELL POWDERの技術詳細説明資料 [mlit.go.jp]によると、「撹拌10分沈降時間15分」で重金属類の「除去率95~100%」、「懸濁浮遊物質量(ss=20mg/l)以下」、「水道3級・水産2級レベルク
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
>高線量の汚染水でも、含まれる放射性物質の重量の割合は10ppm程度とみられる。ヨウ素については100ppmでも除去できたという。
レベル高いなー(棒
放射性物質除去で求められるのはppm(百万分の一)でもppb(十億分の一)でもなく、ppt(一兆分の一)レベルの処理能力なのに。
ていうか、1000トンの水にただ放り込んでも駄目でしょ、沈殿させる前に攪拌しなきゃいけないと思うんだけど、その辺の大変な作業を誤魔化してない?
#この教授、無知なのかそれともわかってて売名行為してるのか……
Re:どの程度まで「浄化」出来る? (スコア:1)
ですよねー。
10ppmすべてを131Iとすると、46TBq/kgくらいかな (4600兆ベクレル 重さ 市民のための環境学ガイド [yasuienv.net]あたりの数字を思いっきり乱暴に使ってます)。ありえないほど高レベル。作業員が被曝した、3号機タービン建屋内の「高レベル」なものが1.2MBq/cm3 [tepco.co.jp]ですから、この「運転中の原子炉内の一次冷却水より4桁高い」レベルのものの話になりそう。
海水中に意図せず漏出した放射性汚染水で、多分一番高かった4/21時点が131Iが160Bq/cm3 [tepco.co.jp]。サブドレンピット内のものもオーダーとしてだいたいこのくらいっぽい [tepco.co.jp]です。水中濃度限界 (排水中の放射性物質の基準) が0.04Bq/cm3か。3桁から4桁くらい除去できればいいですし、環境中に放出できずとも、ある程度体積を減らすだけでも応急処置としては十分ですが、元のレベルが小さすぎて今回のような単純な処理で十分な能力があるのかは疑問ですね。
Re: (スコア:0)
この処理で体積が減るどころか増えると思います。
浄化前の液体 + 浄化に使う粉末 → 低レベル汚染水 + 高レベル汚泥
低レベル汚染水を海や(煮詰めることで)大気に捨てられないなら、やはり保管が必要です。
汚染レベルを下げれば保管が容易になるのは良いことですが、
保管が難しい高レベルの汚泥はどうしましょう。