パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

火星に水が流れている?NASA発表 」記事へのコメント

  • 濃硫酸とか、生物にまずいものという可能性はないの?
    • Re: (スコア:5, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward

      >濃硫酸とか、生物にまずいものという可能性はないの?

      なんでお前はそう自分中心にしかモノを見られないんだ?

      いいか?たとえばお前が大好きな酸素はそもそも我々よりも先に地上にいた嫌気性細菌にとっては猛毒なんだぞ?
      藍藻類が野放図に大気中に酸素をばらまいた結果、嫌気性細菌は地上を明け渡して我々酸素大好きな生き物が闊歩するようになったんだ。

      だから仮に火星に濃硫酸が大量にあったとしよう。
      その場合は、濃硫酸に最適な生命体がそこで発生し生き残るに違いないよ。

      生命ってのはそういうもんだ。たまたま地球上で濃硫酸がレアな存在だから我々は濃硫酸に弱いだけなんだ。
      地球上で水に弱い生命体が居たらすぐさま滅んじまうだろ?

      もしほかのまったく違った環境で生まれた知的生命体はこう言うかも知れないぞ。
      「水とか、生命にまずいものが大量にある環境で生き物なんか生まれるはずがないじゃないか!」
      と。

      • by Anonymous Coward

        > だから仮に火星に濃硫酸が大量にあったとしよう。
        > その場合は、濃硫酸に最適な生命体がそこで発生し生き残るに違いないよ。

        「違いない」とまで言うのは言い過ぎかと。
        「絶対に生命なんて生まれない、と言い切るのは間違いだ」くらいなら言えますが。

        じっさい、金星は濃硫酸の雨が降ってるそうですが、生命の話は聞いたことがありません。
        将来的に見つかるかも知れませんが。

        極端なことを言えば、太陽の中や宇宙空間に生命がある可能性だって完全否定はできませんが、
        だからといって、その研究のために予算を投じる価値があるかというとどうか。

        • Re: (スコア:1, 参考になる)

          by Anonymous Coward
          そもそもの定義の話として「地球型生命体」を定義としているからです。
          だから、いつぞやのNASAの発表で砒素を取りこめる微生物が見つかったというのは
          生命の系図を表したときに根元の根元で違ってしまう生物がいたという。(うそか本当かは知らないけどね)
          地球型生命体ではない生物が居るかもしれないしそれの観測手段を地球人類は持っていないだけかもしれないんですよ。

          なので、その根元から環境適応して生物が枝分かれしたと仮定を行うとすると
          環境適応のために進化するという話なので濃硫酸に最適な生命体が発生していると考えられる。
          だから、その環境でかつ生命体が発生していると考えた場合にその環境に適応した生物が発生して生き残るに違いないといっているのであって
          火星に居る生物は濃硫酸に最適な生物!といっているわけじゃないよ、仮定に仮定をかさねて推論してるんだよ
          • by Anonymous Coward

            いま議論しているのは、最初の生命が生まれるための環境として、硫酸はどうでしょうか?
            ということだと思います。(そもそも火星に生命がいるか?という段階なのですから)。

            最初の生命が生まれてしまえばあとは適応する、というのは、そのとおりかもしれませんが。

            • Re: (スコア:1, 参考になる)

              by Anonymous Coward

              その最初の生命体すら壊してしまったのがNASA発表の砒素を取り込める生命体です。
              ようするに、生物は6元素C, H, N, O, S, P(だっけ?)だと思われていたのが
              C, H, N, O, S, As(かな?)になっているわけで。

              生物の根幹から異なる生命体なので最初から濃硫酸の中で生物が生まれる可能性は否定できません。

              • by Anonymous Coward on 2011年08月08日 22時47分 (#1999727)

                今のところそれ以前、C,H,Oあたりは念頭にあるけど、まずは溶媒の存在あたりの話では?
                生命に関しては色々レベルがあって、一番基本なところでは、エントロピーを減少させるエネルギーの流れがあるとか、エネルギーを伝え、貯め、運動に変換できる複雑な系が構築できることとかある。
                そういったもので人間が一番良く知り、また検出も可能であるのが、原子同士の電磁気学的な関わりである、我々のベースでもある化学反応。

                化学反応をベースにした場合、反応の場となるために様々な物質を溶かす溶媒が必要。
                気体でも反応は可能だけれど、原子の密度的に液体の方が反応が早い(=確率が高い)
                あと、まわりの環境と分離された個体という形をとるためには固体の物質を構築出来る必要があり、
                また、その物質は、もちろんまわりの溶媒には溶けにくく、なおかつその溶媒と少なくとも原子のやりとりが可能である必要があって、
                さらに、できればある程度柔軟で運動が可能である必要がある。
                というわけで、膜構造とかがやっぱり最適に思えます。

                ところで、化学反応の元となる原子ですが、宇宙での存在比が結構偏りがあり、
                水素、ヘリウムはずば抜けて多い。ただし、ヘリウムは化学的には安定しすぎる。
                次いで2桁くらい下に酸素、下に炭素、酸素の1桁近く下に窒素、ネオン、以下マグネシウム、ケイ素、鉄...とある。
                水素、炭素は酸素と結びついてそこそこ安定し、また水素は炭素や窒素にも結びつく。それらは液化しやすい。
                さらに水素と酸素の化合物である水は液体なら二酸化炭素を初め多くの元素をイオンなどの形で溶かし、自身も適度に電離する優れた溶媒。
                というわけで、水の存在に注目するのも分かります。

                硫酸を溶媒と考えたとき、どこまで複雑な系が構築可能か、溶解している元素から不溶な構造を構築可能か。
                とか考えると、可能性は否定できないけれど、しかし溶媒性能としては唸り声が出る感じ?
                知見が少ないだけかもしれませんけど。

                親コメント

「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

処理中...