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これ何の役に立つの?私は庶民の役に立った人に賞をあげたかったのに。最近の研究者ときたら基礎研究を血税でやってるなんて。なんなの。なんなのよ。
Regardsアルフレッド ノーベル
このケースにおいては(2')(3')でしょう。 通常、合金を急冷するのはアモルファスを得たい時の操作でしょうから。
理論上あり得ても、物として造るのは難しいのよ、ってのが化学の世界ではでかいのかな?
原子を好きなように積み上げられるほど科学は進歩してませんね。なにしろ狙って炭素と炭素をくっつけただけでノーベル賞 [wikipedia.org]です。:) 一方で、計算で予測されていたものが最近作れるようになった、というケースも当然あります。 ペンローズタイルに対抗できそうなパズル風味のものとしては芳香族にひねりを入れてメビウスの帯にしてみました [wikipedia.org]とか。
もともと個体の種類として,結晶(金属とか氷とか)と非晶質(アモルファス,ガラスとか)の2種類しかないと信じられていました。(プラスチックなんかはちょっと別だけど)(というか大学では準結晶があるなんて教えてもらえなかったぞ)
そこに第三の相である準結晶(結晶と非晶質の中間みたいな物)が見つかっって大発見!ってことだと思います。
やっぱり物理の分野だよな。逆格子とかバンドとかブリルアンゾーンとかもろ固体物理じゃん。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111005-00000559-san-soci [yahoo.co.jp] シェヒトマン氏は1
どうなんでしょう、本当に目先の利益にしか関心がないなら、例えばこんな処で文句言っても仕方ないですよね。
皆が凄いという、しかし自分には凄さが理解できない、阻害された気分、「凄くはない」ことにすれば、気が納まる。
そんなもんじゃないでしょうか。
増えているとしたら他にも気分を害することが増えていて、文句になる敷居値が下がっているとか。
(少なくとも当時の西側)世界は、もっと楽天的だったのかも知れませんね、脳天気に科学の進歩に期待できた。
ところがソ連が消えて、中国やインドも単なる第三世界ではなくなって、世界が一つになったけれど、それは、一蓮托生ということで、地球がとても狭いものになってしまった。いくらでも発展できるという期待や夢もしぼんでしまったのかも知れません。
まあ、中国やインドの人々の強烈なパワーはまた別でしょうが。
「はやぶさが小惑星に行って何の得があるの?」という質問に科学者がまともに答えられないからでしょ。
はやぶさが小惑星に行って何の得があるの?
>庶民の役に立った人に賞をそんなこと遺言に書いてなかったじゃん
>私は庶民の役に立った人に賞をあげたかったのに。
おいおい、ノーベルはそんなこと言ってないぜ。あくまで「人類に最高の貢献をした人に」だ。庶民だなんて言ってないし、役に立つ、なんて制限もない。あくまで人類、そして貢献だ。貢献ってのは必ずしも役に立つとイコールじゃない。人類に新たな視点を与えるのだって貢献だ。例えば今が天動説の世の中でコペルニクスが出てきたんなら、地動説がなんの役にも立たなくとも貢献はでかいと思うぜ。
……ただまあ、今のノーベル賞がノーベルの望んだ形か、っちゅうのはまあ確かに微妙なとこはあるけど。
テフロンくらいは知ってるよね?あれって準結晶の応用らしいよ。
#自分も今ググってしっただけだけどID
ん?テフロンは別に準結晶構造ではなかったと思いますが……#そもそもポリマーなので本当の意味での準結晶にはなれないはず.
準結晶構造を持つ薄膜を表面につけることで,「テフロンに似た」相互作用の比較的小さい(=ものがくっつきにくい)表面を作る,というコーティング手法はありますが.
テフロンの発明と実用化自体は準結晶の発見より遙かに昔だから、応用ってのはあり得ないんじゃないかな。
とりあえず前書きとして、「貢献」ってのは必ずしも物質的な成果を要求しない、ってのを押さえておくのは重要だ。
>どういう貢献をして
・結晶ではない規則構造があるという驚きをもたらした。・非周期的だが規則を持つ構造に関する物性論の進展を促した
とかそんな感じだな。
>どういう応用製品があるの。
準結晶コーティングという技術がある。準結晶は周期性を持たない特殊な対称性によってバンドに擬ギャップが生じ、フェルミエネルギー付近の相互作用が弱くなることで滑りがよい。さらに材質が基本金属元素なのでテフロン加工などより耐久度が高い。また結晶性物質だと単位格子の界面での滑り(ズレ)による組成変形が可能になるのに対し、準結晶ではそのような並進のズレに対して対称ではないためそういったズレが非常に困難であり、ゆえに変形しにくく堅い被膜が作れる。
クメールルージュの残党から、毛沢東同士賞が貰えるかも。科学者なんて養うな!そうだそうだ!知識人なんてみな強制労働させるべきだ!そうだそうだ!
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ノーベルです (スコア:-1)
これ何の役に立つの?
私は庶民の役に立った人に賞をあげたかったのに。
最近の研究者ときたら基礎研究を血税でやってるなんて。
なんなの。
なんなのよ。
Regards
アルフレッド ノーベル
Re:ノーベルです (スコア:1)
(1) 数学の世界で、全く同じパターンの繰り返し無しに、無限に広い空間を埋め尽くせる、何種類かのブロックの形状組み合わせが存在することが示され、その埋め尽くしパターンは繰り返し有りの埋め尽くしパターンではあり得ない対称性を持つなどの性質が調べられた
(2) という事は、理論上、「準結晶」の構造を持つ化合物が存在しうる、とその分野の化学者は考えて、探してみたりしていた
(3) ついにその具体例を見つけた
なのか、
(2') なんだか普通に考えてあり得ない性質の化合物が出来た
(3') 測定結果が正しいと信じて、それを説明する理論を色々探していたら、数学の世界の(1)を見つけた
なのか、とか。
どちらかというと、化学より数学の方が好きだったので、このニュース→「いや、数学的にあり得る構造なら、そら造ろうと思えば造れるんじゃね?」みたいな印象を抱いてしまいます。むしろ、そんな構造があり得たのか、数学すげー、みたいな(笑)。
理論上あり得ても、物として造るのは難しいのよ、ってのが化学の世界ではでかいのかな? もっと数学寄りに、適当に積み上げると途中で詰むはずだけど、詰まずにでっかい結晶になってる、すげー、みたいに驚けば良いのかな?
Re:ノーベルです (スコア:1)
このケースにおいては(2')(3')でしょう。
通常、合金を急冷するのはアモルファスを得たい時の操作でしょうから。
原子を好きなように積み上げられるほど科学は進歩してませんね。なにしろ狙って炭素と炭素をくっつけただけでノーベル賞 [wikipedia.org]です。:)
一方で、計算で予測されていたものが最近作れるようになった、というケースも当然あります。
ペンローズタイルに対抗できそうなパズル風味のものとしては芳香族にひねりを入れてメビウスの帯にしてみました [wikipedia.org]とか。
Re: (スコア:0)
もともと個体の種類として,結晶(金属とか氷とか)と非晶質(アモルファス,ガラスとか)の
2種類しかないと信じられていました。(プラスチックなんかはちょっと別だけど)
(というか大学では準結晶があるなんて教えてもらえなかったぞ)
そこに第三の相である準結晶(結晶と非晶質の中間みたいな物)が見つかっって
大発見!ってことだと思います。
やっぱり物理の分野だよな。
逆格子とかバンドとかブリルアンゾーンとかもろ固体物理じゃん。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111005-00000559-san-soci [yahoo.co.jp]
シェヒトマン氏は1
Re:ノーベルです (スコア:1)
Re:ノーベルです (スコア:1)
どうなんでしょう、本当に目先の利益にしか関心がないなら、
例えばこんな処で文句言っても仕方ないですよね。
皆が凄いという、しかし自分には凄さが理解できない、阻害された気分、
「凄くはない」ことにすれば、気が納まる。
そんなもんじゃないでしょうか。
増えているとしたら他にも気分を害することが増えていて、
文句になる敷居値が下がっているとか。
Re:ノーベルです (スコア:1)
ところが今は「はやぶさが小惑星に行って何の得があるの?」と言ってはばからない人たちが増えている、これはどういうことなのかな、と。何か時代的,世代的な差があるのかな、と思ったり。
Re:ノーベルです (スコア:1)
(少なくとも当時の西側)世界は、もっと楽天的だったのかも知れませんね、
脳天気に科学の進歩に期待できた。
ところがソ連が消えて、中国やインドも単なる第三世界ではなくなって、
世界が一つになったけれど、それは、一蓮托生ということで、地球がとても
狭いものになってしまった。
いくらでも発展できるという期待や夢もしぼんでしまったのかも知れません。
まあ、中国やインドの人々の強烈なパワーはまた別でしょうが。
Re: (スコア:0)
「はやぶさが小惑星に行って何の得があるの?」という質問に科学者がまともに答えられないからでしょ。
はやぶさが小惑星に行って何の得があるの?
Re:ノーベルです (スコア:1)
技術というものは、その可能性があるから研究が進められているわけだし、それに賛同する人がたくさんいるから資金が提供されているわけです。推して知るべし。
成果に結びつかなければゼロ、成果が花開けば1です。あなたが期待しているような「-1」にはならないでしょう。
# そろそろ見苦しいレス付けはやめたらどうですか?
みんなニヤニヤしながら見てますよ?
Re: (スコア:0)
>庶民の役に立った人に賞を
そんなこと遺言に書いてなかったじゃん
Re: (スコア:0)
>私は庶民の役に立った人に賞をあげたかったのに。
おいおい、ノーベルはそんなこと言ってないぜ。
あくまで「人類に最高の貢献をした人に」だ。庶民だなんて言ってないし、役に立つ、なんて制限もない。あくまで人類、そして貢献だ。
貢献ってのは必ずしも役に立つとイコールじゃない。人類に新たな視点を与えるのだって貢献だ。例えば今が天動説の世の中でコペルニクスが出てきたんなら、地動説がなんの役にも立たなくとも貢献はでかいと思うぜ。
……ただまあ、今のノーベル賞がノーベルの望んだ形か、っちゅうのはまあ確かに微妙なとこはあるけど。
Re:ノーベルです (スコア:2)
テフロンくらいは知ってるよね?
あれって準結晶の応用らしいよ。
#自分も今ググってしっただけだけどID
Re:ノーベルです (スコア:1)
ん?
テフロンは別に準結晶構造ではなかったと思いますが……
#そもそもポリマーなので本当の意味での準結晶にはなれないはず.
準結晶構造を持つ薄膜を表面につけることで,「テフロンに似た」相互作用の比較的小さい(=ものがくっつきにくい)表面を作る,というコーティング手法はありますが.
Re: (スコア:0)
テフロンの発明と実用化自体は準結晶の発見より遙かに昔だから、応用ってのはあり得ないんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
とりあえず前書きとして、「貢献」ってのは必ずしも物質的な成果を要求しない、ってのを押さえておくのは重要だ。
>どういう貢献をして
・結晶ではない規則構造があるという驚きをもたらした。
・非周期的だが規則を持つ構造に関する物性論の進展を促した
とかそんな感じだな。
>どういう応用製品があるの。
準結晶コーティングという技術がある。
準結晶は周期性を持たない特殊な対称性によってバンドに擬ギャップが生じ、フェルミエネルギー付近の相互作用が弱くなることで滑りがよい。さらに材質が基本金属元素なのでテフロン加工などより耐久度が高い。また結晶性物質だと単位格子の界面での滑り(ズレ)による組成変形が可能になるのに対し、準結晶ではそのような並進のズレに対して対称ではないためそういったズレが非常に困難であり、ゆえに変形しにくく堅い被膜が作れる。
Re: (スコア:0)
クメールルージュの残党から、毛沢東同士賞が貰えるかも。
科学者なんて養うな!そうだそうだ!
知識人なんてみな強制労働させるべきだ!そうだそうだ!