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カーボンナノチューブの特性を利用した体内埋め込み電源」記事へのコメント

  • C60とかCNTって発がん性ありまえんでしたっけ? まぁ体曝する部分でないと思いますけど。
    • by Anonymous Coward on 2011年10月30日 18時12分 (#2042216)

      C60・発がん性だとコバルト60連想してしまうので要注意だ。

      ま、それは置いといてもカーボンナノチューブやらナノコーン?の発がん性に対しての評価は疫学的に十分な資料がない。
      数十年後の発がん性に対しては動物実験も出来ないので大量暴露した研究者の人柱待ちだね。

      なんか良い手段はないものか?

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      • > C60・発がん性だとコバルト60連想してしまうので要注意だ。

        それは、60-Coってお約束のツッコミは置いといて。

        > ま、それは置いといてもカーボンナノチューブやらナノコーン?の発がん性に対しての評価は疫学的に十分な資料がない。
        > 数十年後の発がん性に対しては動物実験も出来ないので大量暴露した研究者の人柱待ちだね。
        > なんか良い手段はないものか?

        CNTは、(ポインティングディバイスではない方の)マウス相手に影響検証をしているようです。
        ・国立環境研究所ニュース 29(5)カーボンナノチューブ吸入曝露装置の作製と毒性評価 -中核研究プロジェクト3「環境中におけるナノ粒子等の体内動態と健康影響評価」から- | 国立環境研究所
        http://www.nies.go.jp/kanko/news/29/29-5/29-5-02.html [nies.go.jp]

        とかく新素材(←言葉合ってる?)の機能効用がクローズアップされますが、安全性の検証方法の確立も同じように重要です。
        #ソフトウェアのユニットテストの様な方法論があるのかな?

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        • by Anonymous Coward on 2011年10月30日 18時35分 (#2042225)

          マウスによる検証は短期毒性には有効でも長期に渡る検証や蓄積性の化学物質に対してはデータ出しづらいですらねえ・・
          C60は呼吸器から血液内に取り込まれて末端血管系にたまるようだ・・・みたいな実験ありましたがそれがどんな障害を出すかは
          結論が・・・しばらく出ない。

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      • by Anonymous Coward

        細長い物質は先端で細胞が粒子だと誤認識して飲み込もうとして
        飲み込み切れずに細胞が死んでしまうという話を何処かで見た気がする
        石綿の発がん問題と関連して

        • by Anonymous Coward on 2011年10月31日 0時27分 (#2042308)

          短期的には、ナノチューブはむしろ細胞と親和性が高くて、表面にくっついて成長したりします。長期的な影響は現在検証中。あまり影響なさそうって報告は多いけど、影響があるという報告もあるので断言できず。

          元々はアスベストとの絡みで、細長いから同じようにまずいんじゃない?って話だったんだけど、そもそもアスベスト被害のメカニズムがよくわかっていないため、細長いからと言うだけでまずいのかどうかすらよくわかっていない。
          一応アスベストの方の最近の研究では、細長いことは排出されにくい事には繋がるが、毒性のメカニズムには関係なさそう、という意見が多い。ただしそもそものアスベストが何故毒性を示すかのメカニズムが(仮説はいくつかあるけど)確定していないので、確実とは言えないけど。

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          • by Anonymous Coward on 2011年10月31日 11時08分 (#2042383)

            岡山大学が、アスベストの発がんメカニズム解明! って発表してましたね。
            ガラスウールも細長いですが発がん性はIARCのグループ3ですので、物理的形状がただちに発がん性と結びつくわけではなさそうです。

            #アスベストはグループ1

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            • by Anonymous Coward

              二つ上の#2042308のコメントのACです。
              岡山大の話(中村先生の研究ですよね?)が出たので、せっかくなのでちょっと補足を。

              石綿による中皮腫を発症している人においては含鉄タンパクであるフェリチンが増えていることが知られていました。中村先生の研究はそのあたりを(多分)出発点にしていまして、6名の中皮腫患者を調べて、

              ・鉄含有量の多い石綿の周りには、フェリチンの蓄積が起こっていた
              ・フェリチンは沈着時に様々な微量金属元素も一緒に取り込んでいた

              と言うことを見出します。で、そこから、

              アスベスト類は一度取り込まれると排出されにくく1箇所に留まる(よく知

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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