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ハンバーガー型というから水滴が層になってるのかと思いきや、バンズ型ってことなんですね。
いえ、ハンバーグ [google.com]型ってことだと思いますよ。
"hamburger" を Google検索すると、次候補で "hamburger steak" が出ますけど、"burger" だと "burger king" とかですね。英語圏文化はよく分かりませんが、"burger" でハンバーグ(ステーキ)の意味にも使われます?
# それはそうと、マックのハンバーガーはかなり薄っぺらいので、せめてビッグマック型と言ってほしいな。>オリジナル論文
ただしソースはデミグラス英語wikipediaですが、英語圏は当該の料理はSalisbury steakと呼ぶ [wikipedia.org]のが一般的なようで、「Hamburg steak」は「a popular Salisbury steak dish in Japan.」、つまり「日本において洋食化された料理」みたいに捉えられてますね。 パン粉使うのは「日本のハンバーグ」特有みたい。
ハワイのロコモコは日本の影響下とされてる。
なるほど、ありがとうございます。
ああ、そもそも元論文には "burgeroid" なんて一言も書かれちゃいねえ。"non-spherical drop shapes" とか書かれていますね。バーガー型(burgeroid)と書かれているのは英文解説記事のほうだけでした。
phasonさんのコメント(#2065664) [slashdot.jp]にもありますが、よく知られているように、落下する水滴は細かいとほぼ球状のままですが、やや大きなものはまんじゅう型にひしゃげます。球状の水滴による虹とまんじゅう型の水滴による虹では色が現れる位置(というか角度)が異なるので、それがうまく混在すると枝分かれした虹になるということなんでしょう。
環水平アーク [wikipedia.org]などはもっと曲率が低くて、ほぼ水平に一直線だったりしますが、どういう仕組みなんでしょうかね。太陽方向に見えたり、いろいろ条件が違いますが。
>ほぼ水平に一直線だったりしますが、どういう仕組みなんでしょうかね。
散乱体の形状が効いています.通常の虹ですと散乱体がほぼ球形なんで,入射光と反射光がある角(約42度)を成す全方向に強い散乱が生じます.つまり,入射光に対しリング状に散乱されます.逆に観測者を一点に固定して考えると,観測者-水滴および水滴-太陽,という二つの直線が42度になる位置の水滴からの散乱が強く見えますが,こういった位置関係になる水滴の場所はリング状になりますので,円弧として見えます.
一方,circumhorizon arcに関しては,薄い板状の氷の結晶による散乱になります.こういった微結晶は地面に対して水平に浮いていますが,
が適切。水滴や氷の結晶内部での屈折による全反射を考えると上記の説明はわかりやすくなる。虹の色に分かれるのは、波長による屈折率の違い=分散ですし。
や、それは分野依存だと思う。>「用語としては」
#比較系表現の「短波」が、学者の所属する分野によって100kmくらいの波長の海の波だったり、#3ミクロンくらいの赤外だったり、ラジオ短波だったりするのと似た感じ。
雲とかエアロゾルとかで光がどうなるの、って大気光学系の分野だとそれぞれの粒子によって、「光が散乱する(scattering)」っていう言い方が専門用語。
もちろん、内部ではマクスウェルの方程式に従った物理現象が生じているんだけど、虹とか扱おうというスケールだと、雨粒一個一個の内部のマクスウェルを解いてる場合じゃない。
粒子内部の現象はマクロに捉えちゃって、「この形状ならこれ」という解にしておく。ので、中でどうこう「屈折」しているかというのはブラックボックス化。で、「これこれこういう粒子によって電磁波が散乱している」ととらえるの。
定式化はMie Scattering [wikipedia.org]など。完全球状の粒子のときの解は解析的に解けるんだっけか。
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層なんですよ山本さん (スコア:0)
ハンバーガー型というから水滴が層になってるのかと思いきや、
バンズ型ってことなんですね。
Re: (スコア:1)
いえ、ハンバーグ [google.com]型ってことだと思いますよ。
Re: (スコア:2)
"hamburger" を Google検索すると、次候補で "hamburger steak" が出ますけど、"burger" だと "burger king" とかですね。英語圏文化はよく分かりませんが、"burger" でハンバーグ(ステーキ)の意味にも使われます?
# それはそうと、マックのハンバーガーはかなり薄っぺらいので、せめてビッグマック型と言ってほしいな。>オリジナル論文
Re: (スコア:0)
ただしソースは
デミグラス英語wikipediaですが、英語圏は当該の料理はSalisbury steakと呼ぶ [wikipedia.org]のが一般的なようで、
「Hamburg steak」は「a popular Salisbury steak dish in Japan.」、つまり
「日本において洋食化された料理」みたいに捉えられてますね。
パン粉使うのは「日本のハンバーグ」特有みたい。
ハワイのロコモコは日本の影響下とされてる。
Re: (スコア:2)
なるほど、ありがとうございます。
ああ、そもそも元論文には "burgeroid" なんて一言も書かれちゃいねえ。"non-spherical drop shapes" とか書かれていますね。バーガー型(burgeroid)と書かれているのは英文解説記事のほうだけでした。
phasonさんのコメント(#2065664) [slashdot.jp]にもありますが、よく知られているように、落下する水滴は細かいとほぼ球状のままですが、やや大きなものはまんじゅう型にひしゃげます。球状の水滴による虹とまんじゅう型の水滴による虹では色が現れる位置(というか角度)が異なるので、それがうまく混在すると枝分かれした虹になるということなんでしょう。
Re: (スコア:0)
環水平アーク [wikipedia.org]などはもっと曲率が低くて、ほぼ水平に
一直線だったりしますが、どういう仕組みなんでしょうかね。
太陽方向に見えたり、いろいろ条件が違いますが。
Re: (スコア:1)
>ほぼ水平に一直線だったりしますが、どういう仕組みなんでしょうかね。
散乱体の形状が効いています.
通常の虹ですと散乱体がほぼ球形なんで,入射光と反射光がある角(約42度)を成す全方向に強い散乱が生じます.つまり,入射光に対しリング状に散乱されます.
逆に観測者を一点に固定して考えると,観測者-水滴および水滴-太陽,という二つの直線が42度になる位置の水滴からの散乱が強く見えますが,こういった位置関係になる水滴の場所はリング状になりますので,円弧として見えます.
一方,circumhorizon arcに関しては,薄い板状の氷の結晶による散乱になります.こういった微結晶は地面に対して水平に浮いていますが,
「散乱」ねー、用語としては屈折 (スコア:1)
が適切。水滴や氷の結晶内部での屈折による全反射を考えると上記の説明はわかりやすくなる。虹の色に分かれるのは、波長による屈折率の違い=分散ですし。
Re:「散乱」ねー、用語としては屈折 (スコア:0)
や、それは分野依存だと思う。>「用語としては」
#比較系表現の「短波」が、学者の所属する分野によって100kmくらいの波長の海の波だったり、
#3ミクロンくらいの赤外だったり、ラジオ短波だったりするのと似た感じ。
雲とかエアロゾルとかで光がどうなるの、って大気光学系の分野だと
それぞれの粒子によって、「光が散乱する(scattering)」っていう言い方が専門用語。
もちろん、内部ではマクスウェルの方程式に従った物理現象が生じているんだけど、
虹とか扱おうというスケールだと、雨粒一個一個の内部のマクスウェルを解いてる場合じゃない。
粒子内部の現象はマクロに捉えちゃって、「この形状ならこれ」という解にしておく。
ので、中でどうこう「屈折」しているかというのはブラックボックス化。
で、「これこれこういう粒子によって電磁波が散乱している」ととらえるの。
定式化はMie Scattering [wikipedia.org]など。
完全球状の粒子のときの解は解析的に解けるんだっけか。