パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

GARMIN が準天頂衛星対応のハンディ GPS を発売」記事へのコメント

  • GPS互換電波に対応しただけ。測位精度を誤差1m以内にできるとかいう「みちびき」のガラパゴス仕様対応は未定。まあ当然か。

    • Re: (スコア:4, 参考になる)

      by Anonymous Coward

      みちびきが対応する精度向上は日本の独自規格ではないよ。既存の「L1-SAIF」信号は未確定という点でまだ実験ではあるが、 JAXAの資料によると [qzss.jaxa.jp]。

      「高精度測位実験システム」では、米国が進めている「GPS近代化」とほぼ同一の測位信号を送信して、GPS利用者の利便性を向上させることが目的の一つです。

      と言う事で規格を先取りしたもの。GPSは一度に一気にバージョンアップされるわけでは無く、順次新しい衛星に置き換えていく中で数年かけて更新されていく。GPSは米国のものなので、これは当然米国の優先順位に従う。その中でいち早く自前で利用できる様にしたもの。またさらにL1C/A L2,L5信号と言ったものも今後送信予定。
      この事はJAXAの児童向けFAQにすら書いてある [www.jaxa.jp]。

      またL1-SAIF信号自体も、必ずハードウエア改修が必要なわけではなく、ソフトウエアで対応が可能。

      • by Anonymous Coward on 2012年02月16日 12時25分 (#2100257)

        http://www.enri.go.jp/~sakai/qzss.htm [enri.go.jp]
        上記の電子航法研究所のページにある通り、みちびきが発信している補強信号信号は2種類あって、一つが"QZS-L1-SAIF", もう一つが"QZS-LEX"ですね。
        後者は確かにガラパゴスですが、前者は国際規格です。

        どうもこの2種類の扱いがチャンポンになっているので、状況が分かりにくいみたいですね。
        QZS-LEXに対応するなら、GARMINの代理店の言う通り大きな機能追加が必要です。
        しかし、元コメのご指摘の通り、既存のSBASに対応している機器であれば、それほど大きくない改良でQZS-L1-SAIFに対応することは可能なはずです。
        現状、日本のSBASはMTSAT(ひまわり)を使用するもので、ハンディタイプの製品はよく知らないのですが、産業用途のGPSでは対応製品はたくさんあります。

        ちなみに、「ひまわり」があれば「みちびき」いらないじゃん、と思われるかもしれませんが、ひまわりは静止衛星で仰角が低いので、都市部や山間地ではすぐ見えなくなっちゃいます。
        GPS補強信号はインテグリティ保証(要するに外れ値が出ませんよってこと)ができるようになることが売りのはずなのに、そもそも受信できないところがいっぱいあるんじゃ意味ないじゃん、って話ですね。
        まあ飛行機に使うだけならひまわりでもいい気がしますが。

        親コメント

アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

処理中...