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熱が発生すると減速するのはなんで?
探査機の進む方向に赤外線の光子を放射しているので,作用-反作用の法則で減速します.
同じ原理で加速するのが太陽帆船.
一様な放射なら減速は起こりませんが,放射率の分布で前方に放射される割合が多いのでしょう.
ちょっと初歩的な疑問
作用-反作用の法則って、結局運動量保存則ですよね?でも、光子は質量ゼロだから運動量もゼロのような気がするんですけど
光子は運動量はあるんだよ。もっとも、むしろ運動量のイメージを捨てて抽象化してエネルギーだと捉える方が自然かも。
運動量とエネルギーは別物ですよね。
ところで、エネルギーって、物質とも相互変換できるので、そういうもの(もの=物体じゃないですけど)があるという感触があるのですが、運動量って、たんに数式の上でそういうのを導入すると計算上便利だから導入してるだけ、というイメージがどうしてもぬぐえません。
運動量って、いったい何なのでしょうか。たんに計算が便利なために導入された量なのでしょうか。それとも、なにかそういうもの(ものじゃないけど)があるのでしょうか。あるとすれば、どんなもの?(すくなくとも、エネルギーとは別物なのですが。。。)
現時点で目の前にボールがある(時刻と位置が決まっている)状況を考えましょう。さて、次にボールがどちらへ動くか予測できますか?
もしボールが上から落ちてきたものであれば、それは下へ落ちていくでしょう。もりボールが前から飛んできたものであれば、そのまま自分に当たるでしょう。
というわけで、ニュートン力学では、質点の運動はある時刻での位置と質量では決まらないのです。その時刻での速度と運動の向きの情報(速度ベクトルで表せる)も必要です。
そして、運動を考える上では、位置と運動量(質量と速度ベクトルの積)をベースに考えると非常に見通しが良く、運動量というのは基本的な概念であるという話。
質量とかだってそういった概念のひとつなわけで、質量はOKだけど運動量はNGというのはちょっと変。わかりにくいのは同意だけど。
一応書いておきますねE^2=p^2c^2+m^2c^4
物質と相互変換できるって言うのがどういう意味かはっきり分かりませんがある質量を持った物体を生成できるという意味ならある運動量を持った物体を生成できるという意味で質量と運動量にそれほど違いがあるとは思えませんね…
まあ実際には運動量の項は左辺に移項して、エネルギーとセットで表されるべきものですけど。(エネルギーは4次元時空上の4元運動量ベクトルにおける、時間軸に対応する成分だから)エネルギー⇔時間に関する対称性運動量⇔空間に関する対称性と関係してます
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
原理を教えて下さい (スコア:0)
熱が発生すると減速するのはなんで?
Re: (スコア:5, 参考になる)
探査機の進む方向に赤外線の光子を放射しているので,
作用-反作用の法則で減速します.
同じ原理で加速するのが太陽帆船.
一様な放射なら減速は起こりませんが,放射率の分布で前方に
放射される割合が多いのでしょう.
Re: (スコア:0)
ちょっと初歩的な疑問
作用-反作用の法則って、結局運動量保存則ですよね?
でも、光子は質量ゼロだから運動量もゼロのような気がするんですけど
Re: (スコア:1)
光子は運動量はあるんだよ。
もっとも、むしろ運動量のイメージを捨てて抽象化してエネルギーだと捉える方が自然かも。
Re:原理を教えて下さい (スコア:0)
運動量とエネルギーは別物ですよね。
ところで、エネルギーって、物質とも相互変換できるので、そういうもの(もの=物体じゃないですけど)が
あるという感触があるのですが、運動量って、たんに数式の上でそういうのを導入すると
計算上便利だから導入してるだけ、というイメージがどうしてもぬぐえません。
運動量って、いったい何なのでしょうか。たんに計算が便利なために導入された量なのでしょうか。
それとも、なにかそういうもの(ものじゃないけど)があるのでしょうか。あるとすれば、どんなもの?
(すくなくとも、エネルギーとは別物なのですが。。。)
Re: (スコア:0)
現時点で目の前にボールがある(時刻と位置が決まっている)状況を考えましょう。
さて、次にボールがどちらへ動くか予測できますか?
もしボールが上から落ちてきたものであれば、それは下へ落ちていくでしょう。
もりボールが前から飛んできたものであれば、そのまま自分に当たるでしょう。
というわけで、
ニュートン力学では、
質点の運動はある時刻での位置と質量では決まらないのです。
その時刻での速度と運動の向きの情報(速度ベクトルで表せる)も必要です。
そして、運動を考える上では、
位置と運動量(質量と速度ベクトルの積)をベースに考えると非常に見通しが良く、
運動量というのは基本的な概念であるという話。
質量とかだってそういった概念のひとつなわけで、質量はOKだけど運動量はNGというのはちょっと変。
わかりにくいのは同意だけど。
Re: (スコア:0)
一応書いておきますね
E^2=p^2c^2+m^2c^4
物質と相互変換できるって言うのがどういう意味かはっきり分かりませんが
ある質量を持った物体を生成できるという意味なら
ある運動量を持った物体を生成できるという意味で
質量と運動量にそれほど違いがあるとは思えませんね…
まあ実際には運動量の項は左辺に移項して、エネルギーとセットで表されるべきものですけど。
(エネルギーは4次元時空上の4元運動量ベクトルにおける、時間軸に対応する成分だから)
エネルギー⇔時間に関する対称性
運動量⇔空間に関する対称性
と関係してます