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でもこういう過程があったからこそ、今の人類の進化があると思えば、この精神障害というのは「社会不適合者」とかではなく「進化に必要な突然変異種」とみなす方がいいのかもしれないですね。かといって社会にいられると結構困ることが多いのも確かですけど。
>「進化に必要な突然変異種」とみなす方がいいのかもしれないですね。
そういう意味では「全ての個体は突然変異種」だよ。むしろ「個人差」とか「バラツキ」とか呼ぶ方がいい。
天才の持つ「知能が高い」というのは本来なら優れた要素なのに、その優れた能力が種全体に広まらないのはなぜか。メリットに匹敵するくらいのデメリットもあって、全体としての能力は必ずしも秀でているとは言い切れないからだろう。
一方で「知能が低い」というのも本来は劣った要素だから淘汰され絶滅しても良さそうな物だけれども、それ相応のメリットもあるので淘汰されずに生き残ってる。
その程度の違いでしかない。
進化というのは、生物が置かれている環境に適応するということであって、優れたものが生き残ることとは(微妙に)違います。環境が変化すると、それまで進化の頂点にあった生物が劣ったものとして淘汰されたりしますよね。環境の変化に対応するために、生物の進化にはランダムな要素が埋め込まれていたりもするわけですけど。ちなみに、遺伝的アルゴリズムでは、ランダムさの度合いが進化の速さとか適応度を大きく左右したりもします(これは余談ですが)。
つまり人間が置かれている環境が、知能が高いことを要請しているかどうか。知能が高ければ環境に適応する能力は一般的に高いと考えられますけどかつては、力が強いとか病気になりにくいといった性質も同程度に重要で、知能が高いだけでは環境に適応は出来なかったでしょう。
現代では、力や病気は機械や医療によって補われるので、知能の高さを要求する圧力は、かつてより高まっているかもしれません。その淘汰圧による進化が目に見える形で現れるより先に、人間が絶滅してしまう可能性が結構高いような気もしますけどね。
人間は社会的動物なので、社会を構成する際、頭や脳細胞ばかりが出来ると不都合という話もありそうです。
個体発生の過程で、同じ遺伝子が(単純な濃度勾配等で)分化していくとか、卵の周囲の温度でオス/メスが変化してしまうとか、に似たような話があったりして。
ともあれ、ロボット化/自動化が進むにつれて、その構成比も脳細胞的役割を担う比率が高まるような淘汰圧が掛りそうですね。進化の過程で、脳容量が急速に増大した人類のように。
なるほどfirewheel氏もサンドバッグぐらいにはなるわけですね
結局、人間ってコミュニケーションスキルが一番大切な生き物だからじゃないかな。
IQが違いすぎると他の人とのコミュニケーションがお互い苦痛になるんですよね。「コイツ何訳の分からないこと言ってるんだ?」と「コイツなんで理解できないんだ?」のぶつかり合い。普通は多数が凡庸なので、少数の高IQ者は「頭おかしい人」と見られてしまう。もちろん理解できている高IQ者が相手のレベルに合わせればいいのですが、高IQ者には常に相手のレベルに合わせる必要があり、ストレスが溜まりまくり。
他の人と会話していて物事の考え方が異なっていることを自覚した経験があるかもしれ
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進化 (スコア:1)
でもこういう過程があったからこそ、今の人類の進化があると思えば、
この精神障害というのは「社会不適合者」とかではなく
「進化に必要な突然変異種」とみなす方がいいのかもしれないですね。
かといって社会にいられると結構困ることが多いのも確かですけど。
Re:進化 (スコア:1)
>「進化に必要な突然変異種」とみなす方がいいのかもしれないですね。
そういう意味では「全ての個体は突然変異種」だよ。
むしろ「個人差」とか「バラツキ」とか呼ぶ方がいい。
天才の持つ「知能が高い」というのは本来なら優れた要素なのに、その優れた
能力が種全体に広まらないのはなぜか。メリットに匹敵するくらいのデメリットもあって、
全体としての能力は必ずしも秀でているとは言い切れないからだろう。
一方で「知能が低い」というのも本来は劣った要素だから淘汰され絶滅しても
良さそうな物だけれども、それ相応のメリットもあるので淘汰されずに
生き残ってる。
その程度の違いでしかない。
Re:進化 (スコア:3)
進化というのは、生物が置かれている環境に適応するということであって、
優れたものが生き残ることとは(微妙に)違います。
環境が変化すると、それまで進化の頂点にあった生物が劣ったものとして
淘汰されたりしますよね。
環境の変化に対応するために、生物の進化にはランダムな要素が
埋め込まれていたりもするわけですけど。
ちなみに、遺伝的アルゴリズムでは、ランダムさの度合いが進化の速さとか
適応度を大きく左右したりもします(これは余談ですが)。
つまり人間が置かれている環境が、知能が高いことを要請しているかどうか。
知能が高ければ環境に適応する能力は一般的に高いと考えられますけど
かつては、力が強いとか病気になりにくいといった性質も同程度に重要で、
知能が高いだけでは環境に適応は出来なかったでしょう。
現代では、力や病気は機械や医療によって補われるので、知能の高さを
要求する圧力は、かつてより高まっているかもしれません。
その淘汰圧による進化が目に見える形で現れるより先に、
人間が絶滅してしまう可能性が結構高いような気もしますけどね。
Re: (スコア:0)
人間は社会的動物なので、社会を構成する際、頭や脳細胞ばかりが出来ると
不都合という話もありそうです。
個体発生の過程で、同じ遺伝子が(単純な濃度勾配等で)分化していくとか、
卵の周囲の温度でオス/メスが変化してしまうとか、に似たような話があったりして。
ともあれ、ロボット化/自動化が進むにつれて、その構成比も脳細胞的役割を担う
比率が高まるような淘汰圧が掛りそうですね。
進化の過程で、脳容量が急速に増大した人類のように。
Re: (スコア:0)
なるほどfirewheel氏もサンドバッグぐらいにはなるわけですね
Re: (スコア:0)
結局、人間ってコミュニケーションスキルが一番大切な生き物だからじゃないかな。
IQが違いすぎると他の人とのコミュニケーションがお互い苦痛になるんですよね。
「コイツ何訳の分からないこと言ってるんだ?」と「コイツなんで理解できないんだ?」のぶつかり合い。
普通は多数が凡庸なので、少数の高IQ者は「頭おかしい人」と見られてしまう。
もちろん理解できている高IQ者が相手のレベルに合わせればいいのですが、
高IQ者には常に相手のレベルに合わせる必要があり、ストレスが溜まりまくり。
他の人と会話していて物事の考え方が異なっていることを自覚した経験があるかもしれ